「コロナにかかってから鼻がつまって、息苦しくて眠れない……いつまで続くの?」と悩んでいませんか。
コロナは喉の痛みや発熱のイメージが強い病気ですが、鼻水やくしゃみとともに鼻づまりがあらわれることもあります。
多くの場合、鼻づまりは体の回復とともに1週間ほどで落ち着いていきますが、10日以上続くときや、一度よくなってから再び悪化するときは、副鼻腔炎などが重なっていることもあります。
また、鼻づまりでにおいがわかりにくくなると、コロナによる嗅覚の異常なのか判断に迷うこともあるでしょう。
この記事では、コロナで鼻づまりが起こるのか、続く期間の目安、コロナかどうかを見分けるポイント、眠れないときの工夫や点鼻薬の使い方などの対処法、受診したほうがよいサインまでをわかりやすく整理しました。
「この鼻づまりとどう付き合えばいいのか」を判断する手がかりとして、ぜひ参考にしてください。
コロナで鼻づまりが起こることはある
コロナにかかると、喉の痛みや発熱だけでなく、鼻づまりがあらわれることがあります。
厚生労働省の診療の手引きでは、コロナの症状として、喉の痛みや発熱、だるさとともに、鼻づまりや鼻水があげられているためです[1]。
沖縄県がオミクロン株の流行初期に診断された50人を調べた調査でも、鼻水・鼻づまりが36%の人にみられたと報告されています[2]。
喉の痛みや熱が少し落ち着いてきたころに鼻がつまり始め、口で息をするようになって喉がさらに乾くという悪循環に悩む方もいるでしょう。
鼻がつまると、息苦しさや頭の重さを感じ、夜もぐっすり眠れなくなってしまいますよね。
コロナでも鼻づまりが起こることを知っておけば、慌てずに鼻を楽にする工夫や受診のタイミングを考えやすくなります。
鼻づまりは鼻水やくしゃみと一緒にあらわれやすい
コロナの鼻づまりは、鼻水やくしゃみといったほかの鼻の症状と一緒にあらわれることが多いです。
鼻の中にウイルスが入って粘膜に炎症が起きると、粘膜が腫れて空気の通り道が狭くなり、鼻水も増えるため、鼻づまりやくしゃみが同時に起こりやすいためです。
診療の手引きでは、オミクロン流行期のコロナでは喉の痛みが最初の症状になることが多く、そのあとに発熱やだるさ、鼻づまり、鼻水、咳などがみられるとされています[1]。
最初は水のようなさらさらした鼻水とくしゃみが出て、数日たつと鼻水が粘り気を帯び、鼻がつまってくるという経過をたどる方もいます。
片方の鼻だけがつまったり、寝る向きによってつまる側が変わったりすることもあるでしょう。
鼻がつまったり鼻水が出たりをくり返すと、ティッシュが手放せず落ち着きませんよね。
鼻づまりに加えて喉の痛みやだるさが出てきたときは、コロナの可能性も頭に入れて、マスクをつけて人との距離をとっておきましょう。
においがわからないときは鼻づまりと嗅覚の異常の両方が考えられる
コロナにかかってにおいがわかりにくいときは、鼻づまりでにおいが届きにくくなっている場合と、においを感じる神経の働きが落ちている場合の両方が考えられます。
においは鼻の奥にある神経で感じとるため、鼻がつまって空気が届かないとにおいがわかりにくくなる一方で、コロナではにおいを感じるしくみそのものに影響が出る「嗅覚障害」が起こることもあるためです。
ただし、診療の手引きでは、味覚・嗅覚の異常はオミクロン流行期になってから減ったとされており[1]、沖縄県の調査でも、嗅覚・味覚障害がみられた人は2%でした[2]。
鼻づまりが原因の場合は、鼻の通りがよくなるとにおいも戻ってくることが多い一方で、鼻が通っているのに、においだけがわからない状態が続く方もいるでしょう。
厚生労働省の手引きでは、嗅覚障害は後遺症(罹患後症状)の代表的な症状の一つとしてあげられています[3]。
好きな食べ物の香りがしないと、食事の楽しみまで失われたようで落ち込んでしまいますよね。
鼻づまりが治ってもにおいが戻らないときや、においの異常が長く続くときは、耳鼻咽喉科などの医療機関で相談してみてください。
コロナの鼻づまりはいつまで続く?
コロナの鼻づまりは、多くの場合、ほかの症状と同じように1週間ほどで少しずつ落ち着いていきます。
診療の手引きでは、軽症の場合は発症から1週間以内に症状が軽くなることが多いとされているためです[1]。
厚生労働省の抗微生物薬適正使用の手引きでも、鼻水や鼻づまりなどを起こす急性の上気道の感染症の大部分は、自然に軽くなっていくとされています[4]。
一方で、鼻づまりが10日以上続く、一度よくなったのに再び悪化するといった場合は、細菌による副鼻腔炎が重なっている可能性もあります[4]。
鼻づまりが続くと、このまま治らないのではと不安になりますよね。
鼻づまりが続く期間の目安と、注意したい変化を知っておけば、自宅で様子を見てよいのか、受診が必要なのかを判断しやすくなります。
多くは1週間ほどで落ち着いていく
コロナの鼻づまりは、多くの場合、発症から1週間ほどで少しずつ楽になっていきます。
診療の手引きでは軽症の場合は発症から1週間以内に症状が軽くなることが多いとされており[1]、ウイルスの排出量も発症後5日を過ぎると大きく減るとされているためです[5]。
最初の数日は鼻がつまって口で息をしていたのに、5日目ごろから片方ずつ鼻が通るようになり、1週間ほどで普段どおり呼吸できるようになったという経過をたどる方もいます。
鼻づまりが楽になっていく途中でも、朝起きたときや夜寝る前など、横になった姿勢では鼻がつまりやすく感じることがあります。
厚生労働省の抗微生物薬適正使用の手引きでは、急性の副鼻腔炎は抗菌薬を使わなくても、1週間後には約半数、2週間後には約6割の人が治っていくと報告されています[4]。
鼻が通るようになってくると、ようやく楽に眠れるとほっとしますよね。
鼻づまりの様子を日ごとに振り返り、少しずつ楽になっていれば、焦らずに体を休めながら回復を待ちましょう。
10日以上続く・一度よくなって悪化するときは副鼻腔炎の可能性も
鼻づまりや鼻水が10日以上続くときや、一度よくなってから再び悪化してきたときは、細菌による副鼻腔炎が重なっている可能性があります。
厚生労働省の抗微生物薬適正使用の手引きでは、症状が10日を超える場合や、一度軽くなってから悪化した場合などに、細菌による副鼻腔炎を考えるとされているためです[4]。
同じ手引きでは、39℃以上の熱がある場合や、膿のような鼻水や顔の痛みが3日以上続く重い場合も、細菌による副鼻腔炎を考える目安とされています[4]。
ただし、ウイルスによる鼻の感染症のうち、細菌による副鼻腔炎を合併するのは2%未満と報告されており、鼻水の色が黄色や緑色になっただけでは、ウイルスか細菌かを区別できないとされています[4]。
ほおや目の奥、額のあたりが重く痛む、前かがみになると顔の痛みが強くなるといった症状に、心当たりがある方もいるでしょう。
鼻づまりが長引くと、「こじらせてしまったのでは」と心配になりますよね。
鼻づまりが10日以上続くときや、いったんよくなってから悪化したときは、耳鼻咽喉科や内科で相談し、原因に合った治療を受けるようにしてください。
鼻づまりがコロナかどうかを見分けるポイント
鼻づまりがコロナによるものかどうかを考えるときは、鼻づまり以外の症状と、周りの感染状況を手がかりにすることが大切です。
鼻づまりは風邪や花粉症、アレルギー性鼻炎など、さまざまな原因で起こる症状で、診療の手引きでもコロナの症状だけでほかの感染症と区別するのは難しいとされているためです[1]。
鼻づまりと一緒に熱やだるさがあるのか、目のかゆみやくしゃみが中心なのかによって、考えられる原因は変わってきます。
家族や職場でコロナにかかった人がいるかどうかも、判断の大切な材料になります。
鼻がつまるたびに「コロナかも」と考えてしまうと、落ち着いて過ごせませんよね。
見分けるときのポイントを知っておけば、検査や受診が必要なときを判断しやすくなり、必要以上に心配せずに済みます。
鼻づまりだけでコロナかどうかは見分けられない
鼻づまりがあるというだけで、それがコロナによるものかどうかを判断することはできません。
厚生労働省の抗微生物薬適正使用の手引きでは、くしゃみや鼻水、鼻づまりを主な症状とする病態の多くはウイルスによるものとされ[4]、コロナ以外の風邪のウイルスでも同じような症状が起こるためです。
環境省の花粉症環境保健マニュアルでも、花粉症のくしゃみや鼻水は風邪の初期症状に似ていて、区別が難しい場合があるとされています[6]。
同じマニュアルでは、花粉症は熱が高くならず、目のかゆみを伴うことが多いという違いもあげられています[6]。
ただし、コロナでも熱が出ないことがあるため、「熱がないから花粉症」と言い切ることはできません。
鼻づまりの原因がわからないまま過ごすのは、もどかしく感じますよね。
いつもの鼻炎や花粉症と症状の組み合わせが違うと感じたら、自己判断で決めつけず、検査で確かめておくと安心です。
熱や喉の痛みの有無と周りの感染状況を手がかりに検査する
鼻づまりの原因を考えるときは、熱や喉の痛み、だるさなどがあるかを確認し、周りの感染状況もふまえて、必要に応じて検査で確かめましょう。
沖縄県の調査では、コロナにかかった人の72%に37.5℃以上の熱、58%に咳、50%にだるさ、44%に喉の痛みがみられており[2]、コロナでは鼻以外の症状も一緒に出ることが多いためです。
コロナは症状が出る2日ほど前から周りの人にうつす可能性があるとされており[5]、家族や職場の人がコロナと診断された場合は、鼻づまりが中心でもコロナの可能性を考えておく必要があります。
検査キットを使う場合は、症状が出始めたばかりのころはウイルスの量が少なく陰性になることもあり、発症の前日に抗原検査で陽性となった人は約3割にとどまっていたことが示されています[7]。
鼻がつまっていると、検査キットで鼻の奥の粘液をうまくとれるか不安になる方もいるでしょう。
鼻を軽くかんでから説明書どおりに検体をとるなど、正しい方法で検査することも大切です。
症状が出てから半日〜1日ほどたって検査し、陰性でも鼻づまり以外の症状が出てきたときは、再検査や医療機関への相談を考えてみてください。
コロナで鼻づまりがつらいときの対処法
コロナで鼻づまりがつらいときは、部屋の加湿や鼻を温める工夫、寝るときの姿勢の工夫などで鼻の通りを楽にし、必要に応じて点鼻薬や鼻炎薬を正しく使うことが基本です。
鼻づまりは鼻の粘膜の腫れや鼻水のたまりによって起こるため、粘膜をいたわって鼻水を出しやすくすることが、鼻の通りを楽にする助けになるためです。
鼻がつまると口で呼吸するようになり、喉が乾燥して痛みが強くなったり、いびきをかいて眠りが浅くなったりすることもあります。
すぐに楽になりたい一心で、点鼻薬を何度も使ってしまうという方もいるでしょう。
鼻がつまったまま横になると、息苦しくてなかなか眠れませんよね。
自宅でできる対処法を組み合わせておけば、鼻づまりがつらい時期も少しでも楽に過ごしやすくなります。
部屋を加湿して蒸しタオルなどで鼻を温める
鼻づまりがつらいときは、部屋を加湿し、蒸しタオルなどで鼻のまわりを温めて、鼻の通りを楽にしましょう。
乾いた空気は鼻の粘膜を刺激して腫れや鼻水の粘りを強くし、反対に湿度と温かさを保つと、鼻水がやわらかくなって外に出しやすくなるためです。
加湿器を使う、濡れたタオルや洗濯物を部屋に干すといった方法で、室内の湿度を保つ工夫ができます。
蒸しタオルを鼻のつけ根や目の下あたりに数分当てると、鼻の奥が温まり、鼻の通りが楽になったと感じる方もいるでしょう。
温かいお茶やスープを飲むときに立ちのぼる湯気を、鼻からゆっくり吸い込むのも一つの方法です。
入浴で体が温まると鼻が通りやすくなることもありますが、熱が高いときやだるさが強いときは、無理をせずシャワーで済ませるなど体調に合わせることが大切です。
鼻をかむときは片方ずつやさしくかみ、強くかみすぎて耳や鼻の粘膜を傷めないよう気をつけておきましょう。
寝るときは頭を少し高くして眠りやすくする
鼻づまりで眠れないときは、枕やクッションで頭を少し高くするなど、寝る姿勢を工夫してみましょう。
あお向けで平らに寝ると、頭の位置が低くなって鼻の粘膜に血液が集まりやすく、鼻水も喉の奥にたまりやすいため、鼻づまりを強く感じやすくなるためです。
枕を少し高めにする、背中から頭にかけてクッションや丸めたタオルを入れて上半身をゆるやかに起こすと、鼻の通りが楽になることがあります。
片方の鼻だけがつまっているときは、つまっている側を上にして横向きに寝ると、つまった鼻が通りやすくなることもあるでしょう。
寝る前に部屋を加湿し、鼻のまわりを温めてから布団に入ると、眠りにつきやすくなります。
鼻づまりで何度も目が覚めると、日中のだるさも抜けにくくなってしまいますよね。
口が乾いて喉が痛くなるのを防ぐため、枕元に飲み物を置いておき、目が覚めたときに一口飲むようにすると安心です。
点鼻薬や鼻炎薬は使い方と期間を守る
鼻づまりがつらいときは、市販の点鼻薬や鼻炎薬を使う方法もありますが、使い方と使う期間を守ることが大切です。
鼻づまりをすぐに楽にする血管収縮剤入りの点鼻薬は、長く続けて使うと、かえって鼻の粘膜が腫れて鼻づまりがひどくなることがあるためです。
血管収縮剤入りの点鼻薬は、説明書に書かれた1日の回数と使用期間を守り、数日使っても改善しないときは、使い続けずに医療機関で相談するようにしましょう。
くしゃみや鼻水をおさえる飲み薬の鼻炎薬には、眠気が出やすい成分を含むものもあり、服用後は車の運転などを控えるよう注意書きがある製品も少なくありません。
総合かぜ薬にも鼻水をおさえる成分が含まれていることが多いため、鼻炎薬と一緒に飲むと、同じ成分をとりすぎてしまうおそれがあります。
東京都は、ほかの薬を飲んでいる方や妊娠中の方、子どもに使う場合などは、市販薬を購入するときに薬剤師へ相談するよう案内しています[8]。
どの薬が合うのか迷ったときは、薬局で鼻づまりの程度や続いている日数、飲んでいる薬を伝えて相談すると、自分に合った薬を選びやすくなります。
鼻づまりがあるときに受診したほうがよいサイン
コロナの鼻づまりの多くは自宅で休むうちに落ち着いていきますが、顔の痛みや高い熱が続くとき、赤ちゃんがミルクを飲めないほど鼻がつまっているとき、息苦しさがあるときは、早めに医療機関を受診することが大切です。
鼻づまりに顔の痛みや高い熱が加わる場合は細菌による副鼻腔炎が重なっていることがあり[4]、赤ちゃんは鼻がつまると口で呼吸しにくく、ミルクが飲めなくなることがあるためです。
鼻づまりのほかに、喉の痛みや咳、熱がどう変化しているかもあわせて確認しておくと、受診のタイミングを判断しやすくなります。
鼻づまりだけだと、受診するほどではないと考えてしまいがちですよね。
一方で、高齢の方や持病のある方は、コロナで重症化しやすいとされているため[1]、鼻づまりなどの軽い症状でもかかりつけ医に相談しておくと安心です。
受診したほうがよいサインを知っておけば、必要なときにためらわずに医療機関へ相談できます。
顔の痛みや高い熱・膿のような鼻水が続くとき
鼻づまりに加えて、ほおや目の奥、額の痛みや、高い熱、膿のような鼻水が何日も続くときは、耳鼻咽喉科や内科を受診しましょう。
厚生労働省の抗微生物薬適正使用の手引きでは、39℃以上の熱がある場合や、膿のような鼻水や顔の痛みが3日以上続く場合は、細菌による副鼻腔炎を考える目安の一つとされているためです[4]。
細菌による副鼻腔炎の場合は、症状の程度によって抗菌薬による治療が検討されることがあります[4]。
うつむいたときにほおや額がズキズキ痛む、上の奥歯が浮くように痛む、鼻水が喉の奥に流れて咳が出るといった症状に悩む方もいるでしょう。
一方で、手引きでは、鼻水の色だけではウイルスか細菌かを区別できないとされているため、黄色い鼻水が出ただけで慌てる必要はありません[4]。
顔の痛みが続くと、頭まで重く感じて何も手につかなくなりますよね。
受診するときは、鼻づまりが始まった日や熱の経過、顔の痛みの場所をメモしておくと、医師が副鼻腔炎かどうかを判断しやすくなります。
赤ちゃんがミルクを飲めないほど鼻がつまっているとき
赤ちゃんが鼻づまりでミルクや母乳をうまく飲めない、眠れずに機嫌が悪い状態が続くときは、早めに小児科に相談しましょう。
赤ちゃんは口で呼吸するのが苦手で、鼻がつまると息をしながらミルクを飲むことが難しくなり、飲む量が減って脱水につながるおそれがあるためです。
鹿児島県小児科医会は、子どもがコロナにかかったときに相談が必要な様子として、水分がとれない、呼吸が速い(1分間に乳児で50回以上)、生後3か月未満で38℃以上の熱が数時間以上続いているといった状態をあげています[9]。
ミルクを飲み始めてもすぐに口を離して泣いてしまう、いつもより飲む量が明らかに少ない、おしっこの回数が減っているといった変化は、受診を考えたいサインです。
鼻水を吸い取る道具を使って、授乳や寝る前に鼻の通りをよくしてあげると、飲みやすくなることもあります。
小さな赤ちゃんが苦しそうに息をしていると、保護者の方は気が気でなくなりますよね。
ぐったりしている、呼びかけへの反応が弱い、唇の色が悪いといった場合は、ためらわずに救急車を呼ぶなどして受診してください[9]。
息苦しさなど危険なサインがあるとき
鼻づまりに加えて、口で呼吸していても息苦しい、胸が痛い、唇の色が悪いといった症状があるときは、すぐに医療機関や相談窓口へ連絡してください。
鼻づまりによる息苦しさは口で呼吸すると楽になることが多い一方で、口で呼吸しても苦しい場合は、肺炎など鼻以外の原因が隠れている可能性があり、厚生労働省も「緊急性の高い症状」として次のような項目をあげているためです[10]。
- 顔色が明らかに悪い、唇が紫色になっている
- 急に息苦しくなった、少し動くだけで息苦しい
- 胸の痛みがある、横になると息ができず座っていないとつらい
- ぼんやりして反応が弱い、脈のリズムが乱れる感じがする
鼻がつまっていると、息苦しさが鼻づまりのせいなのか、それ以外の原因なのか判断しにくいこともありますよね。
口を開けて深呼吸しても苦しさが変わらないときは、鼻づまりだけが原因ではないと考えて、早めに相談することが大切です。
呼吸がとても苦しい、呼びかけへの反応が弱いなど急を要する場合は、ためらわずに119番に連絡しましょう。
コロナの鼻づまりについてのまとめ
コロナにかかると、喉の痛みや発熱だけでなく、鼻水やくしゃみとともに鼻づまりがあらわれることがあります。
診療の手引きでもコロナの症状として鼻づまりや鼻水があげられており、鼻の粘膜の炎症によって空気の通り道が狭くなるためです。
多くの場合、鼻づまりは発症から1週間ほどで落ち着いていきますが、10日以上続くときや、一度よくなってから悪化したときは、細菌による副鼻腔炎の可能性もあります。
においがわからないときは、鼻づまりによる場合と、においを感じるしくみの異常による場合の両方が考えられ、においの異常が長く続くときは後遺症の可能性もあります。
鼻づまりがつらいときは、部屋の加湿や鼻を温める工夫、頭を少し高くして寝る工夫を取り入れ、点鼻薬は使い方と期間を守ることが大切です。
顔の痛みや高い熱が続くとき、赤ちゃんがミルクを飲めないとき、口で呼吸しても息苦しいときは、早めに医療機関に相談しましょう。
鼻がつまったままだと、息苦しさで眠れず、毎日がつらく感じてしまいますよね。
鼻づまりが続く期間の目安と対処法、受診のサインを知っておけば、慌てずに鼻を楽にしながら、落ち着いて回復を待てるでしょう。
参考文献
[1] 厚生労働省「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き 第10.1版」(2024年4月)
https://www.mhlw.go.jp/content/001248424.pdf
[2] 沖縄県新型コロナウイルス感染症対策本部・医療コーディネーター「沖縄県における流行状況と求めたい施策」(新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード提出資料、2022年1月)
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000877245.pdf
[3] 厚生労働省「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き 別冊 罹患後症状のマネジメント 第3.1版」(2025年2月)
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001422904.pdf
[4] 厚生労働省 健康・生活衛生局 感染症対策部 感染症対策課「抗微生物薬適正使用の手引き 第四版 医科・外来編」
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001630903.pdf
[5] 京都府「感染症法上の位置づけ変更後の療養に関するQ&A」
https://www.pref.kyoto.jp/shisetsucluster/documents/5-15.pdf
[6] 環境省「花粉症環境保健マニュアル」(2022年3月改訂版)
https://www.env.go.jp/content/900406385.pdf
[7] 厚生労働省「オミクロン株感染における感染、発病、感染性のある期間等に関する文献資料」
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000970030.pdf
[8] 東京都保健医療局「感染に備えて準備をしておきましょう」
https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/kansen/info/corona/corona_portal/shien/ryouyounisonaete
[9] 鹿児島県小児科医会「お子さんが新型コロナウイルスに感染したときの見守るポイント」(令和5年5月8日改訂)
https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/documents/102879_20230508200334-1.pdf
[10] 厚生労働省「新型コロナウイルス感染症の軽症者等に係る宿泊療養・自宅療養における健康観察における留意点について」(緊急性の高い症状)
https://www.mhlw.go.jp/content/000625758.pdf
最終閲覧日:2026年10月14日
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