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おにぎりのカロリーは1個でどのくらい?具材別一覧・他の主食との比較・太りにくい食べ方まで解説

  • ダイエット

おにぎりは手軽に食べられる日本の定番主食ですが、「1個でどのくらいのカロリーがあるのか」「減量中に食べても大丈夫なのか」と気になっている方は多いのではないでしょうか。

結論からいうと、具材の入っていない塩おにぎり1個(ご飯100g)のカロリーは約170kcalで、具材の種類によって170〜260kcal程度の幅があります。

食パン1枚(約149kcal)やパスタ1人前(約350kcal)など他の主食と比較しても、おにぎりは1個あたりのカロリーが把握しやすく、食べる量をコントロールしやすいのが大きな利点です

一方で、マヨネーズ系の具材や食べ方次第ではカロリーの摂りすぎにつながることもあるため、選び方のコツを知っておくことが大切でしょう。

この記事では、おにぎりの基本カロリーから具材別の一覧、コンビニ各社の比較、他の主食との違い、そして太りにくい食べ方までをわかりやすく解説します

おにぎり1個のカロリーと糖質|基本の数値を確認

おにぎりのカロリーを考えるうえで、まず知っておきたいのが「具材なしのシンプルなおにぎり」の基本数値です。

文部科学省の「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」によると、白米で作った塩おにぎり1個(100g)のカロリーは約170kcal、糖質は約39gとなっています[1]。

この数値を基準として、具材の種類やご飯の量によってカロリーがどう変わるかを把握しておくと、日々の食事管理に役立つでしょう。

塩おにぎり1個(ご飯100g)のカロリー・糖質・脂質・たんぱく質

塩おにぎり1個(ご飯100g+塩0.5g)の主な栄養素は、カロリー約170kcal・糖質約39g・脂質約0.3g・たんぱく質約3.2gです[1]。

この数値からわかるとおり、おにぎりのカロリーの大部分は糖質(炭水化物)が占めており、脂質はほとんど含まれていません。

脂質が少ないという点は、バターを使う食パンやマヨネーズを使うサンドイッチと比較したときの大きなメリットといえるでしょう

また、たんぱく質は3.2g程度とやや少ないため、減量中はおにぎり単体ではなく、肉や魚、卵などのおかずと組み合わせて栄養バランスを整えることが重要です。

海苔をつけたおにぎりであれば食物繊維やミネラル(ヨウ素・鉄・マグネシウムなど)もプラスされ、栄養面での底上げが期待できます。

シンプルな塩おにぎりの数値を覚えておけば、具材が加わった場合のカロリー計算もしやすくなるでしょう

おにぎりのサイズ別カロリー|100g・120g・150gの違い

おにぎりのカロリーはご飯の量に比例して変わるため、サイズの違いを把握しておくことが食事管理の第一歩になります。

ご飯100gのおにぎりは約170kcal、120gでは約204kcal、150gでは約252kcalが目安です[1]。

コンビニで販売されている標準的なおにぎりはご飯100g前後が主流ですが、手作りの場合はつい多めに握ってしまい、知らないうちに120〜150gになっているケースが珍しくありません。

自宅でおにぎりを作るときは、一度キッチンスケールでご飯の量を量ってみると、1個あたりのカロリーを正確に把握できます

「少し大きめかな」と感じるおにぎりは120g以上になっている可能性が高く、2個食べると400kcalを超えることもあるでしょう。

減量中にカロリーを安定させたい方は、100g前後を目安にご飯の量を決めてから握る習慣をつけるのがおすすめです

カロリーの大部分はご飯(白米)の糖質が占めている

おにぎり1個のカロリー約170kcalのうち、糖質由来のカロリーは約156kcal(糖質39g×4kcal/g)であり、全体の約90%以上を占めています[1]。

つまり、おにぎりのカロリーをコントロールするもっとも効果的な方法は「ご飯の量を調整すること」だといえるでしょう

具材を低カロリーなものに変えてもカロリーの削減幅は10〜30kcal程度にとどまる一方、ご飯の量を120gから100gに減らすだけで約34kcalの削減が可能です。

白米は糖質が多い反面、脂質がほぼゼロという特徴を持っており、パンや菓子類と比べると血中の中性脂肪を上げにくい主食でもあります。

糖質量が気になる場合は、白米の一部をもち麦や玄米に置き換えることで食物繊維が増え、血糖値の上昇を緩やかにする効果が期待できるでしょう。

おにぎりのカロリー管理では「具材選び」よりも「ご飯の量」に目を向けるのがポイントです

【具材別】おにぎりのカロリー一覧|低い順に比較

おにぎりのカロリーは具材によっても変わりますが、実は多くの定番具材ではカロリーの差はそれほど大きくありません。

梅や昆布のような低脂質の具材であればカロリーの上乗せは数kcal程度にとどまる一方、マヨネーズを使ったツナマヨやえびマヨは60kcal以上高くなることがあります[1]。

目安として、ご飯100gに具材10〜20gを合わせた場合の数値で比較しています。

低カロリーの具材|梅・昆布・おかか・高菜

減量中にカロリーを抑えたい方がまず選ぶべきなのは、梅・昆布・おかか・高菜といった脂質の少ない定番具材です。

梅おにぎりは約173kcal、昆布おにぎりは約183kcal、おかかおにぎりは約179kcal、高菜おにぎりは約179kcalと、いずれも塩おにぎりとほぼ変わらない水準に収まっています[1]。

これらの具材に共通しているのは、マヨネーズや油脂類を使っていない点です。

梅干しにはクエン酸が含まれており、疲労回復や食欲増進の効果も期待できるため、夏場のお弁当にも適しています。

カロリーを気にしつつも味のバリエーションを楽しみたい方には、これら4つの具材をローテーションするのがおすすめです

中カロリーの具材|鮭・明太子・鶏五目

鮭・明太子・鶏五目は、低カロリーの具材よりもやや高めですが、たんぱく質を同時に摂取できる点で栄養バランスに優れた具材といえます。

鮭おにぎりは約191kcal、明太子おにぎりは約183kcal、鶏五目おにぎりは約193kcalが目安です[1]。

鮭はEPAやDHAといったオメガ3脂肪酸を含んでおり、脂質量はやや増えるものの、良質な脂質である点がメリットでしょう

明太子は塩分がやや高い傾向にあるため、高血圧が気になる方は1日1個程度を目安に取り入れるのがよいかもしれません。

鶏五目は鶏肉と野菜が一緒に摂れるため、おかずを別途用意しにくい忙しい日のランチにも向いています

高カロリーの具材|ツナマヨ・えびマヨ・ポークたまご

マヨネーズを使ったおにぎりや肉系の具材を使ったおにぎりは、カロリーが200kcalを大きく超えることがあるため注意が必要です。

ツナマヨおにぎりは約232kcal、えびマヨおにぎりは約260kcal、ポークたまごおにぎりは約383kcalと、梅おにぎりの2倍近いカロリーになるケースもあります[1]。

この差の主な原因はマヨネーズや脂質の多い肉類に含まれる脂肪分であり、脂質は1gあたり9kcalと糖質やたんぱく質(1gあたり4kcal)の2倍以上のエネルギーを持っています。

ツナマヨは全コンビニで売上1位を誇る人気具材ですが、減量中は頻度を控えるか、小さめサイズを選ぶ工夫が大切でしょう。

高カロリーの具材を「絶対にNG」とするのではなく、全体の食事バランスのなかで上手にコントロールすることが長続きのコツです

コンビニおにぎりのカロリー比較|セブン・ローソン・ファミマ

コンビニのおにぎりはパッケージに栄養成分が表示されているため、カロリーを正確に把握しやすいのが大きな利点です。

セブンイレブン・ローソン・ファミリーマートの大手3社は、同じ具材でも使用する米の品種や具材の量、味付けが異なるため、カロリーに若干の差が生じます。

とくに近年は、もち麦入りや雑穀米を使った健康志向のおにぎりや、ボリューム重視の大きめおにぎりなど商品ラインナップが多様化しているでしょう

定番具材(梅・鮭・ツナマヨ)のコンビニ3社カロリー比較

コンビニ大手3社の定番具材で比較すると、同じ具材でも10〜20kcal程度の差があることがわかります。

梅おにぎりはセブンイレブン約168kcal・ローソン約170kcal・ファミリーマート約172kcal前後で、3社ともほぼ同水準です。

鮭おにぎりはセブンイレブン約178kcal・ローソン約180kcal・ファミリーマート約182kcal前後と、こちらも大きな差はありません。

一方、ツナマヨおにぎりはセブンイレブン約225kcal・ローソン約240kcal・ファミリーマート約230kcal前後と、マヨネーズの使用量により差が出やすい傾向にあります

カロリーを少しでも抑えたい方は、各社パッケージの栄養成分表示を確認してから選ぶ習慣をつけるとよいでしょう。

なお、商品のリニューアルにより数値は随時変更される可能性があるため、最新情報は各社の公式サイトで確認してください

もち麦・雑穀米おにぎりのカロリーと特徴

健康志向の方に人気が高いもち麦や雑穀米を使ったおにぎりは、白米のおにぎりとカロリー自体は大きく変わりませんが、食物繊維量に違いがあります。

セブンイレブンの梅こんぶおむすび(もち麦使用)は約159kcalと、定番の梅おにぎりより10kcalほど低いのが特徴です。

ローソンの枝豆と塩昆布おにぎり(もち麦使用)は約173kcalで、通常の白米おにぎりとほぼ同等のカロリーとなっています。

もち麦の最大のメリットは、β-グルカンと呼ばれる水溶性食物繊維が豊富に含まれている点です

β-グルカンには食後の血糖値上昇を緩やかにする働きがあり、同じカロリーでも血糖値の急上昇を抑えやすくなるとされています。

カロリーだけでなく血糖値への影響も考慮したい方は、もち麦入りのおにぎりを積極的に選ぶとよいでしょう

高カロリーに注意したいコンビニ限定おにぎり

近年のコンビニでは、具材のボリュームを重視した「大きなおにぎり」シリーズや、肉系・チーズ系の変わり種おにぎりが人気を集めています。

ローソンの「大きなおにぎり」シリーズやファミリーマートの「サンドおむすび」は、通常のおにぎりよりご飯の量が多く、1個で250〜380kcalを超えることも珍しくありません

とくにポークランチョンミート(スパム)とたまごを組み合わせた「ポークたまごおにぎり」は約383kcalと、通常の梅おにぎり約2個分のカロリーに相当します。

こうしたボリューム系おにぎりは満足感が高い反面、1個で昼食のカロリー目安の大半を占めてしまうケースがあるでしょう。

パッケージの栄養成分表示を必ず確認し、1食全体のカロリーとのバランスを意識して選びましょう

おにぎりと他の主食のカロリー比較|パン・麺・サンドイッチ

「おにぎりはカロリーが高い」というイメージを持つ方もいますが、実際に他の主食と比較すると、おにぎりは1個あたりのカロリーが把握しやすく、脂質も低い食品です。

食パンやサンドイッチ、パスタやうどんなど、日常的に食べる主食と並べてみると、それぞれに異なる特徴があることがわかります[1]。

カロリーだけでなく、糖質・脂質・腹持ちの4つの軸で比較すると、おにぎりの強みと注意点がより明確になるでしょう。

おにぎり vs 食パン|カロリー・糖質・脂質の違い

おにぎり1個(ご飯100g)は約170kcal・糖質約39g・脂質約0.3gであるのに対し、食パン6枚切り1枚(約60g)は約149kcal・糖質約26.5g・脂質約2.5gです[1]。

1食分のカロリーだけを比較すると両者に大きな差はありませんが、脂質の量には明確な違いがあります。

食パンにはバターが含まれており、さらにジャムやマーガリンを塗って食べる場合はカロリーと脂質が大幅に上乗せされるでしょう

一方、おにぎりは脂質がほぼゼロであり、具材を選べばカロリーの上乗せを最小限に抑えられます。

また、白米は粒のまま食べるため咀嚼回数が多くなり、小麦粉を挽いて作るパンよりも満腹感を得やすいという報告もあるのです。

脂質を抑えつつ腹持ちのよい主食を選びたい方にとって、おにぎりはパンよりも適した選択肢といえるでしょう

おにぎり vs サンドイッチ|腹持ちとカロリーの関係

コンビニで手軽に選べる主食として、おにぎりとサンドイッチはよく比較される存在です。

一般的なサンドイッチ1パック(ミックスサンド)は約300〜400kcalで、おにぎり1個の約2倍のカロリーがあります。

サンドイッチは具材の割合が高く、パン・バター・マヨネーズなど脂質を含む食材が複数使われているため、同じ重量のおにぎりよりもカロリーが高くなりやすいのです

ただし、サンドイッチは卵やレタス、ハムといった具材が豊富に含まれている分、たんぱく質やビタミンの摂取量ではおにぎりを上回る場合もあるでしょう。

おにぎりのメリットは脂質の低さと腹持ちのよさであり、白米の粒感が消化吸収を緩やかにすることで空腹を感じにくくなります。

減量中に主食を選ぶ際は、「カロリー重視ならおにぎり」「栄養バランス重視ならサンドイッチ+サラダ」と使い分けるのがよいでしょう

おにぎり vs 麺類(パスタ・うどん・そば)|1食分で比較

麺類のカロリーは1食分の量で比較することが重要であり、100gあたりの数値だけでは正確な比較ができません。

おにぎり1個(ご飯100g)が約170kcalであるのに対し、ゆでうどん1人前(約200g)は約200kcal、ゆでそば1人前(約170g)は約220kcal、パスタ1人前(ゆで約240g)は約350kcalとなっています[1]。

100gあたりの数値ではおにぎりのほうがやや高くなりますが、1食分に換算すると麺類のほうがカロリーは高い傾向にあるのです

とくにパスタはオイルやクリームソースが加わると1食500〜700kcalに跳ね上がることも珍しくないでしょう。

うどんやそばは比較的低カロリーですが、つゆの塩分やトッピングの天ぷらが加わるとカロリーと脂質が大幅に増加します。

おにぎりは1個単位でカロリーが把握できるため、食事全体の計算がしやすいという点で他の主食にはない利便性を持っています

おにぎりで太る?太らない?カロリーを抑える5つの食べ方

おにぎり自体が太る食品かどうかは、「何個食べるか」「何と一緒に食べるか」「いつ食べるか」によって大きく変わります。

主食をおにぎりに置き換えて適量を守る分にはカロリーの摂りすぎにはなりにくく、むしろ量が把握しやすいため減量に向いている食品だといえるでしょう

一方で、おにぎりだけを食事にする「おにぎり単体食べ」は、血糖値の急上昇を招き、かえって脂肪がつきやすくなるリスクがあります。

おかずを先に食べて血糖値の急上昇を防ぐ

おにぎりを食べる前に、野菜やたんぱく質のおかずを先に口にすることで、食後の血糖値の急上昇を抑えることができます。

空腹の状態で糖質主体のおにぎりをいきなり食べると、血液中のブドウ糖が急増し、インスリンが大量に分泌されます。

インスリンには余分なブドウ糖を脂肪として蓄える働きがあるため、血糖値が急激に上がるほど体脂肪として蓄積されやすくなるのです

この現象を防ぐのが、食事の最初に食物繊維やたんぱく質を摂取する「食べ順」の工夫です。

サラダや味噌汁、卵焼きやサラダチキンなどを先に食べてからおにぎりを食べると、糖質の吸収がゆっくりになり、血糖値の急上昇が緩和されます。

コンビニで昼食を買う際も「おにぎり+サラダ」のセットを選ぶだけで実践できるため、手軽に始められる習慣でしょう

冷めたおにぎりでレジスタントスターチを活用する

おにぎりは炊きたてのご飯よりも、冷めた状態で食べるほうが太りにくい可能性があります。

その理由は「レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)」という成分にあります。

レジスタントスターチとは、加熱したでんぷんが冷める過程で再結晶化し、消化されにくい構造に変わったもので、食物繊維と似た働きをする成分です[3]。

炊きたてのご飯を常温で1時間冷ますだけでレジスタントスターチの含有量は約1.6倍に増加し、小腸で消化吸収されにくくなるため、実質的な摂取カロリーが低くなるとされています

レジスタントスターチは大腸まで届いて腸内細菌のエサとなり、腸内環境の改善や血糖値上昇の抑制にも寄与するでしょう。

コンビニのおにぎりは製造・配送の過程で自然に冷めているため、温めずにそのまま食べるのがこの観点では理にかなった食べ方です

1食あたり1〜2個を目安にして食べすぎを防ぐ

おにぎりは手軽に食べられる反面、つい3個、4個と食べすぎてしまいやすい食品でもあります。

おにぎり1個(ご飯100g)のカロリーは約170kcalですが、3個食べれば約510kcal、4個では約680kcalとなり、1食の目安である500〜600kcalを簡単に超えてしまうのです。

厚生労働省と農林水産省が公表している「食事バランスガイド」では、1日に摂取するごはん(主食)の目安量は男性でおにぎり約7個分、女性で約6個分とされています[2]。

3食に分けると1食あたり2個前後が適量であり、減量中であれば1〜2個を目安にするのがよいでしょう

おにぎりの数を決めたら、残りのカロリーはたんぱく質や野菜のおかずに振り分けると、栄養バランスが整いやすくなります。

「おにぎりは1食2個まで」というルールを決めておくと、食べすぎを自然に防ぐことができるでしょう

味噌汁やサラダと組み合わせて栄養バランスを整える

おにぎりだけで食事を済ませると、たんぱく質・ビタミン・ミネラル・食物繊維が不足しやすくなります。

とくに減量中は筋肉量の維持が重要であり、たんぱく質が不足すると基礎代謝が低下して、かえって痩せにくい体質になるリスクがあるのです

おにぎりと組み合わせる食品としてもっともおすすめなのは、味噌汁と野菜サラダの2品です。

味噌汁は温かい汁物であるため満腹感を高めやすく、具材に豆腐やわかめを入れればたんぱく質と食物繊維を同時に補えます。

野菜サラダは食物繊維が豊富で、おにぎりの前に食べることで血糖値の急上昇を防ぐ役割も果たすでしょう。

「おにぎり1〜2個+味噌汁+サラダ」は、カロリーを400〜500kcal程度に抑えながら栄養バランスを整えられる手軽な組み合わせです

夜遅い時間の摂取を避ける

同じカロリーのおにぎりでも、食べる時間帯によって体への影響は異なります。

人間の体には「BMAL1(ビーマルワン)」というたんぱく質が存在し、脂肪の蓄積を促す働きを持っています。

BMAL1の活性は22時〜深夜2時にかけてピークを迎えるため、この時間帯に糖質の多い食品を摂取すると、日中と比べて体脂肪として蓄積されやすくなるのです

夕食が遅くなりがちな方は、可能であれば夕方のうちにおにぎりを1個食べておき、帰宅後は軽めのおかずだけにするという「分割食」の方法も有効でしょう。

どうしても夜遅くにおにぎりを食べる場合は、具材を梅や昆布などの低カロリーなものにして、個数も1個に抑えることをおすすめします

手作りおにぎりでカロリーを調整する方法

コンビニおにぎりは手軽ですが、自分でおにぎりを作れば、ご飯の量・米の種類・具材をすべてコントロールできるため、カロリー管理の精度が格段に上がります。

とくに毎日お弁当を持参する方にとっては、手作りおにぎりが減量の強い味方になるでしょう

ちょっとした工夫の積み重ねが、長期的なカロリーコントロールにつながります。

ご飯の量を80〜100gにして1個あたりのカロリーを抑える

手作りおにぎりでカロリーを抑えるもっとも確実な方法は、ご飯の量を計量してから握ることです。

ご飯80gで作るおにぎりのカロリーは約136kcal、100gなら約170kcalであり、20gの差でも約34kcalの削減が可能になります[1]。

1日2個食べる場合、80gのおにぎりと120gのおにぎりでは1日あたり約136kcalの差が生まれ、1ヶ月で約4,080kcal(脂肪約0.5kg分)の差になる計算です

キッチンスケールを使えば毎回正確に量れますが、慣れてくると手の感覚で80gと100gの違いがわかるようになるでしょう。

物足りなさを感じる場合は、1個80gのおにぎりを2個にして具材を変えると、満足感を損なわずにカロリーを管理できます。

コンビニおにぎりの標準サイズが100g前後であることを考えると、80gのおにぎりはやや小ぶりですが、2個にすれば満足感を損なわずにカロリーを管理できます

白米をもち麦・玄米・雑穀米に置き換える

白米の一部をもち麦や玄米、雑穀米に置き換えることで、カロリーはほぼ変わらずに食物繊維やビタミン・ミネラルの摂取量を増やすことができます。

もち麦は白米と混ぜて炊くだけで使えるため、特別な調理技術は必要ありません。

白米100gあたりの食物繊維は約0.3gであるのに対し、もち麦を3割混ぜると約1.5g以上に増加します

食物繊維が増えることで食後の血糖値上昇が緩やかになり、満腹感も持続しやすくなるでしょう。

玄米を使う場合は、最初は白米と半々の割合から試してみるのがおすすめです

低カロリー&高たんぱくな具材の組み合わせ例

手作りおにぎりの具材は自由に選べるため、低カロリーかつ高たんぱくな食材を意識して選ぶことで、栄養価の高いおにぎりに仕上がります。

おすすめの組み合わせとしては、「ほぐし鮭+大葉」「ささみ+梅肉」「枝豆+塩昆布」「しらす+ごま」などが挙げられるでしょう。

鮭やささみはたんぱく質が豊富で脂質が少ないため、カロリーの上乗せを最小限に抑えつつ筋肉の維持に必要な栄養素を補えます

枝豆は植物性たんぱく質と食物繊維の両方を含んでおり、彩りもよいため見た目の満足感も高い具材です。

自宅でツナマヨを作る場合は、ノンオイルのツナ缶とカロリーハーフのマヨネーズを使うことで、コンビニのツナマヨおにぎりよりも30〜50kcal程度カロリーを抑えることができます。

具材の選び方ひとつで同じ1個のおにぎりでも栄養バランスが大きく変わるため、さまざまな組み合わせを試してみてください

よくある質問

Q. おにぎり1個のカロリーはどのくらい?

具材なしの塩おにぎり1個(ご飯100g)のカロリーは約170kcalです。

具材によって170〜260kcal程度の幅があり、梅や昆布は約173〜183kcal、ツナマヨは約232kcalが目安になります。

コンビニおにぎりの標準サイズはご飯100g前後であるため、パッケージの栄養成分表示も参考にしてください。

Q. おにぎりとパンはどっちが太りやすい?

カロリーだけで比較するとおにぎり1個(約170kcal)と食パン1枚(約149kcal)に大きな差はありません。

ただし、食パンにバターやジャムを塗ると200kcal以上になるうえ、脂質も増加します。

脂質が低く腹持ちがよいという点では、おにぎりのほうが減量に向いているといえるでしょう。

Q. 減量中は1日何個までおにぎりを食べてよい?

食事バランスガイドの目安では、1日の主食量は男性でおにぎり約7個分、女性で約6個分とされています。

これを3食に分けると1食2個前後が目安ですが、減量中であれば1食1〜2個に抑え、残りのカロリーをおかずに振り分けるのが理想的です。

おにぎりだけで食事を済ませず、たんぱく質や野菜を組み合わせることが大切でしょう。

Q. 冷たいおにぎりのほうが太りにくいって本当?

冷めたご飯にはレジスタントスターチ(難消化性でんぷん)が増え、食物繊維と似た働きをすることがわかっています。

レジスタントスターチは小腸で消化されにくいため、温かいご飯よりも実質的な摂取カロリーが低くなると考えられているのです。

コンビニおにぎりは自然に冷めた状態で販売されているため、温めずにそのまま食べるのがこの観点ではおすすめです。

Q. もち麦おにぎりは白米のおにぎりよりカロリーが低い?

もち麦おにぎりと白米おにぎりのカロリー差はわずかであり、大きな違いはありません。

両者の違いは食物繊維の量にあり、もち麦にはβ-グルカンという水溶性食物繊維が含まれ、血糖値の上昇を緩やかにする働きが期待できます。

カロリー削減よりも血糖値コントロールや腸内環境の改善を重視する方には、もち麦おにぎりが適しているでしょう。

まとめ

おにぎりは1個(ご飯100g)あたり約170kcalで、脂質が低く腹持ちのよい主食です。

具材によるカロリーの幅は170〜260kcal程度であり、梅・昆布・おかかなど低脂質の具材を選ぶことでカロリーの上乗せを最小限に抑えられます

コンビニ各社のおにぎりはパッケージに栄養成分が表示されているため、カロリーを正確に把握しやすい点が大きなメリットです。

他の主食と比較しても、パンより脂質が低く、麺類より1食分のカロリーが少ないケースが多いため、食事管理に適した食品といえるでしょう。

冷めたおにぎりにはレジスタントスターチが増えて太りにくくなる可能性があり、食べる順番や組み合わせを工夫することでさらに効果が高まります。

手作りおにぎりであればご飯の量・米の種類・具材をすべて自分でコントロールできるため、減量中の方にとくにおすすめです。

正しい知識を持っておにぎりを賢く食べることが、無理のない食事管理を長続きさせる鍵になるでしょう

参考文献

[1] 文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」 https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_00001.html

[2] 農林水産省・厚生労働省「食事バランスガイド」 https://www.maff.go.jp/j/balance_guide/

[3] J-STAGE「レジスタントスターチの栄養・生理機能」 https://www.jstage.jst.go.jp/

※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の食事療法を推奨するものではありません。
健康上の不安がある方は医療機関へご相談ください。