「インフルエンザで頭が割れるように痛い」「熱は下がったのに頭痛だけ残っている」と不安になっていませんか?
頭痛は、発熱や全身のだるさ、筋肉痛・関節痛と並んで、インフルエンザでよくみられる代表的な症状の一つです[1][2]。
多くの場合は熱などの症状とともに数日から1週間ほどで落ち着いていきますが、意識がおかしい、けいれんがあるなど、頭痛以外の神経の症状を伴う場合は重い合併症のサインのこともあります[1][4]。
頭痛を和らげるお薬にはインフルエンザのときに避けたい成分もあり、特に子どもでは注意が必要です[3][5]。
この記事では、インフルエンザの頭痛の特徴、いつまで続くか、ひどいときの対処法、使えるお薬と注意点、すぐに受診したい危険なサインまでを、厚生労働省などの公的機関の情報をもとに整理しています。
つらい頭痛を少しでも和らげ、受診の判断に迷わないための参考にしてください。
インフルエンザで頭痛が起こるのはよくある症状
「インフルエンザでこんなに頭が痛くなるものなの?」と、強い頭痛に驚いた方もいるでしょう。
頭痛は、インフルエンザの主な症状の一つとして、公的機関の資料でも挙げられています[1][2]。
発熱や体の痛みと同時に出ることが多く、つらさを強く感じやすい症状でもあります。
どのような頭痛がインフルエンザでみられやすいのかを知っておくと、風邪との違いを考える手がかりになります。
ここでは、インフルエンザの頭痛の特徴と、風邪の頭痛との違いを整理します。
頭痛は発熱や関節痛と並ぶ代表的な全身症状
頭痛は、発熱や全身のだるさ、筋肉痛・関節痛と並んで、インフルエンザの代表的な症状の一つに数えられます[1][2]。
インフルエンザでは、38℃以上の発熱や頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感などが比較的急速に現れるのが特徴です[1]。
国の感染症情報サイトでも、主な症状として発熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛・関節痛、せき、鼻水などが挙げられ、一般的な上気道炎と比べて全身症状が強いとされています[2]。
高い熱が出たのと同じころから、頭全体が締めつけられるように痛んだり、ズキズキと脈打つように痛んだりして、横になっていてもつらいと感じる方もいるでしょう。
頭痛の強さには個人差があり、熱や体の痛みに比べて頭痛が特につらいと感じる人もいれば、あまり気にならない人もいます。
頭痛と一緒に寒気やふるえが出て、布団にくるまっても体の震えがおさまらないということもあります。
頭痛そのものはインフルエンザでよくみられる症状のため、ほかの症状とあわせて落ち着いて様子を確認しておくと安心です。
風邪の頭痛との違いは「急に」「ほかの全身症状と一緒に」出ること
インフルエンザの頭痛は、高熱や関節痛、強いだるさなどの全身症状と一緒に、急に現れやすい点が風邪との違いです[1][5]。
厚生労働省の資料では、インフルエンザは急激に発症し、強い倦怠感などの全身症状が出るのに対し、風邪は比較的ゆっくり発症し、鼻やのどなど局所的な症状が中心とされています[5]。
インフルエンザでも、のどの痛みや鼻水、せきといった風邪と同じような症状がみられることがあります[1]。
発熱の程度にも違いがあり、インフルエンザは高熱になることが多いとされています[5]。
鼻水やのどの痛みから始まって軽い頭痛が続く場合と、寒気とともに急に熱が上がり、頭や体の節々が一気に痛くなる場合とでは、受け止め方も変わってくるでしょう。
頭痛に加えて急な高熱や関節痛、強いだるさが重なっている場合は、インフルエンザの可能性を考えるきっかけになります[1]。
頭痛の有無だけで判断するのではなく、症状の出方や組み合わせに目を向けておきましょう。
頭痛だけ・熱がないときもインフルエンザの可能性はある?
「熱はないけれど頭痛がする」「頭痛だけなのにインフルエンザかもしれない」と迷うこともありますよね。
インフルエンザは発熱と全身症状が急に出るのが典型的ですが、症状の出方には幅があります[1][2]。
感染していても症状が出ない人や、軽い症状だけで済む人もいるとされています[1]。
頭痛だけの場合にどう考えればよいかを知っておくと、受診や周りへの配慮を判断しやすくなります。
ここでは、頭痛だけ・熱がない場合の考え方と、相談したほうがよい状況を整理します。
頭痛だけでインフルエンザかどうかを判断するのは難しい
頭痛だけの症状から、インフルエンザかどうかを判断するのは難しいと考えておきましょう。
頭痛はインフルエンザの代表的な症状の一つですが、典型的なインフルエンザでは、発熱や全身のだるさ、筋肉痛・関節痛などが一緒に現れます[1][2]。
一方で、インフルエンザに感染していても症状が出ない場合や、軽い症状だけで済む場合もあるとされています[1]。
寝不足や疲れがたまっているときの頭痛なのか、インフルエンザの始まりなのか、自分では区別がつかずに不安になることもあるでしょう。
頭痛が出たあとに寒気や急な発熱、関節痛などが続いて現れる場合は、インフルエンザの可能性を考えて体調の変化を見守ることが大切です[1]。
熱がない場合でも、強いだるさや関節の痛みが同時にあるときは、体からの大事なサインとして受け止めておきましょう。
頭痛だけの段階で決めつけず、その後ほかの症状が加わらないか、体温を測りながら確認してみてください。
流行期や身近に感染者がいる場合は医療機関に相談する
インフルエンザの流行期や、家族・職場などにインフルエンザの人がいる場合は、頭痛だけでも医療機関に相談することを検討しましょう。
インフルエンザの潜伏期間は1〜3日程度とされています[2]。
症状が軽い場合でも、ウイルスに感染していれば周りの人にうつす可能性があります[1]。
子どもがインフルエンザと診断された翌日に、看病していた自分にも頭痛と少しのだるさが出てきたというケースもあるでしょう。
受診する際は、事前に医療機関へ電話で症状や身近な感染者の有無を伝えておくと、診察の流れを案内してもらいやすくなります。
高齢の家族や小さな子どもがいる家庭では、自分の頭痛が軽くても、家庭内でうつさない工夫を早めに始めておくことが大切です[1]。
頭痛だけでも状況によってはインフルエンザの可能性があると考え、人混みへの外出を控えるなど、周りへの配慮もあわせて心がけてみてください[1]。
インフルエンザの頭痛はいつまで続く?
つらい頭痛が続くと、「いつになったら楽になるのだろう」と不安になりますよね。
公的機関の資料では、頭痛だけの持続期間ではなく、インフルエンザ全体の経過の目安が示されています[1]。
熱などの症状の回復にあわせて、頭痛も和らいでいくと考えられます。
ただし、熱が下がったあとも頭痛が続く場合や、だんだん強くなる場合には注意が必要です。
ここでは、経過の目安と、解熱後も頭痛が続くときの考え方を整理します。
熱などの症状とともに数日〜1週間ほどで落ち着くことが多い
インフルエンザは多くの場合、4〜5日ほど発熱などの症状が続いたあと自然に軽快し、1週間程度で回復するとされています[1]。
頭痛はインフルエンザの全身症状の一つのため、熱が下がり体のだるさが和らぐのにあわせて、軽くなっていくと考えられます。
抗インフルエンザ薬を発症から48時間以内に飲み始めた場合、発熱期間は通常1〜2日短くなるとされています[1]。
仕事や学校を休む期間の目安とは別に、体調が元に戻るまでの時間には個人差があります。
熱が高い時期がいちばんつらく、熱が下がり始めた頃から頭の痛みも少しずつ気にならなくなってきたと感じる方もいるでしょう。
一方、熱が下がったあともしばらくはだるさが残り、本調子に戻るまでに時間がかかる場合もあります。
経過には個人差があるため、目安の期間を参考にしつつ、無理をせず体を休めることを優先してください。
熱が下がったあとも頭痛が続く・強くなるときは受診を
熱が下がったあとも頭痛が続く場合や、頭痛がだんだん強くなる場合は、自己判断で様子を見続けず、医療機関に相談しましょう。
公的機関の資料では、解熱後に頭痛がどのくらい続くかの目安は示されていません[1][2]。
インフルエンザでは、肺炎や脳症などの重い合併症が現れることがあり、子どもでは中耳炎や熱性けいれんを伴うこともあるとされています[1][5]。
「熱は下がったのに、頭痛だけが何日も続いていて仕事に集中できない」「一度軽くなった頭痛がまた強くなってきた」と心配になる方もいるでしょう。
一度下がった熱が再び上がる、頭痛に加えて強いだるさが続くなど、回復の流れから外れる変化があるときは、早めの受診を考えてください。
頭痛の原因はインフルエンザ以外にもさまざまで、医師が診察して判断する必要があります。
インフルエンザが原因かどうかにかかわらず、いつもと違う頭痛が続くときは医療機関で相談しておくと安心です。
インフルエンザの頭痛がひどいときの対処法
頭痛がひどいときは、「少しでも早く楽になりたい」と思いますよね。
インフルエンザの頭痛をやわらげるには、まず体をしっかり休めることが基本になります[1]。
お薬を使う場合も、休養や水分補給とあわせて考えることが大切です[1][5]。
自宅でできる工夫を知っておくと、受診までのあいだや療養中のつらさを少しでも和らげやすくなります。
ここでは、頭痛がひどいときに自宅でできる過ごし方を整理します。
安静・睡眠・水分補給を優先する
インフルエンザで頭痛がひどいときは、安静にして睡眠を十分にとり、こまめに水分を補給することを優先しましょう[1]。
国のQ&Aでも、インフルエンザの症状があるときは安静にして休養をとり、特に睡眠を十分にとることが大切です[1]。
水分はお茶でもスープでも、飲みたいもので構わないとされています[1]。
高熱で汗をかいているのに、頭痛や吐き気がつらくて水分をあまりとれていないということもあるでしょう。
一度にたくさん飲もうとせず、少量ずつ回数を分けて口に含むようにすると、体への負担を抑えながら水分を補いやすくなります。
熱が下がって頭痛が軽くなってきても、すぐに普段どおりの生活に戻らず、体力が戻るまでは無理をしないことが大切です。
体を休めることが回復への近道と考え、仕事や家事はできるだけほかの人に任せて、横になる時間を確保してください。
部屋を暗く静かにして、楽な姿勢で休む
頭痛がつらいときは、部屋の明かりや音を控えめにして、自分が楽だと感じる姿勢で休みましょう。
明るい光や大きな音が気になると、頭痛がつらく感じられて、体を十分に休めにくくなることがあります。
気持ちよく感じる範囲で、額や首の後ろを冷たいタオルなどで冷やすのも、楽に過ごすための一つの方法です。
スマートフォンの画面を長く見ていると、目が疲れて頭の重さが増したように感じる方もいるかもしれません。
寒気が強いときは無理に冷やさず、体を温めて休むなど、そのときの体調に合わせて調整してください。
空気が乾燥すると気道粘膜の防御機能が低下するとされているため、加湿器などで室内の湿度を適度に保つのもよいでしょう[1]。
自分にとって楽な環境を整えることも、つらい頭痛と付き合ううえで大切な工夫の一つといえます。
インフルエンザの頭痛に使えるお薬と注意点
「頭痛がつらいから、家にある頭痛薬を飲んでもいいの?」と迷う方もいるでしょう。
解熱鎮痛薬にはさまざまな種類があり、インフルエンザのときは成分によって注意が必要です[3][5]。
特に子どもでは、インフルエンザのときに使わないよう求められている成分があります[3][5]。
お薬の選び方を知っておくと、つらい頭痛にも落ち着いて対処しやすくなります。
ここでは、使えるお薬の考え方と注意点、困ったときの相談先を整理します。
解熱鎮痛薬はアセトアミノフェン(カロナールなど)が基本とされる
インフルエンザの発熱や痛みに解熱鎮痛薬を使う場合は、アセトアミノフェンが適切とされます[3]。
厚生労働省の公表資料では、日本小児科学会が、インフルエンザにともなう発熱に使うならアセトアミノフェンが適切であり、非ステロイド系消炎剤の使用は慎重にすべきとの見解を示したことが紹介されています[3]。
インフルエンザの解熱目的には、アセトアミノフェンの使用などで患者の予後に悪影響なく対応が可能との意見もまとめられました[3]。
医療機関でインフルエンザと診断されたときに、頭痛や熱に対してカロナールなどのアセトアミノフェン製剤を処方された方もいるでしょう。
市販の頭痛薬や総合感冒薬の中には、さまざまな成分を組み合わせたものがあり、箱を見ただけでは判断しにくいこともあります[5]。
市販のかぜ薬は、熱や鼻水などの症状をやわらげることはできても、インフルエンザウイルスに直接効くものではないとされています[5]。
使う量や間隔は年齢や体重によって異なるため、医師や薬剤師の指示、添付文書の用法・用量を守って服用してください。
子どもには使ってはいけない成分がある
15歳未満の子どもがインフルエンザにかかったときは、アスピリンなどのサリチル酸系の解熱鎮痛薬、ジクロフェナクナトリウム、メフェナム酸を使わないようにしましょう[3][5]。
インフルエンザ脳炎・脳症を発症した患者で、ジクロフェナクナトリウムやメフェナム酸を使った人は、解熱剤を使わなかった人と比べてわずかながら死亡率が高かったと報告されました[3]。
厚生労働省は、小児のインフルエンザにともなう発熱にメフェナム酸製剤は基本的に使わないことが適当とする合意事項を公表しています[3]。
大人用に処方された頭痛薬や、以前に別の病気でもらったお薬が家に残っていると、つい子どもにも使いたくなるかもしれません。
他の人に処方されたお薬や、別の病気のために処方されて使い残したお薬は、使うことを避けるよう求められています[5]。
市販の解熱鎮痛薬やかぜ薬の一部にはアスピリンなどのサリチル酸系の成分が含まれているものがあるため、子どもに使うときは医師や薬剤師に相談しましょう[5]。
子どもの頭痛や熱にお薬を使うときは、自己判断で家にあるお薬を使わず、成分を確認してもらったうえで使うと安心です。
お薬が効かない・手元のお薬を使いたいときは医師や薬剤師に相談する
お薬を飲んでも頭痛がおさまらないときや、手元にあるお薬を使ってよいか迷うときは、医師や薬剤師に相談しましょう。
解熱鎮痛薬はつらさを和らげるためのもので、インフルエンザウイルスそのものに効くお薬ではありません[5]。
抗インフルエンザ薬を使うかどうかは、症状が出てからの時間や病状をふまえて医師が判断します[1]。
「カロナールを飲んだのに頭痛があまり楽にならない」「次の服用まで時間があるけれど、別の痛み止めを足してもいいのか」と迷う方もいるでしょう。
自己判断で量を増やしたり、別の解熱鎮痛薬を重ねて飲んだりすると、思わぬ副作用につながるおそれがあるため、服用前に医師や薬剤師に確認するようにしてください。
大人の場合も、ロキソプロフェンやイブプロフェンなど手元にある鎮痛薬を使ってよいかは、インフルエンザと分かった時点で医師や薬剤師に確認しておくと安心です。
お薬が効かないほどの頭痛は、合併症などのサインの可能性もあるため、我慢せずに早めに医療機関へ相談することを心がけてみてください。
すぐに受診したい危険な頭痛のサイン
インフルエンザの頭痛の多くは療養とともに落ち着いていきますが、中には急いで受診が必要なケースもあります[1]。
特に子どもでは、まれに急性脳症を起こすことがあるとされています[1][2]。
どのような症状があれば急いで受診すべきかを知っておくと、いざというときに慌てずに行動できます。
「様子を見ていいのか分からない」と迷ったときの判断材料にしてください。
ここでは、頭痛とあわせて注意したい危険なサインを整理します。
意識がおかしい・けいれん・異常な言動はインフルエンザ脳症の可能性
頭痛とともに、意識がおかしい、けいれんがある、言動や行動がおかしいといった様子がみられる場合は、すぐに医療機関を受診してください[1][4]。
厚生労働省の研究班によるガイドラインでは、インフルエンザ脳症の主な初発神経症状として、意識障害、けいれん、異常言動・行動が挙げられます[4]。
なかでも意識障害は、インフルエンザ脳症の神経症状の中で最も重要なものとされています[4]。
呼びかけても反応が鈍い、ぼんやりして視線が合わない、意味の分からないことを話し続けるといった様子が見られると、家族も強い不安を感じるはずです。
インフルエンザにかかった子どもや未成年者では、お薬の服用の有無にかかわらず急に走り出すなどの異常行動が報告されているため、少なくとも発熱から2日間は一人にしないよう配慮しましょう[1]。
同じガイドラインでは、発熱に何らかの神経症状をともなう場合は受診を促すこととされており、夜間や休日でも迷わず医療機関に連絡することが大切です[1][4]。
「頭が痛い」という訴えに加えて、普段とは違う様子が少しでもあれば、様子を見すぎずに受診を優先しましょう。
高熱が続く・呼吸が苦しい・水分がとれないときも早めに受診する
頭痛に加えて、高熱が続く、呼吸が苦しいといった症状がある場合も、早めに医療機関を受診しましょう[1]。
国のQ&Aでは、高熱が続く、呼吸が苦しい、意識状態がおかしいなど具合が悪い場合は、早めに医療機関を受診するよう呼びかけています[1]。
インフルエンザでは、肺炎や脳症などの重い合併症が現れ、入院治療が必要になる場合もあります[1]。
頭痛と高熱で食事がとれず、水分も思うように飲めていない状態が続くと、ぐったりして起き上がるのもつらくなることがあるでしょう。
高齢者や持病のある人、乳幼児は重症化しやすいとされるため、症状が軽いうちから医師に相談しておくと安心です[1][2]。
夜間や休日に受診すべきか迷ったときは、自治体などの電話相談窓口を利用することもできるでしょう。
インフルエンザの頭痛に関するよくある質問
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Q1. インフルエンザの予防接種のあとに頭痛が出ることはありますか?
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インフルエンザワクチンの接種後に、頭痛が出ることはあります[1]。
発熱や頭痛、寒気、だるさなどの全身性の反応は、接種を受けた人の5〜10%に起こり、通常2〜3日で消失するとされています[1]。
頭痛が長引く、強くなるなど気になる症状がある場合は、接種した医療機関に相談してください。
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Q2. インフルエンザB型は頭痛がひどいのですか?
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公的機関の資料では、頭痛の強さをA型・B型で分けて示してはいません[1][2]。
頭痛はインフルエンザの代表的な症状の一つとして、型を問わずみられるものです[1][2]。
型にかかわらず、頭痛がひどいときや危険なサインがあるときは、早めに医療機関に相談しましょう。
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Q3. 子どもが頭が痛いと言うときに気をつけることはありますか?
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子どもでは、まれに急性脳症を起こすことがあるため、意識の状態やけいれん、言動の変化に注意してください[2][4]。
解熱鎮痛薬を使う場合は、アスピリンなどのサリチル酸系、ジクロフェナクナトリウム、メフェナム酸を避け、医師や薬剤師に相談しましょう[3][5]。
少なくとも発熱から2日間は、子どもを一人にしないよう見守ることも大切です[1]。
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Q4. 頭痛がひどいときは何科を受診すればよいですか?
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インフルエンザが疑われる頭痛の場合は、内科や小児科、発熱外来などに相談するのが一般的です。
受診する前に電話で症状を伝えておくと、来院の時間や方法を案内してもらいやすくなります。
意識の状態がおかしい、けいれんがあるなど危険なサインがある場合は、時間帯にかかわらず救急医療機関への連絡を優先してください[1][4]。
インフルエンザの頭痛についてのまとめ
頭痛は、発熱や全身のだるさ、筋肉痛・関節痛と並ぶインフルエンザの代表的な症状で、ほかの全身症状と一緒に急に現れやすいのが特徴です[1][2]。
頭痛だけでインフルエンザかどうかを判断するのは難しいため、流行期や身近に感染者がいる場合は医療機関に相談しましょう[1][2]。
インフルエンザは多くの場合4〜5日ほどで軽快し、1週間程度で回復するとされますが、解熱後も頭痛が続く・強くなるときは受診を検討してください[1]。
頭痛がひどいときは、安静・睡眠・水分補給を優先し、部屋を暗く静かにして楽な姿勢で休むと過ごしやすくなります[1]。
解熱鎮痛薬はアセトアミノフェンが適切とされ、15歳未満ではアスピリンなどのサリチル酸系、ジクロフェナクナトリウム、メフェナム酸を避ける必要があります[3][5]。
意識がおかしい、けいれん、異常な言動はインフルエンザ脳症のサインの可能性があるため、すぐに医療機関を受診してください[1][4]。
お薬の使い方に迷ったときや頭痛がつらいときは、一人で我慢せず、医師や薬剤師に相談すると安心です。
参考文献
[1] 厚生労働省「令和7年度 急性呼吸器感染症(ARI)総合対策に関するQ&A」(令和7年12月19日版)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/infulenza/QA2025.html
[2] 国立健康危機管理研究機構(JIHS)感染症情報提供サイト「インフルエンザ」(2025年9月25日更新)
https://id-info.jihs.go.jp/infectious-diseases/influenza/index.html
[3] 厚生労働省「インフルエンザによる発熱に対して使用する解熱剤について(医薬品等安全対策部会における合意事項)」(平成13年5月30日)
https://www.mhlw.go.jp/houdou/0105/h0530-4.html
[4] 厚生労働省 インフルエンザ脳症研究班「インフルエンザ脳症ガイドライン【改訂版】」(平成21年9月)
https://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/hourei/2009/09/dl/info0925-01.pdf
[5] 厚生労働省「インフルエンザ 基礎知識」(平成19年12月)
https://www.mhlw.go.jp/bunya/iyakuhin/file/dl/File01_0001.pdf
※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としたものであり、医療アドバイスではありません。
お薬の服用に関しては必ず医師にご相談ください。
※効果・効能・副作用の現れ方は個人差がございます。
※医師の判断によりお薬を処方できない場合があります。