「くしゃみが続くけれど、これってコロナ?それとも花粉症?」と迷っていませんか。
コロナは喉の痛みや発熱のイメージが強い病気ですが、くしゃみや鼻水、鼻づまりといった鼻の症状があらわれることもあります。
一方で、くしゃみは風邪や花粉症、寒暖差などでもよく起こるため、くしゃみだけでコロナかどうかを判断することはできません。
また、くしゃみのしぶきは約2メートル飛ぶとされており、コロナにかかっている場合は、周りの人にうつさない工夫も必要です。
この記事では、コロナでくしゃみが出ることがあるのか、コロナ以外に考えられる原因、見分けるポイント、くしゃみからうつさないための対策、つらいときの対処法と受診の目安までをわかりやすく整理しました。
「このくしゃみにどう向き合えばいいのか」を判断する手がかりとして、ぜひ参考にしてください。
コロナでくしゃみが出ることはある
コロナにかかると、喉の痛みや発熱だけでなく、くしゃみや鼻水、鼻づまりといった鼻の症状があらわれることがあります。
厚生労働省の診療の手引きでは、コロナの症状として、喉の痛みや発熱、だるさに加えて、鼻づまりや鼻水があげられているためです[1]。
沖縄県がオミクロン株の流行初期に診断された50人を調べた調査でも、鼻水・鼻づまりが36%の人にみられたと報告されています[2]。
喉がイガイガし始めたころから鼻がムズムズして、くしゃみが何度も出るようになったという形で気づく方もいるでしょう。
くしゃみが続くと、「コロナなのか花粉症なのか」と判断に迷ってしまいますよね。
コロナでも鼻の症状が出ることを知っておけば、くしゃみを軽く考えすぎず、周りへの配慮や検査を考えるきっかけにできます。
くしゃみは鼻水や鼻づまりと一緒にあらわれやすい
コロナでくしゃみが出るときは、鼻水や鼻づまりといったほかの鼻の症状と一緒にあらわれることが多いです。
くしゃみは、鼻の粘膜がウイルスなどで刺激されたときに、異物を外に出そうとして起こる体の反応で、鼻の粘膜に炎症が起きると鼻水や鼻づまりも同時に起こりやすいためです。
診療の手引きでは、オミクロン流行期のコロナでは喉の痛みが最初の症状になることが多く、そのあとに発熱やだるさ、鼻づまり、鼻水、咳などがみられるとされています[1]。
朝起きたときに喉の違和感があり、日中にくしゃみと水のような鼻水が出始め、夜には鼻がつまって眠りにくくなったという流れをたどる方もいます。
くしゃみや鼻水が続くと、ティッシュが手放せず、仕事や家事にも集中しにくくなりますよね。
くしゃみに加えて喉の痛みやだるさが出てきたときは、コロナの可能性も頭に入れて、マスクをつけて人との距離をとっておきましょう。
くしゃみだけでコロナかどうかは判断できない
くしゃみが出ているというだけで、それがコロナによるものかどうかを判断することはできません。
診療の手引きでは、コロナの症状はインフルエンザに似ていて、症状だけで区別するのは難しいとされており[1]、くしゃみは風邪や花粉症など、さまざまな原因で起こる症状のためです。
環境省の花粉症環境保健マニュアルでも、花粉症のくしゃみや鼻水は風邪の初期症状に似ていて、区別が難しい場合があるとされています[3]。
毎年この時期になると出るくしゃみだと思っていたら、実はコロナにかかっていたというケースもあれば、その逆もあるでしょう。
くしゃみが出るたびに「もしかしてコロナかも」と心配するのは、気持ちの面でも疲れてしまいますよね。
くしゃみ以外の症状や周りの感染状況もあわせて考え、迷うときは検査で確かめると、必要以上に不安を抱えずに済みます。
くしゃみが出るときに考えられるコロナ以外の原因
くしゃみが出るときは、コロナのほかに、風邪などのウイルス感染や、花粉症・アレルギー性鼻炎、寒暖差やほこりなどの刺激といった原因が考えられます。
くしゃみは、鼻の粘膜に入ってきたウイルスや花粉、ほこりなどを外に出そうとする体の反応で、原因になるものがたくさんあるためです。
秋はブタクサやヨモギなどの花粉が飛ぶ時期で、気温の差も大きくなるため、くしゃみが出やすい季節といえます[3]。
朝起きたときや、暖かい部屋から寒い屋外に出たときだけくしゃみが出る、掃除をしたあとにくしゃみが止まらなくなるといった経験がある方もいるでしょう。
くしゃみの原因がいくつも考えられると、自分の場合はどれなのか迷ってしまいますよね。
それぞれの原因の特徴を知っておけば、自宅で様子を見てよいのか、検査や受診が必要なのかを判断しやすくなります。
風邪などのウイルス感染
くしゃみが出る代表的な原因の一つが、風邪などのウイルス感染です。
厚生労働省の手引きでは、くしゃみや鼻水、鼻づまりを主な症状とする病態を「急性鼻副鼻腔炎」としており、こうした鼻や喉の症状を起こす病気の多くはウイルスによるものとされているためです[4]。
同じ手引きでは、風邪は鼻と喉と咳の症状が同時に同じくらいみられる状態とされ、3日目前後に症状が最も強くなり、7〜10日間で軽くなっていくとされています[4]。
喉のイガイガから始まり、翌日からくしゃみと水のような鼻水が出て、数日後に咳が出てきたという流れは、風邪によくみられるパターンです。
ただし、コロナも喉の痛みから始まり、鼻水や咳が続くことがあるため[1]、この流れだけで風邪と言い切ることはできません。
風邪だと思っていても、周りでコロナが流行していると不安になりますよね。
周りにコロナにかかった人がいるときや、だるさが強いときは、風邪だと決めつけずに検査も考えておくと安心です。
花粉症やアレルギー性鼻炎
くしゃみが何度も続くときは、花粉症やアレルギー性鼻炎が原因になっていることもあります。
環境省の花粉症環境保健マニュアルでは、花粉症の主な症状として、くしゃみや鼻水、鼻づまりといったアレルギー性鼻炎の症状と、目のかゆみや涙が出るといったアレルギー性結膜炎の症状があげられているためです[3]。
同じマニュアルでは、花粉症は風邪と違って熱が高くなることはなく、目のかゆみを伴うことが多いとされています[3]。
春のスギやヒノキだけでなく、ブタクサやヨモギなどキク科の花粉は夏の終わりから秋にかけて飛ぶため、秋にくしゃみが続く方もいるでしょう[3]。
ほこりやダニ、ペットの毛などが原因で、季節に関係なく一年中くしゃみや鼻水が出るアレルギー性鼻炎もあります。
毎年同じ時期にくしゃみが出ていても、今年は喉の痛みやだるさもあると、花粉症なのか迷ってしまいますよね。
いつもの花粉症と症状の組み合わせが違うと感じたら、コロナの可能性も考えて検査を受けたり、医療機関に相談したりしてみてください。
寒暖差やほこりなどの刺激
感染症やアレルギーではなく、急な温度の変化やほこり、においなどの刺激でくしゃみが出ることもあります。
鼻の粘膜は、冷たい空気や乾いた空気、ほこりや香水などの刺激に敏感に反応し、刺激を外に出そうとしてくしゃみや鼻水が出ることがあるためです。
暖かい布団から出た直後や、暖房の効いた部屋から寒い屋外に出たときに、くしゃみが立て続けに出るといった経験がある方もいるでしょう。
このようなくしゃみは「寒暖差アレルギー」と呼ばれることもありますが、アレルギーの原因物質がない状態で起こる鼻炎で、熱や喉の痛みは伴わないことが多いとされています。
掃除機をかけたあとや、ほこりっぽい場所に入ったときだけくしゃみが出る場合も、刺激による反応と考えられます。
くしゃみが出るたびにコロナを疑ってしまうと、気が休まりませんよね。
くしゃみが出る場面と、熱や喉の痛みなどほかの症状があるかを振り返っておくと、刺激によるものか感染症によるものかを考える手がかりになります。
くしゃみがコロナかどうかを見分けるポイント
くしゃみがコロナによるものかどうかを考えるときは、くしゃみ以外の症状と、周りの感染状況を手がかりにすることが大切です。
コロナの症状は、くしゃみや鼻水だけでなく、喉の痛みや発熱、だるさ、咳などが組み合わさってあらわれることが多く[1]、くしゃみだけではほかの原因と区別しにくいためです。
くしゃみと一緒に熱や強いだるさが出ている場合と、目のかゆみを伴うくしゃみだけが出ている場合とでは、考えられる原因が変わってきます。
家族や職場でコロナにかかった人がいるかどうかも、判断の大切な材料になります。
くしゃみが出るたびに検査をするべきか、迷ってしまう方もいるでしょう。
見分けるときのポイントを知っておけば、検査や受診が必要なときを判断しやすくなり、必要以上に心配せずに済みます。
熱や喉の痛み・だるさなどほかの症状があるか
くしゃみがコロナによるものかを考えるときは、まず熱や喉の痛み、だるさ、咳など、くしゃみ以外の症状が出ていないかを確認しましょう。
沖縄県の調査では、コロナにかかった人の72%に37.5℃以上の熱、58%に咳、50%にだるさ、44%に喉の痛みがみられており[2]、コロナでは鼻以外の症状も一緒に出ることが多いためです。
一方で、環境省のマニュアルでは、花粉症は熱が高くならず、目のかゆみを伴うことが多いとされています[3]。
くしゃみと一緒に喉の痛みや熱、体のだるさが出てきた場合は、花粉症や寒暖差による鼻炎だけでは説明しにくく、感染症の可能性が高まります。
反対に、目のかゆみを伴うくしゃみが毎年同じ時期に出ていて、熱やだるさがない場合は、花粉症などが考えられるでしょう。
自分の症状を一つずつ確認していくと、少し落ち着いて考えられるかもしれませんね。
くしゃみが出始めた日と、そのあとに出てきた症状をメモしておくと、原因を考えたり受診したりするときの手がかりになります。
周りの感染状況を確認し検査で確かめる
くしゃみの原因がわかりにくいときは、周りでコロナにかかった人がいないかを確認し、必要に応じて検査で確かめることが大切です。
コロナは症状が出る2日ほど前から周りの人にうつす可能性があるとされており[5]、身近な人から気づかないうちにうつっていることがあるためです。
家族や職場の人がコロナと診断された、数日前に大人数で集まる機会があったといった心当たりがあれば、くしゃみが中心でもコロナの可能性を考えておく必要があります。
検査キットを使う場合は、症状が出始めたばかりのころはウイルスの量が少なく陰性になることもあり、発症の前日に抗原検査で陽性となった人は約3割にとどまっていたことが示されています[6]。
検査で陰性だったからといって、「やっぱり花粉症だった」とすぐに決めつけたくなりますよね。
症状が出てから半日〜1日ほどたって検査し、陰性でもくしゃみ以外の症状が出てきたときは、再検査や医療機関への相談を考えてみてください。
くしゃみからコロナをうつさないための対策
コロナの可能性があるときや、コロナにかかっているときにくしゃみが出る場合は、口と鼻を覆う「咳エチケット」とこまめな手洗いで、周りの人にうつさない工夫をしましょう。
厚生労働省は、咳やくしゃみのしぶきには病原体が含まれている可能性があるとして、マスクやティッシュ、袖などで口と鼻を覆う咳エチケットを呼びかけているためです[7]。
くしゃみは自分の意思で止めにくく、電車の中や職場で突然出てしまうこともあります。
とっさに手で口を覆ってしまい、そのままドアノブやスマートフォンを触ってしまうという方もいるでしょう。
くしゃみが出るたびに周りの目が気になって、外出するのが不安になることもありますよね。
くしゃみのしぶきが届く範囲と正しい覆い方を知っておけば、自分も周りも安心して過ごしやすくなります。
くしゃみのしぶきは約2メートル飛ぶ
くしゃみをすると、そのしぶきは約2メートル先まで飛ぶとされています。
厚生労働省の咳エチケットの資料では、咳やくしゃみをするとしぶきが約2メートル飛び、そのしぶきには病原体が含まれている可能性があるとされているためです[7]。
2メートルは、電車で隣や向かいに座る人、会議で机を囲む人、食卓で向かい合う家族にも十分届く距離です。
コロナは発症の2日前から周りの人にうつす可能性があるとされており[5]、くしゃみが少し出始めたばかりの段階でも、しぶきを通して周りの人にうつしてしまうおそれがあります。
厚生労働省は、コロナにかかった場合、発症から10日間は不織布マスクの着用や、高齢の方など重症化しやすい方との接触を控えるよう呼びかけています[8]。
自分のくしゃみがそんなに遠くまで飛ぶと知ると、驚く方もいるかもしれませんね。
くしゃみが出やすい時期は、人との距離をできるだけ2メートル以上とり、マスクをつけて過ごすことを心がけましょう。
マスクやティッシュ・袖で口と鼻を覆う
くしゃみが出そうなときは、マスクをつけるか、ティッシュやハンカチ、なければ袖や上着の内側で、口と鼻をしっかり覆いましょう。
厚生労働省の咳エチケットの資料では、マスクやティッシュ・ハンカチで口と鼻を覆い、それらがないときは袖や上着の内側で覆うよう案内されているためです[7]。
同じ資料では、マスクは鼻から顎までを覆い、すき間がないようにつけることが大切とされています[7]。
手のひらで口と鼻を覆うと手にウイルスがつき、そのままドアノブなどを触ることで、ほかの人にうつしてしまう可能性があるとされています[7]。
使ったティッシュはすぐにふた付きのゴミ箱やビニール袋に捨て、ハンカチは使ったら早めに洗うようにしましょう[7]。
とっさのくしゃみで、つい手で覆ってしまうこともありますよね。
ポケットティッシュを手の届く場所に用意しておき、間に合わないときは腕の内側で覆う習慣をつけておくと、周りの人にうつすリスクを減らせます。
くしゃみのあとはこまめに手を洗う
くしゃみをしたあとや鼻をかんだあとは、石けんと流水でこまめに手を洗いましょう。
厚生労働省の咳エチケットの資料でも、こまめな手洗いは病原体の広がりを防ぐのに有効とされているためです[7]。
くしゃみを手で受けてしまったときや、鼻をかんだティッシュを捨てたあとは、ドアノブやスマートフォン、パソコンのキーボードなどを触る前に手を洗うことが大切です。
手を洗うときは、指の間や爪の先、手首まで石けんをよく泡立てて洗い、流水でしっかり流すと汚れが落ちやすくなります。
外出先ですぐに手を洗えないときは、アルコールを含む手指消毒剤を使うのも一つの方法です。
くしゃみのたびに手を洗いに行くのは、少し手間に感じるかもしれませんね。
ティッシュの近くに手指消毒剤を置いておくなど、手を清潔に保ちやすい環境を整えておくと、無理なく続けられます。
くしゃみや鼻水がつらいときの対処法と受診の目安
コロナでくしゃみや鼻水がつらいときは、鼻をやさしくかむ、部屋を加湿するといったセルフケアや、市販の鼻炎薬を上手に使うことで、症状をやわらげることができます。
くしゃみや鼻水は鼻の粘膜の炎症や刺激によって起こるため、鼻の粘膜をいたわり、必要に応じて薬で症状をおさえることが、体を休める助けになるためです。
くしゃみや鼻水が止まらないと、夜眠れなかったり、仕事や家事に集中できなかったりして、体力も消耗しやすくなります。
一方で、くしゃみや鼻水に加えて息苦しさや高い熱があるときは、自宅でのケアだけでなく、医療機関への相談が必要になることもあります。
鼻の症状が続くと、何をすれば楽になるのか、いつ受診すればいいのか迷ってしまいますよね。
自分でできる対処法と受診の目安を知っておけば、つらい時期も落ち着いて過ごしやすくなります。
鼻のかみ方や加湿などのセルフケア
くしゃみや鼻水がつらいときは、鼻をやさしくかみ、部屋を加湿して鼻の粘膜を乾燥から守るなど、自宅でできるケアを取り入れましょう。
強く鼻をかむと鼻の粘膜を傷つけたり、耳に負担がかかったりすることがあり、乾燥した空気は鼻の粘膜を刺激して、くしゃみや鼻水を起こしやすくするためです。
鼻をかむときは片方ずつ、口を少し開けてゆっくりかむと、耳や鼻への負担を減らせます。
加湿器を使う、濡れたタオルを部屋に干すといった工夫で湿度を保つと、鼻の通りが楽になることがあります。
蒸しタオルを鼻のあたりに当てたり、温かい飲み物の湯気を吸い込んだりすると、鼻づまりがやわらいで楽に感じる方もいるでしょう。
鼻をかみすぎて鼻の下が赤くヒリヒリすると、さらにつらくなってしまいますよね。
やわらかいティッシュを使い、鼻の下にワセリンなどの保湿剤を薄く塗っておくと、肌荒れを防ぎながら鼻のケアを続けられます。
市販の鼻炎薬は成分を確認して使う
くしゃみや鼻水がつらいときは、市販の鼻炎薬を使う方法もありますが、成分や注意点を確認したうえで正しく使うことが大切です。
市販の鼻炎薬には、眠気が出やすい成分や、使いすぎるとかえって鼻づまりが悪化する成分が含まれていることがあり、体質や持病によっては使えないものもあるためです。
くしゃみや鼻水をおさえる抗ヒスタミン薬の中には眠気が出やすいものがあり、服用後は車の運転や危険をともなう作業を控えるよう注意書きがある製品も少なくありません。
鼻づまりをすぐに楽にする血管収縮剤入りの点鼻薬は、長く続けて使うと、かえって鼻づまりがひどくなることがあるため、決められた期間を守って使う必要があります。
総合かぜ薬にも鼻水をおさえる成分が含まれていることが多いため、鼻炎薬と一緒に飲むと、同じ成分をとりすぎてしまうおそれがあります。
東京都は、ほかの薬を飲んでいる方や妊娠中の方、子どもに使う場合などは、市販薬を購入するときに薬剤師へ相談するよう案内しています[9]。
どの薬を選べばよいか迷ったときは、薬局で症状や飲んでいる薬、運転の予定などを伝えて相談すると、自分に合った薬を選びやすくなります。
息苦しさや高い熱があるときは早めに相談を
くしゃみや鼻水に加えて、息苦しさや高い熱、強いだるさがあるときは、自宅で様子を見すぎずに、早めに医療機関へ相談しましょう。
厚生労働省は、自宅療養中に注意したい「緊急性の高い症状」として、息苦しさや胸の痛み、唇の色の変化、意識がぼんやりするといった症状をあげているためです[10]。
- 顔色が明らかに悪い、唇が紫色になっている
- 急に息苦しくなった、少し動くだけで息苦しい
- 胸の痛みがある、横になると息ができず座っていないとつらい
- ぼんやりして反応が弱い、脈のリズムが乱れる感じがする
高齢の方や持病のある方、妊娠中の方は、コロナで重症化しやすいとされているため[1]、くしゃみなどの軽い症状でも、コロナが疑われる時点でかかりつけ医に相談しておくと安心です。
くしゃみや鼻水だけだと、受診するほどではないと考えてしまいがちですよね。
呼吸がとても苦しい、呼びかけへの反応が弱いなど急を要する場合は、ためらわずに119番に連絡してください。
コロナとくしゃみについてのまとめ
コロナにかかると、喉の痛みや発熱だけでなく、くしゃみや鼻水、鼻づまりといった鼻の症状があらわれることがあります。
診療の手引きでもコロナの症状として鼻水や鼻づまりがあげられている一方で、くしゃみは風邪や花粉症、寒暖差などでもよく起こるため、くしゃみだけでコロナかどうかは判断できないためです。
くしゃみに加えて熱や喉の痛み、だるさがあるか、周りでコロナにかかった人がいるかを手がかりにし、迷うときは検査で確かめると安心です。
くしゃみのしぶきは約2メートル飛ぶとされているため、マスクやティッシュ、袖で口と鼻を覆い、くしゃみのあとはこまめに手を洗いましょう。
くしゃみや鼻水がつらいときは、鼻をやさしくかむ、部屋を加湿するといったケアを取り入れ、市販の鼻炎薬は成分を確認して使うことが大切です。
息苦しさや高い熱があるときや、高齢の方・持病のある方は、早めに医療機関へ相談してください。
くしゃみが続くと、コロナなのか花粉症なのかわからず、落ち着かない日が続いてしまいますよね。
くしゃみの原因と見分け方、うつさない対策を知っておけば、必要以上に心配せずに、自分と周りの人を守りながら過ごせるでしょう。
参考文献
[1] 厚生労働省「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き 第10.1版」(2024年4月)
https://www.mhlw.go.jp/content/001248424.pdf
[2] 沖縄県新型コロナウイルス感染症対策本部・医療コーディネーター「沖縄県における流行状況と求めたい施策」(新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード提出資料、2022年1月)
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000877245.pdf
[3] 環境省「花粉症環境保健マニュアル」(2022年3月改訂版)
https://www.env.go.jp/content/900406385.pdf
[4] 厚生労働省 健康・生活衛生局 感染症対策部 感染症対策課「抗微生物薬適正使用の手引き 第四版 医科・外来編」
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001630903.pdf
[5] 京都府「感染症法上の位置づけ変更後の療養に関するQ&A」
https://www.pref.kyoto.jp/shisetsucluster/documents/5-15.pdf
[6] 厚生労働省「オミクロン株感染における感染、発病、感染性のある期間等に関する文献資料」
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000970030.pdf
[7] 厚生労働省「咳エチケット(解説)」
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000189346.pdf
[8] 鳥取県「新型コロナウイルス感染症に感染した場合の考え方(推奨される療養期間)」
https://www.pref.tottori.lg.jp/cc/
[9] 東京都保健医療局「感染に備えて準備をしておきましょう」
https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/kansen/info/corona/corona_portal/shien/ryouyounisonaete
[10] 厚生労働省「新型コロナウイルス感染症の軽症者等に係る宿泊療養・自宅療養における健康観察における留意点について」(緊急性の高い症状)
https://www.mhlw.go.jp/content/000625758.pdf
最終閲覧日:2026年10月14日
※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としたものであり、医療アドバイスではありません。
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※効果・効能・副作用の現れ方は個人差がございます。
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