「コロナにかかってから、立ち上がるとクラッとする……これって大丈夫?」と不安になっていませんか。
コロナにかかっているあいだは、熱や食欲の低下による脱水、長く横になっていたことによる立ちくらみなどで、めまいやふらつきを感じることがあります。
また、コロナが治ったあとも、立ったときのめまいなどが長く続く場合があり、厚生労働省の手引きでは後遺症(罹患後症状)の一つとしてあげられています。
多くの場合、めまいは水分補給や休養、時間の経過とともに落ち着いていきます。
一方で、手足のしびれやろれつが回らないといった症状を伴うめまいは、脳卒中などのサインのことがあり、すぐに受診が必要です。
この記事では、コロナでめまいが起こる原因を療養中と回復後に分けて整理し、自宅でできる対処法、すぐに受診すべきめまい、後遺症が疑われるときの相談先までをわかりやすく解説します。
「このめまいは様子を見ていいのか」を判断する手がかりとして、ぜひ参考にしてください。
コロナにかかるとめまいが起こることがある
コロナにかかったあと、あなたが立ち上がったときにクラッとしたり、体がふわふわしたりするめまいを感じることはめずらしくありません。
厚生労働省の「罹患後症状のマネジメント」では、コロナの後遺症にみられる神経の症状の一つとして「立位時のめまい」があげられているためです[1]。
療養中には、熱で汗をかいたり食事がとれなかったりして、体の水分が不足し、めまいが起こりやすくなることもあります。
ベッドから起き上がってトイレに向かうときに目の前が暗くなる、歩いていると足元がふらつくといった形で感じる方もいるでしょう。
コロナにかかってからめまいがすると、「何か悪いことが起きているのでは」と心配になりますよね。
めまいが起こりやすいタイミングと原因を知っておけば、自宅で様子を見てよいめまいと受診が必要なめまいを見分けやすくなります。
療養中と治ったあとではめまいの原因が異なる
コロナによるめまいは、熱などの症状が出ている療養中と、熱が下がって治ったあとで、考えられる原因が異なります。
療養中は熱や食欲の低下による脱水や寝ている時間の長さが関わりやすい一方で、治ったあとに続くめまいは後遺症の一つとして手引きにあげられているためです[1]。
療養中のめまいは、熱が出ている2〜3日目ごろに、トイレや入浴で立ち上がったときに起こりやすい傾向があります。
治ったあとのめまいは、仕事や家事に戻ってから、長く立っていると気分が悪くなる、朝起きたときにふらつくといった形で続くことがあります。
いつめまいが始まったのかによって、自分で気をつけたいポイントや相談先も変わってきます。
めまいが出始めた時期と、どんな場面で起こるのかをメモしておくと、原因を考えたり医師に相談したりするときの手がかりになるでしょう。
めまいは時間とともに落ち着くことが多い
コロナに関係するめまいは、多くの場合、体調の回復や時間の経過とともに少しずつ落ち着いていきます。
療養中のめまいは熱が下がり水分や食事がとれるようになると軽くなりやすく、診療の手引きでも軽症の場合は発症から1週間以内に症状が軽くなることが多いとされているためです[2]。
後遺症として続くめまいについても、罹患後症状の多くは時間の経過とともに改善し、数か月から半年で徐々に良くなることが大半とされています[1]。
熱が下がって数日たつと、立ち上がったときのクラッとする感じが気にならなくなっていたという方もいます。
一方で、手引きでは、改善までに長い時間がかかる人や、途中で一時的に悪くなる人もいるとされています[1]。
めまいがいつまで続くのか先が見えないと、不安が大きくなってしまいますよね。
焦らずに体を休めながら、めまいが強くなっていないか、ほかの症状が加わっていないかを見守っていくことが大切です。
コロナの療養中にめまいが起こる主な原因
コロナの療養中に起こるめまいは、脱水や、長く横になっていたことによる立ちくらみが主な原因として考えられます。
熱で汗をかいたり、喉の痛みで水分や食事がとりにくくなったりすると、体の水分が足りなくなり、脳に届く血液の量が一時的に減りやすくなるためです。
数日寝込んだあとに急に起き上がると、体が姿勢の変化についていけず、立ちくらみを起こしやすくなることもあります。
普段から飲んでいる薬や、熱を下げるために使った薬の影響でふらつきを感じる場合もあるでしょう。
熱や喉の痛みでつらいときにめまいまで加わると、トイレに行くのも不安になりますよね。
療養中のめまいの原因を知っておけば、水分のとり方や立ち上がり方など、自分でできる工夫を考えやすくなります。
熱や食欲の低下による脱水
コロナの療養中に起こるめまいで、まず考えたいのが、熱や食欲の低下による脱水です。
熱で汗をかくと体から水分が失われやすく、喉の痛みで飲んだり食べたりする量が減ると、体の水分や塩分がさらに不足しやすくなるためです。
体の水分が足りなくなると血液の量が減り、立ち上がったときに頭へ届く血液が一時的に少なくなって、クラッとしやすくなります。
口の中が乾く、尿の量や回数が減る、尿の色が濃いといった変化は、水分が足りていないサインのことがあります。
子どもの場合は、水分がとれない、半日以上おしっこが出ていないといった様子があれば、かかりつけ医などに相談するよう案内されています[3]。
熱でぼんやりしていると、水分をとることをつい後回しにしてしまいますよね。
枕元に飲み物を置き、経口補水液やスープなど塩分も一緒にとれるものを少しずつ口にするよう心がけておきましょう。
長く横になっていたことによる立ちくらみ
数日間寝込んだあとに急に立ち上がると、立ちくらみによるめまいが起こりやすくなります。
ふだんは立ち上がると体が自然に血圧を調整して頭へ血液を送りますが、長く横になっていると、その調整がうまく追いつかなくなることがあるためです。
ベッドから勢いよく起き上がった瞬間に目の前が暗くなる、トイレで立ち上がったときにふらついて壁に手をつくといった経験をする方もいるでしょう。
脱水が重なっていると、立ちくらみはさらに起こりやすくなります。
立ちくらみで転んで頭や体を打ってしまうと、別のけがにつながるおそれもあります。
ふらついたときに支えにできる場所がないと、一人で歩くのが怖くなりますよね。
起き上がるときはいったんベッドに腰かけて数十秒休み、ゆっくり立ち上がるようにすると、立ちくらみを防ぎやすくなります。
解熱鎮痛薬や持病の薬が影響していることもある
療養中のめまいには、熱を下げるために使った薬や、普段から飲んでいる持病の薬が関わっていることもあります。
総合かぜ薬には眠気やふらつきが出やすい成分が含まれていることがあり、また脱水で血圧が下がりやすい状態では、血圧を下げる薬などの影響が強く出る場合があるためです。
解熱剤で熱が一気に下がるときに大量の汗をかき、そのあとに立ち上がるとクラッとすることもあります。
高血圧や糖尿病などの薬を飲んでいる方が、食事をあまりとれないまま普段どおり薬を飲み続けると、血圧や血糖が下がりすぎてしまうおそれもあります。
東京都は、ほかの薬を飲んでいる方などが市販の解熱鎮痛薬を買うときは、薬剤師に相談するよう案内しています[4]。
薬を飲んだあとにめまいが出ると、飲み続けていいのか迷ってしまいますよね。
自己判断で持病の薬をやめたり量を変えたりせず、食事がとれないときやふらつきが続くときは、かかりつけ医や薬剤師に相談してみてください。
コロナが治ったあとに続くめまいは後遺症の可能性も
熱などの症状が落ち着いてからもめまいが続くときは、コロナの後遺症(罹患後症状)の可能性があります。
厚生労働省の手引きでは、罹患後症状は少なくとも2か月以上続き、ほかの病気では説明がつかないものと定義されており、その神経の症状の一つに「立位時のめまい」があげられているためです[1]。
仕事や学校に戻ってから、長く立っていると気分が悪くなる、朝に体がふらついて起き上がれないといった形で、めまいに悩む方もいます。
まわりからは「もう治ったはず」と思われやすく、つらさを伝えにくいこともあるでしょう。
一方で、めまいはコロナ以外の病気でも起こるため、ほかの原因がないかを医療機関で確かめておくことも大切です。
後遺症としてのめまいの特徴を知っておけば、長引く不調を一人で抱え込まず、必要な相談につなげやすくなります。
立ったときのめまいは罹患後症状の一つ
コロナが治ったあとに、立ち上がったときや立ち続けているときにめまいが起こる場合は、罹患後症状の一つとして考えられます。
厚生労働省の手引きでは、コロナの罹患後症状にみられる神経の症状として「立位時のめまい」があげられているためです[1]。
同じ手引きでは、めまいやふらつきを訴える人には、立ち上がったときの血圧と脈拍の変化を調べることがすすめられています[1]。
立ったときに脈が大きく速くなる「体位性頻脈症候群(POTS)」などの病気がないかを確かめるため、寝た姿勢と立った姿勢で血圧と脈拍を比べる検査が行われることもあります[1]。
電車で立っていると気分が悪くなる、台所で料理をしているうちにふらついてくるといった場面で、めまいに気づく方もいるでしょう。
座ったり横になったりすると楽になることが多いため、「気のせいかも」と見過ごしてしまいがちですよね。
立ったときのめまいが続くときは、どんな場面で起こるのかをメモしておき、医療機関で相談するときに伝えると原因を調べやすくなります。
頭痛やだるさ・集中力の低下を伴うこともある
後遺症としてのめまいは、頭痛や強いだるさ、集中力の低下など、ほかの症状と一緒にあらわれることがあります。
厚生労働省の手引きでは、罹患後症状の神経の症状として、立位時のめまいのほかに、頭痛、思考や集中力の低下(ブレインフォグ)、疲労感・倦怠感、睡眠障害などがあげられているためです[1]。
ブレインフォグは、頭の中に霧がかかったように感じ、記憶力や集中力が落ちて「頭がボーっとする」状態をさします[1]。
めまいで体がふらつくうえに頭も働かない感じがして、仕事でミスが続き、落ち込んでしまう方もいるでしょう。
いくつもの症状が重なると、どれから手をつければいいのかわからず、つらさが大きくなりますよね。
めまいだけでなく、ほかに気になる症状もあわせて記録しておくと、医療機関で相談するときに全体の状態を伝えやすくなります。
後遺症のめまいはいつまで続くのか
後遺症としてのめまいは、多くの場合、数か月から半年ほどかけて少しずつ良くなっていきます。
厚生労働省の手引きでは、罹患後症状は時間の経過とともに大半が改善し、数か月から半年で徐々に良くなることが多いとされているためです[1]。
同じ手引きでは、改善までに長い時間がかかる人や、良くなってきたと思ったあとに一時的に悪くなる人もいるとされています[1]。
めまいの出る回数が少しずつ減ってきた、長く立っていられる時間が延びてきたといった変化は、回復に向かっている目安になります。
「いつになったら治るのか」と先が見えない状態が続くと、気持ちも沈みがちになりますよね。
焦って以前と同じペースに戻そうとすると、かえって症状が長引くこともあります。
めまいの変化を週ごとに振り返りながら、医師と相談して自分に合ったペースで回復を目指していきましょう。
コロナでめまいがするときの対処法
コロナでめまいがするときは、水分補給と休養を心がけ、立ち上がるときはゆっくり動き、無理をせずに少しずつ活動量を戻していくことが基本です。
療養中のめまいは脱水や立ちくらみが関わりやすく、治ったあとのめまいも無理を重ねると長引くことがあるため、体への負担を減らすことが回復の助けになるためです。
めまいがするときは、すぐに座るかしゃがむなどして、転ばないように身を守ることを優先しましょう。
車の運転や高い所での作業、自転車に乗るといった、めまいが起きると危険な行動は控えておくと安心です。
日常の中でめまいが起こると、いつまた来るのかと身構えてしまいますよね。
自分でできる対処法を知っておけば、めまいと上手に付き合いながら、落ち着いて回復を待つことができます。
こまめな水分補給と休養を心がける
めまいがあるときは、まずこまめに水分をとり、体をしっかり休めることを心がけましょう。
療養中のめまいには脱水が関わっていることが多く、水分と塩分を補って体を休めることで、頭へ届く血液の量が安定しやすくなるためです。
水やお茶だけでなく、経口補水液やスポーツドリンク、みそ汁やスープなど、塩分も一緒にとれるものを少しずつ飲むと効率よく補えます。
一度にたくさん飲むと気分が悪くなることもあるため、30分から1時間おきに数口ずつ飲むと続けやすいでしょう。
食欲がないときは無理に食べなくても大丈夫ですが、おかゆやうどん、ゼリーなど口にしやすいもので少しでもエネルギーをとっておくと安心です。
寝不足や疲れもめまいを悪化させるため、横になって休める時間をつくることも大切です。
めまいが出たら「水分は足りているか」「しっかり休めているか」を振り返り、体を整えることから始めましょう。
立ち上がるときはゆっくり動く
めまいがあるときは、寝た姿勢や座った姿勢から立ち上がるときに、ゆっくり段階をふんで動くようにしましょう。
急に立ち上がると体の血圧の調整が追いつかず、頭へ届く血液が一時的に少なくなって、立ちくらみやめまいが起こりやすくなるためです。
朝起きるときは、まず布団の中で手足を軽く動かし、次にベッドに腰かけて数十秒ほど休んでから立ち上がると、体が姿勢の変化に慣れやすくなります。
トイレや入浴のあとも、すぐに歩き出さず、壁や手すりにつかまって少し様子を見てから動くと安心です。
長く立っていると気分が悪くなる場合は、こまめに座る、足を軽く動かすといった工夫も役立ちます。
ふらつきで転ぶのが怖くて、動くこと自体がおっくうになってしまう方もいるでしょう。
立ち上がり方を少し変えるだけでもめまいを防ぎやすくなるため、毎日の動作の中でゆっくり動くことを習慣にしてみてください。
無理をせず少しずつ活動量を戻す
めまいが続いているときは、無理に元の生活のペースに戻そうとせず、体の様子を見ながら少しずつ活動量を増やしていきましょう。
京都府は、後遺症からの社会復帰で無理をすると体への負担となり体調の悪化につながることがあるとして、医師と相談しながら休息と活動のバランスをとることが大切だとしているためです[5]。
最初は家の中での短い家事や近所への散歩など、軽い動きから始め、めまいが出なければ少しずつ時間や量を増やしていくと体への負担を抑えられます。
調子のよい日に予定を詰め込みすぎると、翌日以降にめまいやだるさが強く出ることがあるため、余力を残して一日を終えるくらいがちょうどよいでしょう。
職場に戻る場合は、勤務時間を短くする、在宅勤務を取り入れるなど、働き方を医師や職場と相談するのも一つの方法です。
周りに遅れたくない気持ちから、つい頑張りすぎてしまうこともありますよね。
めまいが出た日と活動した内容をメモしておくと、自分に合った活動量を見つけやすくなり、無理のない回復につなげられます。
すぐに受診したほうがよいめまい
めまいの中には、手足のしびれやろれつが回らない、息苦しさや胸の痛みを伴うなど、すぐに受診が必要なものがあります。
こうした症状を伴うめまいは、脳卒中や心臓・肺の病気など、急いで治療を受ける必要がある病気のサインのことがあるためです[6][7]。
コロナにかかったあとのめまいだからと「後遺症だろう」と決めつけてしまうと、大切なサインを見逃してしまうおそれがあります。
普段から高血圧や糖尿病などの持病がある方や、高齢の方は、特に注意しておきたいところです。
めまいが起きたときに、救急車を呼ぶべきなのか、翌日に受診すればよいのか迷ってしまいますよね。
すぐに受診したほうがよいめまいのサインを知っておけば、いざというときにためらわずに行動できます。
手足のしびれやろれつが回らないなどを伴うめまいはすぐに救急へ
めまいと一緒に、手足のしびれや力の入りにくさ、ろれつが回らないといった症状があるときは、すぐに救急車を呼ぶなどして受診してください。
広島県の循環器病の情報サイトでは、脳卒中が疑われるサインとして次のような症状があげられ、一刻も早く専門的な病院を受診するよう案内されているためです[6]。
- 片方の手足や顔の半分がまひする、しびれる
- ろれつが回らない、言葉が出ない、人の言うことが理解できない
- 力はあるのに立てない、歩けない、フラフラする
- 片方の目が見えない、物が二つに見える
- 経験したことのない激しい頭痛がする
脳卒中では、ぐるぐる回るようなめまいや強いふらつきが最初のサインとしてあらわれることもあります。
症状が数分でおさまった場合でも、時間をおいて再び起こることがあるため、自己判断で様子を見るのは危険です。
突然のことに頭が真っ白になってしまうかもしれませんね。
症状が出始めた時刻をメモしておくと、医療機関での治療方針を決める大切な手がかりになるため、慌てずに119番に連絡しましょう。
息苦しさや胸の痛み・動悸を伴うめまいも早めに相談を
めまいに加えて、息苦しさや胸の痛み、脈が乱れる感じなどがあるときも、早めに医療機関や相談窓口へ連絡してください。
厚生労働省は、自宅療養中に注意したい「緊急性の高い症状」として、息苦しさや胸の痛み、脈がとぶ・脈のリズムが乱れる感じなどをあげているためです[7]。
診療の手引きでも、コロナの症状が回復したあとに心筋炎などが起こった報告があるとされています[2]。
階段を少し上っただけで息が切れてめまいがする、横になっても胸がドキドキしておさまらないといった症状は、心臓や肺の状態を確かめる必要があるサインのことがあります。
熱が下がってしばらくたってからこうした症状が出ると、「コロナとは関係ないかも」と受診をためらってしまうかもしれません。
コロナにかかったことを伝えたうえで受診すると、医師が原因を考えやすくなります。
呼吸がとても苦しい、意識がぼんやりするなど急を要する場合は、ためらわずに119番に連絡しましょう。
めまいが長引くときは医療機関や後遺症の相談窓口へ
コロナが治ったあともめまいが続いて生活に影響が出ているときは、かかりつけ医や身近な医療機関に相談してみてください。
後遺症にはまだ確立した治療法がなく、症状に合わせた対症療法が基本とされているため[8]、めまいの原因を確かめながら一人ひとりに合った対応を考えていく必要があるためです。
都道府県によっては、後遺症に対応している医療機関の一覧を公表しているところもあり、かかりつけ医がいない場合の相談先を探す手がかりになります[8]。
めまいは、耳の奥の病気や貧血、血圧の異常など、コロナとは別の原因で起こることもあるため、受診してほかの病気がないかを確かめておくことも大切です。
受診するときは、コロナにかかった時期、めまいが起こる場面や続いている期間、ほかに気になる症状をメモして持っていくと、短い診察でも伝えやすくなります。
休職や仕事内容の調整が必要な場合も、医師に相談するよう案内されています[5]。
めまいのつらさを一人で我慢し続けずに、医療機関や職場の力を借りながら、少しずつ元の生活に戻していきましょう。
コロナのめまいについてのまとめ
コロナにかかるとめまいが起こることがあり、療養中と治ったあとでは考えられる原因が異なります。
療養中は熱や食欲の低下による脱水や、長く横になっていたことによる立ちくらみが関わりやすく、治ったあとに続く立ったときのめまいは後遺症の一つとして手引きにあげられているためです。
多くのめまいは、水分補給や休養、時間の経過とともに落ち着き、後遺症のめまいも数か月から半年で徐々に良くなることが大半とされています。
めまいがするときは、こまめに水分をとり、立ち上がるときはゆっくり動き、無理をせず少しずつ活動量を戻していくことが大切です。
手足のしびれやろれつが回らない、息苦しさや胸の痛みを伴うといっためまいは、すぐに受診や救急車を考えてください。
めまいが長引くときは、かかりつけ医や後遺症の相談先に相談しましょう。
めまいがあると、いつ起こるかわからず毎日が不安になりますよね。
めまいの原因と受診の目安を知っておけば、必要以上に心配せず、自分の体と向き合いながら回復を待てるでしょう。
参考文献
[1] 厚生労働省「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き 別冊 罹患後症状のマネジメント 第3.1版」(2025年2月)
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001422904.pdf
[2] 厚生労働省「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き 第10.1版」(2024年4月)
https://www.mhlw.go.jp/content/001248424.pdf
[3] 鹿児島県小児科医会「お子さんが新型コロナウイルスに感染したときの見守るポイント」(令和5年5月8日改訂)
https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/documents/102879_20230508200334-1.pdf
[4] 東京都保健医療局「感染に備えて準備をしておきましょう」
https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/kansen/info/corona/corona_portal/shien/ryouyounisonaete
[5] 京都府「新型コロナウイルス感染症の後遺症について」
https://www.pref.kyoto.jp/kentai/corona/kouisho/kouishotoha.html
[6] 広島県「循環器病のサイン」(広島県循環器病(脳卒中・心血管疾患)情報サポートサイト)
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/junkanki/sign.html
[7] 厚生労働省「新型コロナウイルス感染症の軽症者等に係る宿泊療養・自宅療養における健康観察における留意点について」(緊急性の高い症状)
https://www.mhlw.go.jp/content/000625758.pdf
[8] 札幌市「新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(いわゆる後遺症)について」
https://www.city.sapporo.jp/hokenjo/f1kansen/covid-19/kouisyou.html
最終閲覧日:2026年10月14日
※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としたものであり、医療アドバイスではありません。
お薬の服用に関しては必ず医師にご相談ください。
※効果・効能・副作用の現れ方は個人差がございます。
※医師の判断によりお薬を処方できない場合があります。