今スグLINE予約

お役立ちコラム

インフルエンザとコロナの違いは?症状や潜伏期間・治療薬・休む期間を比較

  • インフルエンザ
  • コロナ

急に熱が出て、「これってインフルエンザ?それともコロナ?」と迷っていませんか。

診療の手引きでは、新型コロナの症状はインフルエンザに似ており、症状だけで見分けるのは難しいとされています[1]。

インフルエンザの潜伏期間はおおむね1〜3日とされ、新型コロナの通常2〜4日と比べてやや短めです[2][1]。

インフルエンザと新型コロナが同じ時期にそろって流行すると、どちらにかかったのか迷いやすくなります。

治療薬の種類や飲み始めるタイミング、仕事や学校を休む期間の目安にも違いがあります。

この記事では、インフルエンザとコロナの違いを、症状・潜伏期間・検査・治療薬・休む期間・治ったあとの注意点に分けて整理しました。

今の症状と照らし合わせながら、受診や過ごし方の参考にしてみてください。

インフルエンザとコロナは症状だけで見分けられる?

あなたの今の症状だけで、インフルエンザかコロナかを見分けることはできません。

診療の手引きでは、新型コロナの症状はインフルエンザに似ており、臨床症状だけで両者を見分けるのは困難とされているためです[1]。

沖縄県の集計では、新型コロナで発熱が72%、咳が58%、だるさが50%、のどの痛みが44%の人にみられました[3]。

目黒区のページでも、インフルエンザは急な高熱や頭痛、筋肉痛のあとに、咳やのどの痛み、鼻水が出るとされています[2]。

職場でインフルエンザもコロナも流行っていて、どちらにかかったのか見当がつかない方もいるでしょう。

似た症状が並ぶと、自分では判断しにくいですよね。

症状の特徴は手がかりにとどめ、検査で確かめることを前提に考えておきましょう。

どちらも発熱やのどの痛み、だるさが出る

あなたに熱やのどの痛み、だるさがあるなら、それはインフルエンザとコロナのどちらでも起こりえます。

沖縄県の集計で新型コロナの主な症状として発熱・咳・だるさ・のどの痛みが挙がり、目黒区のページでもインフルエンザで咳やのどの痛み、鼻水が出るとされているためです[3][2]。

沖縄県の集計は2022年1月1日までに新型コロナと診断された50人のもので、頭痛は32%、関節痛は24%でした[3]。

目黒区は、インフルエンザでは嘔吐や下痢がみられることもあると説明しています[2]。

朝起きたらのどがイガイガして、昼過ぎには37℃台後半の熱とだるさが出てきたという方もいるでしょう。

どちらの病気にも当てはまりそうで、もどかしいですよね。

共通する症状が多いと知っておき、熱の上がり方や家族・職場での流行状況もメモしておくと、受診のときに役立ちます。

インフルエンザは急な高熱や筋肉痛が目立ちやすい

あなたの熱が急に38℃以上まで上がり、筋肉痛や関節痛が強いなら、インフルエンザの特徴にも当てはまります。

栃木県のページでは、インフルエンザは38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感などの症状が比較的急速に現れるのが特徴とされているためです[4]。

目黒区のページでも、インフルエンザは一般的なかぜに比べて全身の症状が強いと説明されています[2]。

夕方まで普通に仕事をしていたのに、帰宅するころには寒気がして、夜には39℃近くまで熱が上がったという方もいるでしょう。

新型コロナでも熱や関節痛は出ることがあり、急な高熱だけでインフルエンザと決めることはできません[3]。

一気に体調が崩れると、何の病気なのか不安になりますよね。

急な高熱や強い筋肉痛があるときは、インフルエンザの可能性も考えて早めに医療機関へ相談しましょう。

においや味の変化はコロナでみられることがある

あなたににおいや味の変化があるなら、それはコロナでみられることのある症状のひとつにあたります。

診療の手引きでは、新型コロナの臨床像として味覚・嗅覚障害が取り上げられ、オミクロン株になってからはその頻度が減ったとされているためです[1]。

川崎市の資料では、海外のデータとして、オミクロン株はデルタ株に比べて嗅覚・味覚障害が約0.2倍と出にくく、のどの痛みは約1.9倍出やすいと紹介されています[5]。

この資料は令和4年2月時点のもので、今流行している株で同じ傾向になるとは限りません[5]。

コーヒーの香りがしない、いつもの料理の味が薄く感じるといった変化から、異変に気づく方もいるでしょう。

においや味がわからないと、それだけで不安が大きくなりますよね。

においや味の変化がなくてもコロナではないとは言い切れず、気になるときは検査で確かめておくと安心です。

潜伏期間とうつりやすい時期の違い

あなたが感染してから症状が出るまでの期間は、インフルエンザのほうがやや短い傾向があります。

目黒区のページではインフルエンザの潜伏期間はおおむね1〜3日とされ、診療の手引きでは新型コロナの潜伏期間は通常2〜4日とされているためです[2][1]。

厚生労働省のQ&Aでは、新型コロナは発症の2日前から発症後7〜10日間は感染性のウイルスを出しているといわれています[6]。

家族がインフルエンザと診断された翌日に自分も熱が出た、職場でコロナの人が出て3日後にのどが痛くなったというケースもあるでしょう。

潜伏期間には幅があり、日数だけでどちらの病気かを決めることはできません。

いつ症状が出るのかわからないと、落ち着かないですよね。

身近に感染した人がいるときは、接触した日をメモして、数日間は体調の変化に気を配りましょう。

潜伏期間はインフルエンザがおおむね1〜3日でコロナは通常2〜4日

あなたが感染した場合、インフルエンザはおおむね1〜3日、コロナは通常2〜4日が症状の出てくる目安になります。

目黒区のページでインフルエンザの潜伏期間はおおむね1〜3日とされ、診療の手引きでは新型コロナの潜伏期間は1〜10日、通常は2〜4日と示されているためです[2][1]。

新型コロナは潜伏期間の幅が広く、感染から10日ほどたってから発症することもあります[1]。

旅行から帰って2日後に熱が出たという方もいれば、5日ほどたってからのどが痛くなったという方もいるでしょう。

いつ感染したかがわかれば、発症するまでの見通しを立てやすくなります。

感染した人と接したと知ると、毎日の体調が気になりますよね。

潜伏期間の目安を知っておき、接触から1週間ほどは体温やのどの調子を確かめておくと安心です。

コロナは症状が出る2日前からうつす可能性がある

あなたがコロナにかかった場合、症状が出る前から周りの人にうつしている可能性があります。

厚生労働省のQ&Aでは、新型コロナは発症の2日前から発症後7〜10日間は感染性のウイルスを出しているといわれているためです[6]。

同じQ&Aでは、特に発症後5日間は他人に感染させるリスクが高いとされています[6]。

のどの痛みが出る前日に友人と食事をしていて、あとから相手にも症状が出たという話を聞くこともあるでしょう。

目黒区も、インフルエンザの療養後に職場などへ戻るときは、マスクの着用やこまめな手洗い・消毒をすすめています[2]。

知らないうちにうつしていたかもと思うと、申し訳なくなりますよね。

発症に気づいたら、前日や前々日に会った人にもひと声かけておくと、相手も早めに体調に気を配れます。

インフルエンザとコロナを確かめる検査

あなたがインフルエンザかコロナかをはっきりさせたいなら、検査で確かめるのが近道になります。

診療の手引きで症状だけで見分けるのは困難とされているうえ、厚生労働省も一般用の新型コロナ・インフルエンザ同時検査キットを、受診の目安をつけるセルフチェック用として位置づけているためです[1][7]。

同時検査キットを使えば、1回の検査で新型コロナとインフルエンザの両方を調べられます[7]。

両方が陽性と出る場合もあり、症状が重いときはかかりつけ医や発熱外来などへの相談が示されています[7]。

医療機関では、医師が症状や発症からの時間をみて、検査の方法やタイミングを判断します。

夜中に熱が出て、朝まで待って受診するべきか、手元の検査キットで先に調べるべきか迷う方もいるでしょう。

どちらの病気かわからないままだと、休み方も決めにくいですよね。

検査の結果は受診や療養の判断材料として使い、症状が重いときは迷わず医療機関に相談しましょう。

同時検査キットでセルフチェックできる

あなたが自宅で確かめたいときは、国が承認した一般用の同時検査キットでセルフチェックできます。

厚生労働省の事務連絡では、一般用の新型コロナ・インフルエンザ同時検査キットは承認を受けて販売され、第1類医薬品として薬剤師が書面で情報を提供して販売するとされているためです[7]。

同じ事務連絡によると、高齢者や基礎疾患のある人、妊婦などの重症化リスクが高い人や、小学生以下の子どもは使用の対象に含まれていません[7]。

「研究用」と称する検査キットは国の承認を受けておらず、販売してはいけないとされています[7]。

妊娠中の方がドラッグストアで同時検査キットを手に取り、自分が使ってよいのか迷うこともあるでしょう。

似たような検査キットが並んでいると、どれを選べばいいか迷いますよね。

購入するときは薬剤師に体調や妊娠の有無を伝え、自分が使ってよいかを確かめてから使いましょう。

発症直後は陰性と出ることがある

あなたが熱が出てすぐに検査して陰性でも、それだけで感染していないとは言い切れません。

厚生労働省の事務連絡では、検査キットで陰性でも偽陰性の可能性があり、特にインフルエンザは発症直後は偽陰性になりやすいと注意が呼びかけられているためです[7]。

同じ事務連絡によると、陰性の結果は陰性の証明には使えません[7]。

両方陰性でも症状に応じて受診を考えることや、マスクの着用や手指消毒などの感染対策を続けることがすすめられています[7]。

熱が出た夜に検査して陰性だったのに、翌日に受診したらインフルエンザと診断されたという方もいるでしょう。

陰性と出ると、ついほっとしてしまいますよね。

陰性でも症状が続くときは時間をおいて検査し直したり、医療機関を受診したりすることも考えてみてください。

治療薬の違い

あなたがインフルエンザかコロナかによって、使われる治療薬も、飲み始める目安の時期も違います。

タミフルの添付文書ではインフルエンザの症状が出てから2日以内に飲み始めるとされ、コロナの飲み薬であるゾコーバの添付文書では症状が出てから72時間以内に始めるとされているためです[8][9]。

パキロビッドの添付文書では、重症化リスク因子を持つなど、投与が必要と考えられる患者に使うとされています[10]。

薬によっては、ほかの薬との飲み合わせや妊娠の有無によって使えない場合もあります[9]。

熱が出てすぐは様子を見たくなり、受診するころには飲み始めの目安を過ぎていたという方もいるでしょう。

薬の名前がたくさんあると、自分に合うのはどれか迷いますよね。

症状が出たら早めに受診し、今飲んでいる薬や妊娠の可能性を伝えて、医師や薬剤師と相談しながら治療を選びましょう。

インフルエンザの治療薬は症状が出てから2日以内に始める

あなたがインフルエンザの治療薬を使うなら、症状が出てから2日以内に飲み始める必要があります。

タミフルの添付文書では、インフルエンザ様症状の発現から2日以内に投与を開始することとされているためです[8]。

目黒区によると、インフルエンザの治療は症状をやわらげる対症療法が中心で、抗インフルエンザ薬を使うかどうかは医師が症状や発症からの時間をみて判断します[2]。

夜に熱が出て、翌日は仕事があるからと受診を先延ばしにしているうちに、3日目になってしまったという方もいるでしょう。

抗インフルエンザ薬を使うかどうかにかかわらず、治療は発熱や咳、鼻づまりなどのつらい症状をおさえる対症療法が中心になります[2]。

仕事や家事のことを考えると、受診をためらってしまいますよね。

インフルエンザが疑われるときは、症状が出た日時をメモして、2日以内を目安に医療機関に相談しておくと安心です。

コロナの飲み薬は誰にでも処方されるわけではない

あなたがコロナにかかっても、すべての人に飲み薬が処方されるわけではありません。

パキロビッドの添付文書では重症化リスク因子を持つなど投与が必要と考えられる患者に使うとされ、ゾコーバの添付文書でも投与対象は最新のガイドラインを参考にするとされているためです[10][9]。

診療の手引きでは、重症化のリスク因子として高齢がもっとも重要とされ、糖尿病や肥満、妊娠なども挙げられています[1]。

ゾコーバは、症状が出てから72時間以内に飲み始める薬です[9]。

20代で持病もなく、熱とのどの痛みだけで済んでいる場合は、解熱鎮痛薬などで症状をやわらげながら療養することもあるでしょう。

薬を出してもらえないと、本当に大丈夫なのか不安になりますよね。

飲み薬が必要かどうかは医師が体の状態をみて判断するため、気になることは診察のときに遠慮なく相談してみてください。

妊娠中や妊娠の可能性がある人は使えない薬もある

あなたが妊娠中、または妊娠している可能性があるなら、コロナの治療薬のなかには使えないものがあります。

ゾコーバの添付文書では、妊婦または妊娠している可能性のある女性は、投与してはいけない禁忌の対象とされているためです[9]。

ゾコーバは感染した人と接したあとの発症予防に使われることもあり、その場合も妊娠の有無の確認が欠かせません[9]。

診療の手引きでも、妊娠は重症化に関わる要因のひとつとして挙げられています[1]。

妊活中で生理が少し遅れているときに熱が出て、薬を飲んでいいのか迷う方もいるでしょう。

自分だけでなくおなかの赤ちゃんのことも考えると、薬選びに慎重になりますよね。

受診のときは妊娠中であることや妊娠の可能性、最終月経の時期を医師や薬剤師に必ず伝えておきましょう。

仕事や学校を休む期間の違い

あなたが仕事や学校を休む期間の目安は、インフルエンザとコロナで数え方が少し違います。

目黒区はインフルエンザの目安として「発症後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼稚園児については3日)を経過するまで」を示し、文部科学省の通知では新型コロナは「発症した後五日を経過し、かつ、症状が軽快した後一日を経過するまで」とされているためです[2][11]。

どちらも発症後5日は共通ですが、インフルエンザは熱が下がってから2日、コロナは症状が軽くなってから1日という違いがあります。

目黒区のページでは、大人の場合は特に決まった休む期間はないとしたうえで、職場などへの復帰は学校の基準を参考にするよう案内しています[2]。

子どもと自分で病気が違うと、それぞれの日数を別々に数えなければならず、混乱する方もいるでしょう。

職場にいつから出られるか伝えるときも、迷ってしまいますよね。

発症日と熱が下がった日、症状が軽くなった日をメモしておき、それぞれの基準に当てはめて考えてみましょう。

インフルエンザは発症後5日かつ解熱後2日が目安

あなたがインフルエンザの場合は、発症後5日を過ぎ、かつ熱が下がってから2日たつまでを休む目安にしましょう。

目黒区のページでは、仕事や学校への復帰の目安として、「発症後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼稚園児については3日)を経過するまで」という学校の基準が示されているためです[2]。

月曜日に発症して水曜日に熱が下がった場合は、解熱後2日の金曜日より、発症後5日がたつ土曜日のほうが遅く、土曜日までが休む目安になります。

目黒区は、復帰したあともマスクの着用やこまめな手洗いを続けるようすすめています[2]。

熱が下がって元気になっても、すぐに出勤せず日数を数えてから戻るケースが多いでしょう。

熱が下がると、早く職場に戻りたい気持ちになりますよね。

発症した日と熱が下がった日をカレンダーに書き込み、両方の条件を満たす日を確かめておくと安心です。

コロナは発症後5日かつ症状が軽くなってから1日が目安

あなたがコロナの場合は、発症後5日を過ぎ、かつ症状が軽くなってから1日たつまでが休む目安になります。

文部科学省の通知では新型コロナの出席停止期間は「発症した後五日を経過し、かつ、症状が軽快した後一日を経過するまで」とされ、厚生労働省のQ&Aでも発症日を0日目として5日間は外出を控えることが推奨されているためです[11][6]。

厚生労働省のQ&Aによると、10日間が経過するまではウイルスを出している可能性があり、不織布マスクの着用などで周りにうつさない配慮が求められます[6]。

水曜日の夜にのどの痛みが出た場合は水曜日が0日目となり、翌週の月曜日までが外出を控える目安です。

熱が下がっても咳が続いている場合、症状が軽くなったといえるのか迷う方もいるでしょう。

職場への説明がしにくいと、気が重くなりますよね。

職場のルールも確認しながら、日数と症状の両方を見て復帰の日を決めていきましょう。

治ったあとに気をつけたいことの違い

あなたが治りかけの時期に気をつけたいこととして、インフルエンザでは異常行動、コロナでは長引く症状が挙げられます。

タミフルの添付文書では少なくとも発熱から2日間は転落などの事故を防ぐ対策をとるよう求められ、罹患後症状のマネジメントではコロナの回復後も続く症状が罹患後症状として扱われているためです[8][12]。

厚生労働省は、抗インフルエンザ薬を飲んだかどうかや薬の種類にかかわらず、インフルエンザにかかったときは異常行動に注意するよう呼びかけています[13]。

子どもがインフルエンザで高い熱を出しているときに、夜中に急に起き上がって歩き回り、驚いたという方もいるでしょう。

熱や咳が治まって仕事に戻ってから、疲れやすさや息切れが続いて戸惑う方もいるかもしれません。

治ったと思っていたのに思わぬことが起こると、慌ててしまいますよね。

病気ごとに注意したいことを知っておき、回復期も自分の体調や家族の様子を見守っていきましょう。

インフルエンザは発熱から2日間は異常行動に注意

あなたや家族がインフルエンザにかかったら、少なくとも発熱から2日間は異常行動に備えておく必要があります。

タミフルの添付文書では、自宅で療養する場合、少なくとも発熱から2日間、保護者等は転落などの事故に対する防止対策を講じることとされているためです[8]。

厚生労働省の通知では、抗インフルエンザ薬を飲んだかどうかや薬の種類にかかわらず、異常行動について注意を徹底するよう求めています[13]。

子どもが寝ている部屋の窓やベランダの鍵をしっかり閉めるなど、できる範囲で工夫している家庭もあるでしょう。

熱が高い夜は、子どもを一人きりにしないよう、家族で交代しながら様子を見守る方法も考えられます。

子どもの様子がいつもと違うと、どう対応すればいいのか焦りますよね。

熱が出た日から2日間は窓や玄関の鍵を確認し、子どもから目を離さないよう家族で協力して見守りましょう。

コロナは罹患後症状が長引くことがある

あなたのコロナが治ったあとも、だるさや息切れ、味覚・嗅覚の変化などが長引くことがあります。

罹患後症状のマネジメントでは、WHOの定義として、通常は発症から3か月たった時点にもみられ、少なくとも2か月以上続き、ほかの病気では説明がつかない症状を罹患後症状としているためです[12]。

同じ資料によると、罹患後症状の大半は時間の経過とともに改善します[12]。

感染前にワクチンを接種していた人は、接種していなかった人に比べて罹患後症状の頻度が低かったとも書かれています[12]。

仕事に戻ってから、午後になると集中力が続かず、以前より疲れやすくなったと感じる方もいるでしょう。

治ったはずなのに体調が戻らないと、不安になりますよね。

2か月以上続く症状があるときはひとりで抱え込まず、かかりつけ医に相談してみてください。

インフルエンザとコロナの違いについてのまとめ

インフルエンザとコロナは症状がよく似ており、見分けるには検査で確かめる必要があります。

診療の手引きで、新型コロナの症状はインフルエンザに似ていて、臨床症状だけで見分けるのは困難とされているためです[1]。

潜伏期間はインフルエンザがおおむね1〜3日、コロナは通常2〜4日とされています[2][1]。

治療薬は、インフルエンザでは症状が出てから2日以内、コロナのゾコーバでは72時間以内に飲み始める目安があり、妊娠中は使えない薬もあります[8][9]。

休む期間の目安は、インフルエンザが発症後5日かつ解熱後2日、コロナが発症後5日かつ症状軽快後1日です[2][11]。

検査キットで陰性でも感染していないとは言い切れないため、症状が続くときは受診も考えてみてください[7]。

似た病気だからこそ、違いを知っておくと安心できますよね。

迷ったときは症状が出た日時をメモし、早めに医療機関で相談して、自分に合った治療と過ごし方を選びましょう。

参考文献

[1] 厚生労働省「新型コロナウイルス感染症 診療の手引き 第10.1版」(2024年4月)
https://www.mhlw.go.jp/content/001248424.pdf

[2] 目黒区「インフルエンザに気をつけましょう」(2024年11月21日更新)
https://www.city.meguro.tokyo.jp/hokenyobou/kenkoufukushi/iryou/infulukiotuke.html

[3] 沖縄県新型コロナウイルス感染症対策本部・医療コーディネーター「沖縄県における流行状況と求めたい施策」(新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード提出資料、2022年1月、図6:2022年1月1日までに診断した50人)
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000877245.pdf

[4] 栃木県「今シーズンのインフルエンザ総合対策の推進について」(2024年11月21日更新)
https://www.pref.tochigi.lg.jp/e60/tidc/topics/flu_24_25.html

[5] 川崎市健康安全研究所ほか「今、何の病気が流行しているか!/新型コロナウイルス感染症〜症状が変化しています〜」(令和4年2月8日作成)
https://www.city.kawasaki.jp/350/cmsfiles/contents/0000136/136394/ima0405.pdf

[6] 厚生労働省「新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)」(令和5年5月10日更新)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html

[7] 厚生労働省 事務連絡「新型コロナウイルス感染症・季節性インフルエンザ同時期流行下における一般用新型コロナウイルス・インフルエンザウイルス抗原定性検査キットの販売時における留意事項について」(令和4年12月9日)
https://www.mhlw.go.jp/content/001022692.pdf

[8] 中外製薬「タミフルカプセル75」添付文書(2024年10月改訂 第2版)
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/450045_6250021M1027_1_40

[9] 塩野義製薬「ゾコーバ錠25mg/ゾコーバ錠125mg」添付文書(2026年6月改訂 第30版)
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/340018_6250052F1023_2_16

[10] ファイザー「パキロビッドパック600/パキロビッドパック300」添付文書(2026年3月改訂 第10版)
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/672212_6250120X1027_1_10

[11] 文部科学省初等中等教育局長「学校保健安全法施行規則の一部を改正する省令の施行について(通知)」(令和5年4月28日、5文科初第345号)※徳島県ウェブサイト掲載
https://www.pref.tokushima.lg.jp/file/attachment/840974.pdf

[12] 厚生労働省「新型コロナウイルス感染症 診療の手引き 別冊 罹患後症状のマネジメント 第3.1版」(2025年2月26日)
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001422904.pdf

[13] 厚生労働省「抗インフルエンザウイルス薬の使用上の注意に関する注意喚起の徹底について」(令和元年11月21日)
https://www.mhlw.go.jp/content/11120000/000569003.pdf

最終閲覧日:2026年10月14日

※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としたものであり、医療アドバイスではありません。
お薬の服用に関しては必ず医師にご相談ください。
※効果・効能・副作用の現れ方は個人差がございます。
※医師の判断によりお薬を処方できない場合があります。