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マンジャロは生理中に打てる?生理が遅れる原因や不正出血・ピル併用の注意点を解説

  • マンジャロ

マンジャロを使用中に「生理が遅れた」「不正出血があった」「生理中に注射しても大丈夫?」と不安を感じていませんか?

マンジャロ(チルゼパチド)の添付文書には生理中の投与を制限する記載はなく、月経周期に関係なくスケジュール通りに注射を継続して問題ないとされています[1]。

ただし、マンジャロによる急激な体重減少がホルモンバランスに影響を与え、生理の遅れや不正出血が起こる可能性は報告されているため、原因と対処法を正しく理解しておくことが大切です[3]。

この記事では、マンジャロと生理の関係について、生理中の注射の可否から、生理が遅れる原因、不正出血への対応、生理前〜生理中の体重変動の仕組み、ピル併用時の注意点まで一般の方にもわかりやすく解説します。

ぜひ最後までお読みください。

マンジャロは生理中に注射しても問題ない

「生理とかぶってしまったけれど、注射を打ってよいのだろうか」と迷う方は少なくないでしょう。

結論として、マンジャロは生理中であっても予定通り注射して問題ありません。製薬メーカーの添付文書にも月経期間中の投与を制限する指示は記載されておらず、週1回のスケジュールをそのまま維持することが推奨されています[1]。

ただし、PMS(月経前症候群)や生理痛で体調がすぐれない場合には無理をせず、投与のタイミングを調整する選択肢もあるため、不安な方は医師に相談してください[4]。

添付文書に月経期間中の投与制限はない

マンジャロは月経周期に関係なく、いつでも注射できるお薬です。

マンジャロの有効成分であるチルゼパチドは、GIPとGLP-1の受容体に作用して食欲を抑えるお薬であり、子宮や卵巣に直接作用する仕組みではないためです[1]。

国内外の研究においても、月経期間中の注射で安全性に問題があったとする報告は確認されていません。

生理を理由に注射を自己判断でスキップしてしまうと、薬の血中濃度が不安定になり効果の減弱や副作用が出やすくなる可能性があります。投与スケジュールを安定して維持することが治療効果を最大限に引き出すポイントとなるため、生理中であっても予定通りの注射を続けてください[1]。

PMS・生理痛がひどいときの対処法

PMS(月経前症候群)や強い生理痛がある日に注射するのは、体への負担が気になるところでしょう。

マンジャロの消化器系の副作用(吐き気・腹痛など)と生理に伴う不調が重なると、症状を強く感じやすくなる可能性があるためです[1][4]。

すでに注射を継続していて副作用が落ち着いている方であれば、基本的にはスケジュール通りで問題ありません。

初めての注射や増量直後のタイミングが生理期間と重なる場合は、体調が安定している日に1〜2日ずらすことを検討しても構いませんが、自己判断でずらす前に必ず処方医に相談してください[1][2]。

マンジャロで生理が遅れる・来ない原因

マンジャロを使い始めてから「生理が遅れている」「いつもより周期が長くなった」と感じる方は一定数いらっしゃいます。

生理の遅れは、お薬が直接子宮や卵巣に悪影響を与えているのではなく、急激な体重変化やホルモン環境の変動が間接的に影響しているケースがほとんどです[6]。

急激な体重減少がホルモンバランスに影響する仕組み

マンジャロで生理が遅れる最も多い原因は、急激な体重減少に伴うホルモンバランスの乱れです。

体重が短期間に5kg以上減少、または体重の10%以上が減少すると無月経になるといわれており、体重減少が激しいほど卵巣機能は低下しやすくなります[6]。

脳の視床下部がストレスを感知すると、卵巣への指令がうまく行われなくなり、排卵が遅れたり月経周期が乱れたりする可能性があるのです[5]。

体重が安定し、体が新しい体重に慣れてくれば月経周期も徐々に整ってくるケースが多いため、焦らず経過を見守ることが大切でしょう[8]。

脂肪細胞の減少とエストロゲン分泌の変化

ダイエットで脂肪が急激に減少すると、体内のホルモン環境が一時的に不安定になることがあります。

脂肪細胞からは女性ホルモンであるエストロゲンが分泌されているため、脂肪量の急な変動はエストロゲンの産生量にも影響を及ぼすためです[6]。

エストロゲンの分泌バランスが崩れると、子宮内膜の成長や剥離のリズムが乱れ、生理周期のズレや経血量の変化として現れる可能性があります[3]。

多くの場合は体重が安定してくれば自然に月経周期も元に戻るとされているため、過度に心配する必要はありません[8]。

生理が3ヶ月以上来ない場合は婦人科受診を

生理の遅れが1〜2週間程度であれば、一時的なホルモンバランスの乱れとして様子を見ても問題ないケースが多いでしょう。

しかし、3ヶ月以上生理が来ない状態は「続発性無月経」に該当し、放置すると骨密度の低下や将来の妊娠する力に影響を及ぼす可能性があります[3][5]。

マンジャロの使用有無にかかわらず、3ヶ月以上月経がない場合は婦人科を受診して原因を調べてもらうことが重要です[7]。

受診時には「マンジャロを使用中であること」「注射開始時期と体重の変化」「直近の月経日」を医師に伝えると、スムーズに診察が進みます。「ダイエットのせいだろう」と自己判断で放置することは避け、早めに専門医の判断を仰いでください[5]。

マンジャロ使用中の不正出血は副作用?

マンジャロを使い始めてから「生理ではないのに少量の出血があった」「茶色っぽいおりものが続く」と感じた方もいるかもしれません。

マンジャロの添付文書に不正出血は直接的な副作用として記載されていませんが、急激な体重変化に伴うホルモンバランスの乱れが間接的な原因となって不正出血が生じる可能性はあるため、仕組みと対処法を知っておくことが大切です[1][3]。

不正出血が起こる仕組み

マンジャロ使用中の不正出血は、お薬が子宮を直接傷つけているわけではありません。

ダイエットによって脂肪が急激に減少すると、脂肪細胞から分泌されるエストロゲンの量が変動し、体内のホルモン環境が一時的に不安定になるためです[6]。

ホルモンバランスが乱れると、子宮内膜の増殖や剥離のリズムが崩れ、月経以外のタイミングで少量の出血(茶色っぽいおりものや薄い出血)が起こることがあります[3]。

多くの場合は体重が安定し体が新しい状態に慣れてくれば自然に治まるため、少量の出血が一時的に見られた程度であれば落ち着いて経過を観察してください[8]。

すぐに婦人科を受診すべき危険なサイン

不正出血の多くは一時的なホルモンバランスの乱れによるものですが、なかには婦人科疾患が隠れている可能性もあります[3]。

出血が2週間以上ダラダラと続く場合や、ナプキンが1時間で溢れるほどの大量出血がある場合は「マンジャロのせいだろう」と自己判断せず、速やかに婦人科を受診してください。

強い腹痛や発熱を伴う出血、性交時の出血が繰り返される場合も、子宮筋腫やポリープ、子宮頸がんなどの疾患が原因となっている可能性が否定できません[7]。

マンジャロ使用中であることを婦人科の医師にも必ず伝えたうえで、適切な検査と診断を受けることが重要でしょう[5]。

生理前〜生理中に体重が減らない・増える理由

「マンジャロを使っているのに、生理前になると体重が増えてしまう」と悩む方は非常に多いのではないでしょうか。

生理前〜生理中の体重増加は、女性ホルモンの影響による自然な生理現象であり、マンジャロの効果が落ちているわけではありません[4]。

脂肪が増えたわけではなくむくみによる一時的な変動であるため、焦らずに生理後の体重変化を見て判断することが大切でしょう。

プロゲステロンによるむくみと水分貯留の仕組み

生理前に体重が増える最大の原因は、プロゲステロンの働きによる水分貯留です。

プロゲステロンは排卵後に分泌量が増加し、妊娠に備えて体に水分や栄養を蓄えようとする作用を持っています[4]。

この影響で体がむくみやすくなるだけでなく、腸管のむくみによって便秘が起こりやすくなることも体重増加の一因となるでしょう。

体重が最も重くなるのは生理直前とされており、生理が始まると徐々にむくみが解消されて体重も元に戻っていきます[3]。この時期に体重計の数字だけを見て落ち込む必要はありません。

生理中もマンジャロの効果は変わらない

「生理中はマンジャロが効かないのでは?」と感じる方もいますが、マンジャロの薬理作用は月経周期に左右されるものではありません。

マンジャロの食欲抑制効果や胃排出遅延作用は、GIPおよびGLP-1受容体への作用によって生じるものであり、女性ホルモンの変動とは別の仕組みで働いているためです[1]。

生理前〜生理中に「お薬が効いていない」と感じる主な理由は、プロゲステロンの影響で食欲が増しやすくなることと、水分貯留による体重増加が重なるためでしょう[4]。

生理後にむくみが解消されたタイミングで体重を確認すると、お薬の効果を正しく実感しやすくなるため、焦らずスケジュール通りの注射を続けてください[1]。

生理前の食欲増加とマンジャロの効果

マンジャロを使っていても、生理前になると「急にお腹が空く」「甘いものが我慢できない」と感じることはありませんか?

生理前の食欲増加はPMS(月経前症候群)の代表的な症状のひとつであり、マンジャロを使用していても完全には抑えられないケースがあります[4]。

ホルモンバランスの変動による食欲の波とマンジャロの食欲抑制効果がぶつかることで、「いつもより効きが弱い」と感じる方もいるでしょう。

これはお薬の効果が実際に低下しているのではなく、ホルモンの力が一時的に上回っている状態であるため、生理周期に合わせた対策を取ることが重要です[1]。

PMS期に食欲抑制効果が弱まったと感じる理由

生理前にマンジャロの効果が弱まったように感じるのは、プロゲステロンの影響で血糖値の変動が大きくなるためです。

通常は食後5〜6時間かけてゆっくり下がる血糖値が、PMS期には3時間ほどで急降下しやすくなり、体がエネルギーを求めて空腹感を強く発する仕組みになっています[4]。

加えて、精神的なイライラや気分の落ち込みが食べることでの発散欲求を高めるため、マンジャロの食欲抑制作用だけでは対処しきれない場面が出てくるのです。

「生理前だから仕方ない」と割り切り、食べ過ぎた分は生理後に調整するという柔軟な姿勢で取り組んでみてください。

生理周期に合わせた食事と過ごし方の工夫

PMS期の食欲増加に対しては、マンジャロの効果を補う形で食事内容や過ごし方を工夫すると、体重増加を最小限に抑えやすくなります。

血糖値の急降下を防ぐためには、1回の食事量を減らして食事回数を増やす「分食」が有効です[4]。甘いものが食べたくなった際は、ナッツやヨーグルトなど血糖値の上昇が緩やかな食品を少量取り入れるとよいでしょう。

むくみ対策としては、カリウムを多く含むバナナやほうれん草を意識的に摂り、塩分の摂りすぎを控えることが効果的です[7]。

体調がすぐれないときは無理に運動する必要はなく、軽いストレッチやウォーキングで血流を促す程度で十分ですので、自分のペースで過ごしてください。

マンジャロとピル(低用量ピル)の併用に関する注意点

マンジャロの使用を検討している女性のなかには、生理痛の緩和や避妊を目的として低用量ピルを服用中の方も多いのではないでしょうか。

結論として、マンジャロとピルの併用は可能ですが、添付文書では「併用注意」に指定されています[1]。避妊効果の低下や不正出血のリスクを正しく理解したうえで、必要な対策を取ることが重要でしょう。

併用は可能だが「併用注意」に指定されている理由

マンジャロとピルが「併用注意」とされている主な理由は、マンジャロが持つ胃内容排出遅延作用です。

マンジャロは胃の中にある食べ物やお薬が腸へ送られる速度を遅くする働きを持っており、経口薬であるピルの成分が腸に届くまでの時間や吸収量に影響を与える可能性があります[1]。

実際に、マンジャロと経口避妊薬を併用した研究データでは、ピルの最高血中濃度や血中濃度時間曲線下面積が低下したとの報告があるのです[1]。

血中濃度が下がるとピル本来の避妊効果が十分に発揮されない時間帯が生じる可能性があるため、注意が必要でしょう。

開始直後・増量後4週間の避妊対策

マンジャロの影響でピルの吸収が不安定になりやすいのは、注射開始直後と用量を増やした直後の時期です。

マンジャロの血中濃度が安定する(定常状態に達する)までには約4週間かかるとされており、この期間中はピルの吸収への影響が最も大きくなるためです[1]。

安全のため、マンジャロを使い始めた最初の4週間と、用量を増やした後の4週間は、コンドームなどのバリア避妊法を併用することが推奨されています[2]。

ピルとの併用に不安がある方は、経口摂取に依存しない子宮内避妊具(IUD)やホルモン付き子宮内システム(IUS)など別の避妊法を医師と相談してみてください[7]。

マンジャロとPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の関係

生理不順に悩む女性のなかには、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)という疾患を持っている方も少なくありません。

近年の研究では、マンジャロなどのGLP-1受容体作動薬がPCOSの症状改善に良い影響を与える可能性が注目されています。ダイエット目的で始めたマンジャロが、副次的に月経周期の改善につながるケースも報告されているため、PCOSとの関係を正しく理解しておきましょう。

体重減少とインスリン抵抗性改善による月経改善の報告

マンジャロがPCOSに良い影響をもたらす仕組みは、体重減少とインスリン抵抗性の改善にあります。

PCOS患者の多くはインスリンが効きにくい体質になっており、これが卵巣のホルモン分泌に悪影響を与えて排卵障害を引き起こしているためです[5]。

マンジャロはインスリン分泌の調整と体重減少を同時に促すことで、卵巣の状態が改善されやすくなると考えられています[1]。

日本産婦人科医会によると、高度肥満による無月経では5〜10%程度の減量でも月経が再開されやすいとされており、マンジャロによる減量がPCOSの月経改善に寄与する可能性は十分にあるでしょう[5]。

PCOSが気になる方は婦人科と相談を

マンジャロのPCOS改善効果は期待されている分野ですが、現時点ではPCOSの治療薬として正式に承認されているわけではありません[1]。

生理不順が長期間続いている方や、ニキビ・多毛・体重増加などPCOSに特徴的な症状がある方は、まず婦人科を受診して正しい診断を受けることが第一歩です[7]。

マンジャロをすでに使用中でPCOSの可能性が気になる方は、処方医と婦人科の両方に相談しながら治療方針を検討してください。

マンジャロ使用中の栄養不足と生理への影響

マンジャロの食欲抑制効果が強く働くと、食事量が大幅に減少して栄養不足に陥るリスクがあります[1]。

栄養不足の状態が続くと、体は生殖機能よりも生命維持を優先するためホルモンの分泌を抑え、結果として生理不順や無月経を招く可能性があります[6]。

マンジャロでダイエットを成功させるためにも、食事量が減った中でどのように栄養を確保するかを意識することが重要です[7]。

たんぱく質・鉄分・ビタミン不足が月経に与える影響

食事量が減った状態で偏った食事を続けると、月経を正常に維持するために必要な栄養素が不足しやすくなります。

特にたんぱく質はホルモンの材料となるアミノ酸を供給する役割を持っており、不足するとエストロゲンやプロゲステロンの産生に影響を及ぼす可能性があるためです[7]。

鉄分の不足は貧血を引き起こし、全身の酸素供給が低下することで卵巣機能にも悪影響を与えるとされています[3]。

マンジャロの効果で食欲が落ちている時期こそ、限られた食事量のなかで「質の高い栄養」を意識的に摂ることが大切です[2]。

食欲がない時期でもできる栄養補給の工夫

マンジャロの副作用で食欲が大きく低下している時期には、少量でも栄養密度の高い食品を選ぶ工夫が効果的です。

1回の食事で多く食べられない場合は、3食にこだわらず1日5〜6回の分食にして少しずつ栄養を摂取する方法が取り入れやすいでしょう[4]。

鶏むね肉・卵・豆腐・魚といった高たんぱく食品を毎食の中心に据え、鉄分を多く含むほうれん草やレバー、赤身肉も意識的に取り入れてみてください。

それでも十分な食事量が確保できない場合は、プロテインやマルチビタミンなどのサプリメントで不足分を補うことも選択肢のひとつです[7]。

マンジャロ使用中に生理周期を安定させるための生活習慣

マンジャロを使いながら生理周期を安定させるには、お薬の力だけに頼るのではなく日常の生活習慣を整えることも重要なポイントです[7]。

ホルモンバランスは睡眠の質やストレス、運動習慣など日々の生活によって大きく左右されます[3]。

睡眠・ストレス管理がホルモンバランスに与える影響

ホルモンの分泌指令を出す視床下部はストレスの影響を受けやすく、睡眠不足や精神的な負担が続くと月経周期が乱れる原因となります[5]。

毎日7〜8時間の睡眠を確保し、就寝前のスマートフォン使用を控えることで睡眠の質を高めやすくなります[7]。

入浴時に38〜40度程度のぬるめのお湯にゆっくり浸かることも、自律神経を整える効果が期待できるためおすすめです。

仕事や家事で忙しい方も、1日のなかで10分程度でよいのでストレッチや深呼吸の時間を設けると心身のリセットにつながるでしょう。

体重と月経の記録をつけるメリット

マンジャロの使用中は、体重だけでなく月経の開始日・終了日・経血量・体調の変化もあわせて記録しておくことをおすすめします[3]。

記録を続けることで、体重の変動と月経周期の関係性が見える化され、「いつ頃から周期が乱れ始めたか」「どのくらいの減量ペースで影響が出たか」を客観的に把握できるためです[4]。

この記録は婦人科を受診する際にも非常に役立ち、医師への説明がスムーズになるだけでなく、より的確な診断や治療方針の決定につながります[5]。

自分の体の変化を数値と記録で把握しながらダイエットと月経管理を両立させていくことが、マンジャロを安全かつ効果的に活用するためのポイントです[7]。

マンジャロと生理に関するよくある質問

Q1. マンジャロで生理が早まることはありますか?

マンジャロの使用によって生理が早まるケースも起こり得ます。

急激な体重減少や食事量の変化に伴いホルモンバランスが一時的に不安定になると、生理周期が短くなる「頻発月経」として現れる場合があるためです[3]。

1〜2周期程度の変動であれば様子を見ても問題ありませんが、毎月のように周期が24日以内になる状態が続く場合は婦人科に相談してください[5]。

Q2. マンジャロ使用中に妊娠がわかったらどうすればよいですか?

マンジャロ使用中に妊娠が判明した場合は、ただちに注射を中止して産婦人科を受診してください。

マンジャロ(チルゼパチド)は妊娠中・授乳中の使用が禁忌とされており、添付文書にも妊婦への注射は行わないよう明記されています[1]。

妊娠の可能性がある方は、マンジャロ使用中も定期的に妊娠検査を行うことが望ましいでしょう[2]。

Q3. 生理中はマンジャロの注射部位を変えたほうがよいですか?

注射部位を生理に合わせて変更する必要は特にありません。

マンジャロの推奨注射部位はお腹または太ももであり、月経中であっても通常通り注射が可能です[2]。

ただし、毎回同じ場所に打つとしこり(硬結)ができやすくなるため、生理の有無にかかわらず部位をローテーションする習慣をつけておくことが大切でしょう[1]。

Q4. マンジャロをやめたら生理周期は元に戻りますか?

マンジャロの使用中に生じた生理周期の変動は、お薬を中止して体重やホルモンバランスが安定すれば元に戻るケースがほとんどです[8]。

生理の乱れがお薬の直接的な副作用ではなく、急激な体重変化に伴う間接的な影響であるためです[6]。

ただし、中止後3ヶ月以上経過しても月経が戻らない場合は、別の原因が隠れている可能性があるため婦人科を受診してください[3][5]。

マンジャロと生理の関係・注意点まとめ

マンジャロ(チルゼパチド)は生理中であっても予定通り注射して問題なく、添付文書にも月経期間中の注射を制限する記載はありません[1]。

マンジャロで生理が遅れる主な原因は、お薬が子宮や卵巣に直接作用しているのではなく、急激な体重減少に伴うホルモンバランスの乱れによるものです[6]。

不正出血も同様に、脂肪細胞の減少によるエストロゲン分泌の変動が間接的な原因と考えられており、多くは体重が安定すれば自然に治まります[3]。

生理前〜生理中の体重増加はプロゲステロンによるむくみ(水分貯留)が主な原因であり、マンジャロの効果が月経中に低下しているわけではありません[4]。

低用量ピルとの併用は可能ですが「併用注意」に指定されており、開始直後と増量後の4週間はコンドームなどの追加避妊法を併用することが推奨されます[1]。

3ヶ月以上生理が来ない場合や、2週間以上続く出血・大量出血がある場合は自己判断で放置せず、速やかに婦人科を受診してください[5][7]。

参考文献

[1] 医薬品医療機器総合機構(PMDA)「マンジャロ皮下注2.5mgアテオス/5mgアテオス/7.5mgアテオス/10mgアテオス/12.5mgアテオス/15mgアテオス 添付文書」
https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2499414G1029_1_08/

[2] 医薬品医療機器総合機構(PMDA)「マンジャロ皮下注アテオス 患者向医薬品ガイド」
https://www.info.pmda.go.jp/downfiles/guide/ph/530471_2499422G1024_1_00G.pdf

[3] 厚生労働省研究班監修 女性の健康推進室 ヘルスケアラボ「月経不順・無月経」
https://w-health.jp/monthly/menstrual-problem/

[4] 厚生労働省研究班監修 女性の健康推進室 ヘルスケアラボ「月経前症候群(PMS)」
https://w-health.jp/monthly/pms/

[5] 日本産婦人科医会「思春期女子の月経異常-続発無月経」
https://www.jaog.or.jp/lecture/思春期女子の月経異常-続発無月経/

[6] 町田市医師会「月経と体重について」
https://www.machida.tokyo.med.or.jp/?page_id=3320

[7] 厚生労働省「女性の健康づくり」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/woman/index.html

[8] 松戸市医師会「体重減少性無月経および神経性食欲不振症について」
https://www.matsudo-med.or.jp/column/262/

※効果・効能・副作用の現れ方は個人差がございます。
※医師の判断によりお薬を処方できない場合があります。