熱やのどの痛みがなかなか引かず、「コロナの症状はいつまで続くの?」「仕事にはいつ戻れる?」と不安になっていませんか。
診療の手引きでは、軽症の患者では発症後1週間以内に症状が軽くなることが多いとされます[1]。
厚生労働省は、発症日を0日目として5日間は外出を控え、10日間が経過するまではウイルスを出している可能性があるとしています[2]。
咳やだるさ、味覚・嗅覚の変化などは長引くこともあり、回復後も2か月以上続く症状は罹患後症状と呼ばれます[3]。
この記事では、コロナの症状が続く期間の目安、症状ごとの経過、療養期間の考え方、長引くときの受診の目安をまとめました。
今の症状と照らし合わせながら、回復までの見通しを立ててみてください。
コロナの症状はどのくらいの期間続く?
あなたのコロナが軽症なら、発症から1週間以内に症状が軽くなっていくことが多くみられます。
診療の手引きでは、軽症の患者では発症後1週間以内に症状が軽快することが多いとされているためです[1]。
咳やだるさ、味覚・嗅覚の変化などは、熱が下がったあとも続くことがあります[3]。
発症した日の夜に38℃台の熱が出て、3〜4日目ごろから少しずつ楽になり、1週間たつころには普段の生活に戻れたと感じる方もいるでしょう。
経過には個人差があり、同じ家族のなかでも回復のペースが違うことは珍しくありません。
先の見通しが立たないと、仕事や家事の予定も組みにくいですよね。
1週間をひとつの目安にしながら、体温や症状の変化をメモして回復の流れを確かめていきましょう。
軽症なら発症後1週間以内に軽くなることが多い
あなたの熱やのどの痛みが軽い症状で済んでいるなら、発症後1週間以内に落ち着いてくるケースが少なくありません。
診療の手引きでは、新型コロナの軽症の患者は発症後1週間以内に症状が軽快することが多いと説明されているためです[1]。
厚生労働省のQ&Aでも、発症から5日目に症状が続いている場合を想定し、熱が下がって症状が軽くなってから24時間程度までは様子を見るよう案内しています[2]。
発症から4〜5日目に熱が下がり、1週間たつころには普段どおり食事がとれるようになったと感じる方もいるでしょう。
反対に、5日目を過ぎてもまだ熱っぽさが残り、もう少し休みが必要になる人もいます。
症状が軽くても、本当に早く治るのか心配になりますよね。
1週間を過ぎても症状が軽くならないときは、そのままにせず医療機関に相談すると安心です。
感染から症状が出るまでの潜伏期間は通常2〜4日
あなたが感染してから症状が出るまでには、通常2〜4日ほどの時間差があります。
診療の手引きでは、新型コロナの潜伏期間は1〜10日、通常は2〜4日とされているためです[1]。
厚生労働省のQ&Aでは、発症の2日前から感染性のウイルスを出しているといわれており、症状が出る前から人にうつす可能性があります[2]。
週末に友人と食事をして、週の半ばにのどの違和感や鼻水が出てきて、もしかしてと思ったというケースもあるでしょう。
感染した日がはっきりわからなくても、療養期間は症状が出た日を0日目として数えます[2]。
いつどこで感染したのか、考え始めると気になってしまいますよね。
症状が出た日をメモしておくと、療養期間を数えるときや受診するときに役立ちます。
症状別にみた続く期間の目安
あなたの症状が続く期間は、熱やのどの痛みのように早めに落ち着くものと、咳や味覚の変化のように長引きやすいものに分けて考えると整理しやすくなります。
診療の手引きでは軽症の多くが1週間以内に軽快するとされる一方で、罹患後症状のマネジメントでは咳が長引くことがあると示されているためです[1][3]。
埼玉県の症例集でも、発症から1か月後の改善率は味覚障害で約84%、嗅覚障害で約60%と紹介されており、症状によって回復のペースが違います[4]。
熱は3日ほどで下がったのに、咳だけが2週間以上続いているという方もいるでしょう。
だるさが抜けず、仕事に戻ってからも夕方になると疲れが出やすいと感じる方もいるかもしれません。
ほかの症状は治まったのに一部だけ残ると、本当に治っているのか不安になりますよね。
症状ごとに回復のペースが違うと知っておき、残っている症状を書き出して経過を見守りましょう。
熱やのどの痛みは感染初期に多い症状
あなたの熱やのどの痛みは、コロナにかかって間もない時期によくみられる症状にあたります。
沖縄県の集計では、発熱が72%、のどの痛みが44%の人にみられ、主な症状として挙げられているためです[5]。
この集計は2022年1月1日までに診断された50人のもので、症状が何日続いたかまでは示されていません[5]。
発症した日の夜に38℃台の熱が出て、のどがヒリヒリして水やおかゆを飲み込むのもつらかったという方もいるでしょう。
熱が下がったあとも、のどの違和感やかすれ声が数日残るケースもあります。
高い熱が出ると、いつ下がるのかと心配になりますよね。
熱やのどの痛みは初期の症状と知っておき、体温を朝晩測って下がっていく流れを確かめましょう。
咳は熱が下がったあとも長引くことがある
あなたの咳が熱が下がったあとも続いているなら、コロナでは咳が長引くこともあると知っておきましょう。
罹患後症状のマネジメントでは、呼吸器の症状について、咳嗽も遷延することがあるとされているためです[3]。
同じ資料では、入院した人を対象とした調査で、退院から12か月の時点で約13.6%の人に何らかの呼吸器の罹患後症状が残っていたと報告されています[3]。
沖縄県の集計では、咳は58%の人にみられた症状でした[5]。
夜になると咳き込んで眠れない、話していると咳が出て会話が続かないと悩む方もいるかもしれません。
周りの目が気になって、外で咳をするのがつらいですよね。
咳が長引くときや、息苦しさをともなうときは、早めに医療機関に相談してみてください。
味覚・嗅覚の変化は回復に時間がかかることも
あなたの味覚や嗅覚の変化は、ほかの症状よりも回復に時間がかかることがあります。
埼玉県の症例集では、国内のアンケートで発症1か月後の改善率が味覚障害で約84%、嗅覚障害で約60%だったと紹介されているためです[4]。
同じ資料では、味覚は発症後10日以内、嗅覚は発症後10〜20日で改善がみられたという報告も取り上げられています[4]。
熱が下がって体は元気になったのに、コーヒーの香りや料理の味がわからないまま数週間がたっているという方もいるでしょう。
これらのデータはオミクロン株が流行する前の時期が中心で、今の流行株で同じ経過になるとは限りません。
食事が楽しめない日が続くと、気持ちまで沈んでしまいますよね。
においや味の戻り具合を週に1回ほど確かめ、1か月を過ぎても変化がないときは医療機関への相談も考えてみましょう。
だるさや疲れやすさが残る場合もある
あなたの熱や咳が治まったあとも、だるさや疲れやすさが残ることがあります。
罹患後症状のマネジメントでは、国内の調査で12か月の時点でも疲労感・倦怠感、呼吸困難、筋力低下、集中力低下が多くみられたとされているためです[3]。
沖縄県の集計では、感染した時点でだるさがあった人は50%でした[5]。
罹患後症状のマネジメントには、罹患後症状の大半は時間の経過とともに改善するとも書かれています[3]。
仕事に戻ったものの、午後になると体が重く、帰宅後はすぐ横になってしまうという方もいるかもしれません。
周りから見えにくい症状だからこそ、つらさをわかってもらいにくいですよね。
疲れる前に休むことを意識し、だるさが長く続くときはかかりつけ医に相談しておくと安心です。
療養期間と症状が続く期間の考え方
あなたの症状が続く期間と、外出を控える療養期間は同じではないため、分けて考える必要があります。
厚生労働省のQ&Aでは、発症日を0日目として5日間は外出を控え、5日目に症状が続く場合は症状が軽くなってから24時間程度までを目安とする一方で、10日間はウイルスを出している可能性があるとしているためです[2]。
同じQ&Aでは、発症の2日前から発症後7〜10日間は感染性のウイルスを出しているといわれています[2]。
熱は3日目に下がって6日目から出勤したものの、咳が残っていて職場でマスクを外せないという方もいるでしょう。
療養期間が終われば外出はできても、症状が残っている間は周りへの配慮をしばらく続けることになります。
「いつまで休めばいいの?」と、職場への説明に迷いますよね。
症状の経過と療養期間をそれぞれカレンダーに書き込んでおくと、復帰のタイミングを判断しやすくなります。
発症日を0日目として5日間は外出を控える
あなたに症状が出ているなら、症状が出た日を0日目として、5日間は外出を控えることが推奨されています。
厚生労働省のQ&Aでは、特に発症後5日間は他人に感染させるリスクが高いことから、発症日を0日目として5日間は外出を控えることがすすめられているためです[2]。
水曜日の夜にのどの痛みが出た場合は水曜日が0日目となり、翌週の月曜日までが外出を控える目安になります。
同じQ&Aでは、無症状の場合は検体を採取した日を0日目とするとされています[2]。
「発症した日を1日目」と数えてしまい、1日早く外出しそうになる方もいるかもしれません。
日にちの数え方は、意外と迷いやすいですよね。
症状が出た日をメモに残し、0日目から数える点を意識しておきましょう。
5日目に症状が続くなら軽快後24時間まで様子を見る
あなたの症状が5日目になっても続いているときは、熱が下がって症状が軽くなってから24時間程度たつまで外出を控えましょう。
厚生労働省のQ&Aでは、5日目に症状が続いていた場合は、熱が下がり、痰やのどの痛みなどの症状が軽快して24時間程度が経過するまでは、外出を控えて様子を見ることが推奨されているためです[2]。
5日目の朝にまだ37.5℃の熱があり、7日目の朝に平熱に戻った場合は、8日目の朝ごろまでが様子を見る目安になります。
解熱鎮痛薬を飲んでいる間は、熱が本当に下がったのか、薬で一時的に下がっているのかわかりにくいこともあるでしょう。
予定どおり復帰できないと、焦る気持ちが出てきますよね。
体温と症状の変化を記録し、24時間の様子を見てから外出を再開すると安心です。
10日目までは人にうつさない配慮を続ける
あなたの療養期間が終わっても、発症から10日目までは人にうつさない配慮を続けましょう。
厚生労働省のQ&Aでは、10日間が経過するまではウイルスを出している可能性があることから、不織布マスクを着けたり、高齢者などハイリスク者との接触を控えたりするよう求められているためです[2]。
中央区のページでは、10日を過ぎても咳やくしゃみが続く場合は、咳エチケットに配慮するよう案内しています[6]。
職場に復帰したあともランチは一人でとる、実家の両親に会うのは10日目以降にするなど、工夫している方もいるでしょう。
咳が続いているうちは、人の多い場所や会話が多い場面を短めに切り上げるのもひとつの方法です。
元気になってきたのにマスクが外せないと、窮屈に感じますよね。
10日目を「うつさないための区切り」として、無理のない範囲で配慮を続けていくと安心です。
症状が1週間以上続くときに考えたいこと
あなたの症状が1週間を過ぎても続くときは、悪化していないかと、どのくらい長く続いているかの2つを確かめましょう。
診療の手引きでは軽症の多くが1週間以内に軽快するとされる一方、罹患後症状のマネジメントでは回復後も続く症状を罹患後症状として扱っているためです[1][3]。
厚生労働省は、自宅療養中に急に息苦しくなった、胸の痛みがあるといった症状を、緊急性の高い症状として示しています[7]。
熱は下がったのに咳だけが続く場合と、だんだん息苦しさが強くなる場合とでは、対応の急ぎ方が違います。
1週間を過ぎて「まだ治らない」と感じながら、仕事を休み続けることに後ろめたさを感じる方もいるでしょう。
長引くほど、このままで大丈夫かと不安になりますよね。
今の症状が軽くなっているのか、悪くなっているのかを見極め、迷うときは医療機関に相談してみてください。
悪化しているときや息苦しいときはすぐに受診を
あなたの症状が悪化しているときや、息苦しさ・胸の痛みがあるときは、様子を見ずにすぐ医療機関を受診してください。
厚生労働省の事務連絡では、自宅療養中の緊急性の高い症状として、顔色が明らかに悪い、唇が紫色になっている、急に息苦しくなった、胸の痛みがあるといった症状が挙げられているためです[7]。
同じ資料では、少し動くと息苦しい、肩で息をしているといった状態も、緊急性の高い症状に含まれています[7]。
熱が下がったのに数日後にまた上がってきた、咳がひどくなって横になれないといった変化は、見逃したくないサインです。
一人暮らしで夜中に息苦しさを感じ、救急車を呼ぶべきか迷ってしまう方もいるかもしれません。
自分の症状が急ぐべきものなのか、判断に困りますよね。
緊急性の高い症状にあてはまるときは迷わず119番に連絡し、判断に迷うときは早めに医療機関へ相談しましょう。
2か月以上続くなら罹患後症状の可能性
あなたのコロナの症状が回復後も2か月以上続いているなら、罹患後症状(いわゆる後遺症)の可能性があります。
罹患後症状のマネジメントでは、WHOの定義として、通常は発症から3か月たった時点にもみられ、少なくとも2か月以上続き、ほかの病気では説明がつかない症状を罹患後症状としているためです[3]。
診療の手引きでも、罹患後症状として味覚障害や嗅覚障害、脱毛、睡眠障害などが挙げられています[1]。
熱や咳が治まって仕事にも戻ったのに、2か月たっても疲れやすさや息切れが抜けないという方もいるでしょう。
罹患後症状かどうかは、ほかの病気が隠れていないかを医師が確かめたうえで判断されます。
治ったはずなのに体調が戻らないと、気持ちが落ち込みますよね。
長引く症状はひとりで抱え込まず、かかりつけ医に相談して原因を一緒に確かめてもらいましょう。
罹患後症状(後遺症)はどのくらい続く?
あなたに罹患後症状が出た場合でも、多くは時間とともに少しずつ改善していきます。
罹患後症状のマネジメントでは、罹患後症状の大半は時間の経過とともに改善するとされ、数か月から半年ほどかけてよくなっていくことが多いと示されているためです[3]。
同じ資料では、症状がよくなったり悪くなったりを繰り返しながら回復していく場合があることも紹介されています[3]。
地域で行われた調査では、感染から3か月の時点で症状があった人は、感染した人で11.7〜23.4%、感染していない人で4.4〜9.1%でした[3]。
調子のよい日に予定を詰め込んだら、翌日にどっと疲れが出てしまったという方もいるでしょう。
よくなったと思ったらまたつらくなると、回復しているのか不安になりますよね。
波があるものと知っておき、良い日と悪い日を記録しながら、焦らず回復を待ちましょう。
3か月ほどで約3分の2は回復するとされる
あなたの罹患後症状は、3か月ほどで落ち着いてくることが期待できます。
罹患後症状のマネジメントでは、このような症状は3か月ほどで約3分の2は回復するとされているためです[3]。
同じ資料では、成人も子どもも罹患後症状は時間とともに改善していく一方で、一部の人では長く症状が残ることも示されています[3]。
2か月ほど続いた息切れが、3か月目に入るころには階段を上っても気にならなくなったと感じる方もいるでしょう。
回復までの期間は、症状の種類や体の状態によって人それぞれです。
あと何か月かかるのかと考えると、気が遠くなりますよね。
3か月をひとつの目安にしつつ、日常生活に支障があるときは早めに医療機関に相談しておくと安心です。
1年以上症状が残る人もいる
あなたの罹患後症状が長引いた場合、1年以上症状が残る人もいます。
罹患後症状のマネジメントで紹介されている国内の入院患者の調査では、何らかの罹患後症状があった人の割合は、3か月で約46%、12か月で約33%、24か月で約26%だったためです[3]。
この調査は入院した人を対象としたもので、自宅で療養した軽症の人とは状況が異なります。
同じ資料では、12か月の時点でも疲労感・倦怠感、呼吸困難、筋力低下、集中力低下が多かったとされています[3]。
仕事を続けながら、半年以上も疲れやすさや集中しにくさと付き合っているという方もいるかもしれません。
長く続く症状と向き合うのは、心も体も消耗しますよね。
長引く場合は後遺症に対応している医療機関も含めて相談先を探し、ひとりで抱え込まずに過ごしていきましょう。
コロナの症状期間に関するよくある質問
あなたがコロナの症状期間で迷いやすいのは、「子どもの症状は何日くらい続くか」と「症状が治まったらすぐに仕事に戻っていいか」の2つに分けられます。
子どもは短い期間で症状が治まることが多いとされる一方で、仕事への復帰は療養期間の数え方とあわせて考える必要があるためです[8][2]。
子どもと自分が同時に感染し、看病しながら自分の療養期間も数えなければならない方もいるでしょう。
熱が下がった翌日に「明日から出勤できます」と職場に連絡してよいのか、迷うこともあるかもしれません。
いずれも、発症日と症状が軽くなった日を記録しておくと判断しやすくなります。
家族と自分の予定が重なると、何を基準にすればいいのか混乱しますよね。
気になる質問から読み進めて、今の状況に合った過ごし方を選んでみてください。
子どもの症状は何日くらい続く?
お子さんのコロナの症状は、1〜3日程度のかぜのような症状で済むことがほとんどとされています。
鹿児島県小児科医会の資料で、子どもの新型コロナは1〜3日程度のかぜ症状ですむことがほとんどと説明されているためです[8]。
同じ資料では、脱水を防ぐために、口にできるものを少しずつでも何度もあげるようすすめられています[8]。
けいれんしている、呼びかけへの反応が明らかに弱い、ぐったりして唇が紫色になっているといった場合は、救急車を呼ぶ目安です[8]。
熱が下がって元気に遊び始めたのに、咳や鼻水が数日残っている様子を見て、心配になる方もいるでしょう。
子どもがつらそうにしていると、何日続くのか気が気ではありませんよね。
水分がとれているか、元気があるかをこまめに確かめ、気になる変化があればかかりつけの小児科に相談しましょう。
症状が治まったらすぐに仕事に戻っていい?
あなたの症状が治まっても、療養期間の目安を過ぎるまでは仕事への復帰を待つことが推奨されています。
厚生労働省のQ&Aでは、発症日を0日目として5日間は外出を控え、5日目に症状が続く場合は症状が軽快して24時間程度が経過するまで様子を見ることが推奨されているためです[2]。
同じQ&Aによると、10日間が経過するまではウイルスを出している可能性があり、不織布マスクの着用など周りにうつさない配慮が求められます[2]。
中央区は、周囲の人や事業者に対して、個人の主体的な判断が尊重されるよう配慮を求めています[6]。
熱が下がった翌日に出勤したものの、咳が出るたびに周りの視線が気になってしまったという方もいるかもしれません。
仕事を長く休むと、職場に迷惑をかけていないか心配になりますよね。
職場のルールも確認しながら、療養期間と10日目までの配慮を目安に、無理のない復帰のタイミングを決めていきましょう。
コロナの症状が続く期間についてのまとめ
コロナの症状は、軽症なら発症後1週間以内に軽くなることが多く、療養期間は発症日を0日目とした5日間が外出を控える目安になります。
診療の手引きでは軽症の多くが1週間以内に軽快するとされ、厚生労働省も発症日を0日目として5日間は外出を控えることを推奨しているためです[1][2]。
咳やだるさ、味覚・嗅覚の変化は長引くこともあり、症状ごとに回復のペースが違います[3][4]。
10日目まではウイルスを出している可能性があり、マスクの着用など周りへの配慮を続けることが大切です[2]。
息苦しさや胸の痛みがあるときはすぐに受診し、2か月以上症状が続くときは罹患後症状の可能性も考えて医療機関に相談しましょう[7][3]。
先が見えないと、不安になりますよね。
今の症状がどの段階にあるかを確かめながら、焦らずに回復を待っていくと安心です。
参考文献
[1] 厚生労働省「新型コロナウイルス感染症 診療の手引き 第10.1版」(2024年4月)
https://www.mhlw.go.jp/content/001248424.pdf
[2] 厚生労働省「新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)」(令和5年5月10日更新)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html
[3] 厚生労働省「新型コロナウイルス感染症 診療の手引き 別冊 罹患後症状のマネジメント 第3.1版」(2025年2月26日)
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001422904.pdf
[4] 埼玉県・埼玉県医師会「新型コロナ後遺症(罹患後症状)診療の指針のための症例集 ダイジェスト版」(2022年3月24日 第1版)
https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/204845/daijesut0324.pdf
[5] 沖縄県新型コロナウイルス感染症対策本部 医療コーディネーター(図6、2022年1月1日までに診断した50人)
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000877245.pdf
[6] 中央区「感染者の療養期間の考え方と濃厚接触者の取扱い」(2024年8月1日掲載)
https://www.city.chuo.lg.jp/bosai/kikikanri/covid19/ryouyou.html
[7] 厚生労働省「自宅療養中の緊急性の高い症状」(令和2年4月27日 事務連絡)
https://www.mhlw.go.jp/content/000625758.pdf
[8] 鹿児島県小児科医会「お子さんが新型コロナウイルスに感染したら」(令和5年5月8日改訂)
https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/documents/102879_20230508200334-1.pdf
最終閲覧日:2026年10月14日
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