今スグLINE予約

お役立ちコラム

マンジャロは痛い?注射時・腹痛の原因と痛みを軽減する方法を医師が解説

  • マンジャロ

マンジャロを始めたいけれど「注射って痛いのでは?」と不安を感じていませんか?

マンジャロ(一般名:チルゼパチド)は週1回の注射で投与するお薬で、専用のペン型注入器「アテオス」には極細針が採用されています[1]。

実際に服用した方からは「チクッとする程度だった」「思ったより痛くなかった」という声が多い一方、打ち方や注射部位の選び方によっては痛みを強く感じるケースもあります。

さらに、注射の痛みとは別に、腹痛や胃痛、筋肉痛といった副作用に悩む方も少なくありません。

この記事では、マンジャロに関わる「痛み」を注射時の痛みと副作用の痛みに分けて整理し、それぞれの原因と具体的な軽減方法を医師の視点でわかりやすく解説します。

痛みへの不安を解消して安心して治療を続けるために、ぜひ最後まで目を通してみてください。

マンジャロの注射は実際どのくらい痛い?

マンジャロの痛みが気になる方にとって、まず知っておきたいのは「注射器そのものがどのように設計されているか」という点です。

針の太さや注射器の仕組みを理解するだけでも、漠然とした不安はかなり軽くなるでしょう。

マンジャロの針の太さと設計上の痛み対策

マンジャロに使用されるペン型注入器「アテオス」には、医療用の中でもとくに細い極細針が採用されています[2]。

一般的な採血で使われる針は21〜23G(ゲージ)であるのに対し、マンジャロの針は29〜31Gです[1]。

ゲージの数値は大きいほど針が細いことを示しており、マンジャロの針は採血針よりもはるかに細く設計されています。

アテオスには針があらかじめ内蔵されているため、注射器の外側から針が見えないカバー構造になっている点も特徴です[2]。

空打ち(エア抜き)や針の付け替えといった操作は不要で、皮膚に押し当ててボタンを押すだけで約10秒で注入が完了します[2]。

注射に慣れていない方でも扱いやすく、痛みを最小限に抑えられる仕組みになっているといえるでしょう。

体験者に多い声と痛みの個人差

マンジャロを実際に服用した方の多くは「チクッとした程度だった」「蚊に刺されたくらいの感覚」と感じています。

極細針による注射であるため、採血やインフルエンザの予防接種と比べると痛みの強さは明らかに小さいといえるでしょう。

ただし、痛みの感じ方には個人差があります。

注射そのものに慣れていない方や、痛みに敏感な体質の方の中には「思ったより痛かった」と感じるケースも報告されています。

緊張によって体に力が入ると皮膚や筋肉が硬くなり、針が通過するときの抵抗が増すため痛みを強く感じやすくなります。

設計上の痛みは極めて小さいものの、打ち方やそのときの体の状態によって感じ方が変わるお薬です。

注射が痛いと感じる4つの原因

マンジャロの注射で痛みを感じる場合、その原因は一つではありません。

痛みが生じる仕組みを正しく理解しておけば、次章で紹介する軽減策を効果的に取り入れることができます。

原因1|針が皮膚を通過する瞬間の刺激

皮膚の表面には「痛点」と呼ばれる痛覚の受容器が無数に存在しており、針が通過する際にこの痛点が刺激されることでチクッとした感覚が生じます。

これは極細針であっても完全には避けられない、注射に共通する自然な反応です。

初めて自己注射を行う方は、注射への緊張から無意識に体へ力が入ってしまいがちです。

筋肉が硬直した状態では針が通過するときの抵抗が大きくなり、リラックスしているときと比べて痛みを強く感じやすくなります。

原因2|冷たい薬液と体温の温度差

マンジャロは品質を保つために冷蔵庫(2〜8℃)で保管する必要があります[1]。

冷蔵庫から出した直後の薬液をそのまま注射すると、約36℃の体温との温度差が刺激となり注入時に痛みを感じることがあります。

冷たい液体が皮下組織に入ると、温度変化を感知する神経が反応して痛みとして認識される場合があるためです。

この原因は「薬液の温度管理」の問題であるため、事前の準備だけで十分に対処できます。

原因3|注射部位の皮下脂肪の厚みと神経分布

マンジャロの注射が推奨されている部位は腹部・太もも・上腕部の3か所ですが、それぞれ皮下脂肪の厚みや神経の分布が異なります[1]。

脂肪層が薄い部位に注射すると、針が筋膜に近い深さまで到達しやすくなり、痛みを強く感じる傾向があります。

また、治療が進んで体重が減少してくると、以前は脂肪が十分にあったお腹でも脂肪層が薄くなり、同じ打ち方でも痛みが増すケースが見られます。

おへそ周囲5cm以内は繊維組織が多く薬液の吸収も不安定になるため、避けるよう添付文書で指示されています[1]。

原因4|同じ部位への反復注射による皮膚硬化(硬結)

毎回同じ場所に注射を打ち続けると、皮下組織が硬くなる「硬結(こうけつ)」と呼ばれる状態が起こることがあります[2]。

硬結が生じた組織では薬液がスムーズに広がらず、針も刺さりにくくなるため、注射のたびに痛みが増していく原因になります。

加えて、硬結した部位では薬液の吸収が不安定になるリスクもあり、治療効果にも影響を及ぼしかねません。

しこりや内出血が繰り返し起こる場合は、注射部位のローテーションが不十分である可能性が高いでしょう。

注射の痛みを軽減する6つのコツ

痛みの原因を踏まえたうえで、自分ですぐに実践できる軽減策を6つ紹介します。

どれも特別な道具は不要で、打ち方の工夫や事前準備で対処できるものばかりです。

コツ1|薬液を常温に戻してから打つ

冷蔵庫から出したばかりの冷たい薬液は、注入時の温度差によって痛みを増す原因になります。

注射の20〜30分前にマンジャロを冷蔵庫から取り出し、室温で自然に温度を戻しておきましょう[2]。

このとき、手で握って温めたりお湯につけたりする方法は、薬液の品質を損なうおそれがあるため行ってはいけません[2]。

あくまでも直射日光の当たらない室温環境で自然に戻すのが原則です。

たったこれだけの準備で、注入時の冷刺激による痛みは大幅に軽減されます。

コツ2|アルコール消毒を完全に乾かしてから打つ

注射部位をアルコール綿で消毒した後、液が乾かないうちに針を刺すと、しみるような強い痛みを感じることがあります。

アルコールが針の通り道に残った状態で皮膚を貫通すると、消毒液が皮下組織に触れて刺激痛を生じるためです。

消毒後は30秒〜1分ほど待ち、アルコールが完全に揮発してから注射を行うようにしてください[2]。

急いでいる場合でも、清潔なガーゼで軽く押さえる程度にとどめ、擦らないよう注意が必要です。

コツ3|脂肪が多くやわらかい部位を選ぶ

マンジャロは皮下脂肪に注入するお薬であるため、脂肪層が厚くやわらかい部位ほど痛みを感じにくくなります[1]。

もっとも推奨されるのはお腹(おへそ周囲5cmを除く左右の腹部)で、初めて自己注射を行う方にとくに適しています[2]。

太ももを選ぶ場合は、前面から外側にかけての範囲が脂肪層が比較的厚く、痛みを抑えやすい傾向があります。

治療が進んで体重が減少し、お腹の脂肪が薄くなってきたと感じたら、より脂肪が残っている太ももに切り替えるといった柔軟な対応も有効です。

上腕部(二の腕の外側)も注射可能ですが、自分一人では打ちにくいため家族などの補助がある場合に限って選択するとよいでしょう[1]。

コツ4|注入器を皮膚に垂直にしっかり押し当てる

アテオスは皮膚に対して垂直(90度)にまっすぐ押し当てる設計になっています[2]。

注射への恐怖心から角度が斜めになってしまうと、針が皮下脂肪層にうまく到達せず痛みが増すことがあります。

また、痛みを恐れて途中で力を緩めると、針が中途半端な深さで止まり、かえって強い痛みの原因になりかねません。

1回目のカチッという音(注入開始)から2回目のカチッ(注入完了)まで、約10秒間しっかりと皮膚に押し当て続けることが大切です[2]。

「ためらわず一気に」を意識するだけで、痛みの感じ方は大きく変わります。

コツ5|注射部位を毎回ローテーションする

同じ場所に繰り返し注射すると硬結(しこり)や内出血の原因になるため、注射部位は毎回ずらす必要があります[1]。

目安として、前回の注射箇所から2〜3cm以上離れた位置を選びましょう[2]。

具体的なローテーションの例としては、右お腹→左お腹→右太もも→左太ももと週ごとに切り替えていく方法が実践しやすくおすすめです。

部位の記録をスマートフォンのメモやカレンダーに残しておくと、どこに打ったかを忘れにくくなります。

ローテーションを習慣化することは硬結の予防だけでなく、長期的な痛みの軽減にもつながる重要なポイントです。

コツ6|リラックスして深呼吸してから打つ

注射への緊張で体に力が入ると、皮膚や筋肉が硬くなり、針が通過するときの抵抗が増して痛みを強く感じやすくなります。

注射の直前にゆっくりと深呼吸を数回行い、肩の力を抜いてから打つだけでも痛みの感じ方は変わるでしょう。

息を吐くタイミングに合わせて注入器を押し当てると、体が自然にリラックスした状態で注射を行いやすくなります。

回数を重ねるうちに手順に慣れ、緊張そのものが和らいでくる方がほとんどです。

最初の数回は鏡の前で手順を確認しながらゆっくり行うと、安心感を持って取り組めるでしょう。

注射部位に赤み・腫れ・しこりが出た場合の対処法

注射後に注射部位そのものにトラブルが起こるケースもあります。

多くは一時的な反応ですが、放置してよいものと早めに受診すべきものを区別しておくことが重要です。

注射部位反応の種類と一般的な経過

マンジャロを注射した後に見られる代表的な症状として、赤み、腫れ、かゆみ、痛み、内出血、しこり(硬結)があります[1]。

これらは注射針による物理的な刺激や、薬液に対する局所的な免疫反応として起こる自然な反応です。

多くの場合、症状は注射後数時間から数日で自然に消退し、治療を中断するほどの重症に至ることは少ないとされています。

治療を始めたばかりの時期は体が薬液に慣れていないため反応が出やすい傾向がありますが、回数を重ねるにつれて軽減していくケースがほとんどです。

注射後にやってはいけないこと

注射した部位を強く揉んでしまうと、皮下で内出血が広がる原因になります。

注射後に軽い出血がある場合は、清潔なガーゼで軽く押さえる程度にとどめてください[2]。

また、使用済みの注入器は針が自動で格納される設計ですが、灰色キャップを再び装着する「リキャップ」は針刺し事故のリスクがあるため絶対に行ってはいけません[2]。

注射部位に違和感があっても自己判断で中止や追加注射はせず、まずは医師に相談しましょう。

医師に相談すべき症状のサイン

以下のような症状が見られた場合は、速やかに医療機関を受診してください。

赤みや腫れが注射部位を超えて広がっている場合や、注射した場所が熱を持っている場合は、感染症の可能性が考えられます[1]。

じんましんが全身に広がる、呼吸がしにくくなる、顔や喉に腫れが出るといった症状は、重度のアレルギー反応(アナフィラキシー)が疑われる緊急性の高いサインです[1]。

しこりが長期間消えない場合も、医師に打ち方や注射部位の見直しを相談することをおすすめします。

注射以外の痛み|腹痛・胃痛・筋肉痛の原因と対処法

「マンジャロ 痛い」と検索する方の中には、注射そのものの痛みではなく、投与後に起こる腹痛・胃痛・筋肉痛に悩んでいる方も多くいらっしゃいます。

ここでは副作用としての痛みの原因と、日常生活の中で取り入れられる対処法を解説します。

腹痛・胃痛が起こる理由と発現時期

マンジャロの有効成分であるチルゼパチドには、胃腸の動きを緩やかにして胃の内容物の排出を遅らせる作用があります[1]。

この作用が食欲抑制や血糖コントロールに寄与する一方で、胃もたれ・腹痛・吐き気といった消化器症状を引き起こす場合があります。

研究データにおいても、消化器症状はマンジャロの副作用として最も報告頻度が高い項目です[1]。

こうした消化器症状はとくに投与を開始した直後や、用量を増やしたタイミングでピークを迎えやすく、2〜4週間程度で体が薬に慣れてくると徐々に軽減していく傾向があります[1]。

症状の強さや持続期間には個人差があるため、つらい場合は無理をせず医師に相談することが大切です。

腹痛・胃痛を和らげる食事と生活の工夫

消化器症状を軽減するためにまず意識したいのは、1回の食事量を減らして食事回数を分けることです。

マンジャロの作用で胃の動きがゆっくりになっている状態で大量に食べると、胃もたれや腹痛が悪化しやすくなります。

脂っこい料理を控え、おかゆ、うどん、白身魚、バナナなど消化に負担のかからない食品を中心に選ぶとよいでしょう。

満腹を感じたら無理に食べ続けず、残す判断をすることも問題ありません。

また、水分が不足すると便秘の原因にもなるため、こまめな水分補給を心がけてください。

投与の当日と翌日はとくに症状が出やすいタイミングであるため、食べ過ぎない日として意識しておくと安心です。

筋肉痛・関節痛が出る理由と対処法

マンジャロの服用中に、注射部位やその周辺、あるいは全身に筋肉痛のような痛みや関節の違和感を覚える方もいます。

原因の一つは、注射針が皮下組織を貫通する際に生じる物理的な刺激と、それに伴う局所的な炎症反応です。

もう一つの原因として、食欲抑制効果によって食事量が減り、水分やカリウム・マグネシウムなどのミネラルが不足しやすくなることが挙げられます。

ミネラル不足は筋肉のこわばりやこむら返りを起こしやすくし、それが全身の筋肉痛として感じられる場合があります。

対処法としては、軽いマッサージや温めで血流を促すことに加え、意識的に水分とミネラルを補給することが有効です。

多くの場合、筋肉痛は注射当日から翌日にかけて現れ、数日以内に自然と収まっていきます。

激しい腹痛が出たら注意すべき重篤な副作用

頻度は非常に低いものの、マンジャロの服用中に以下のような重篤な症状が報告されています[1]。

急性膵炎は、上腹部に持続的な激しい痛みが生じ、背中にまで響くような痛みや嘔吐を伴います。

発症頻度は0.1%未満と極めてまれですが、疑われる症状があった場合は直ちにマンジャロの服用を中止し、医療機関を受診してください[1]。

胆嚢炎・胆石症は、急激な体重減少に伴って胆嚢に負担がかかることで発症リスクが高まるとされています。

右上腹部の激しい痛みと発熱が特徴的な症状です。

高度の便秘に腹部膨満感・持続的な腹痛・嘔吐を伴う場合は腸閉塞の可能性があり、速やかに医療機関を受診することが最優先です[1]。

痛みがつらいときに治療をやめてもよい?

注射の痛みや消化器症状がつらいと、治療の継続をためらう気持ちが生まれるのは自然なことです。

しかし、自己判断で中止するとかえってリスクが高まる場合があるため、慎重な判断が求められます。

自己判断での中止が推奨されない理由

マンジャロの服用を突然中止すると、それまで抑えられていた食欲が戻り、体重が増加に転じるリバウンドが起こりやすくなります[3]。

食欲抑制効果が失われることで、減量期間中に身についた食習慣が崩れてしまう方も少なくありません。

また、注射時の痛みは打ち方の工夫や慣れによって改善する可能性が高く、最初の数回がピークである方がほとんどです。

消化器症状についても、多くの場合は体が薬に慣れるにつれて数週間で軽減していく傾向があるため、つらい時期を乗り越えると治療の継続がぐっと楽になるケースが多いでしょう。

治療の中止や変更を検討する場合は、必ず医師と相談したうえで方針を決めるようにしてください。

痛みが続く場合は医師に相談を

注射の痛みが改善しない場合、医師に相談すると打ち方や部位選びの再指導を受けることができます。

増量のペースを遅くする、投与間隔を見直すといった用量調整も、医師の判断のもとで対応できる場合があります。

どうしても注射への抵抗が強い場合には、経口薬であるリベルサス(セマグルチド)など、注射以外の選択肢への切り替えを医師に相談してみるのも一つの方法です。

痛みを我慢し続けて治療継続がストレスになるよりも、医師と一緒に自分に合った方法を見つけるほうが長期的な治療効果につながるでしょう。

マンジャロの痛みに関するよくある質問

Q1. マンジャロとオゼンピックはどちらが痛いですか?

マンジャロもオゼンピックもどちらも週1回の注射であり、使用される針はいずれも極細針です。

マンジャロのアテオスは薬液と針があらかじめ一体化した使い切りタイプで、空打ちや針の付け替えが不要です[2]。

操作ミスによる痛みのリスクはマンジャロのほうが低いと考えられますが、痛みそのものに大きな差があるわけではありません。

Q2. 増量すると痛みも強くなりますか?

用量が増えても注射器の針の太さや長さは変わらないため、針を刺す瞬間の痛みが用量に比例して強くなることは基本的にありません[1]。

ただし、薬液の量がわずかに増えるため、注入時間が若干長くなり圧迫感を感じやすくなる方はいらっしゃいます。

増量時には消化器系の副作用(腹痛・吐き気など)が一時的に強まる傾向があるため、「痛み全般が増した」と感じるケースはあるでしょう[1]。

Q3. 注射部位を保冷剤で冷やしてから打ってもよいですか?

注射の直前に保冷剤や氷で注射部位を数秒〜十数秒ほど冷やすと、皮膚表面の感覚が一時的に鈍くなり、チクッとした痛みを軽減できる可能性があります。

ただし、長時間冷やしすぎると皮膚が硬くなって逆効果になる場合もあるため、冷やす時間は10〜15秒程度を目安にしてください。

薬液は必ず冷蔵庫から20〜30分前に出して室温に戻してから服用するようにしましょう[2]。

Q4. 副作用の腹痛はいつまで続きますか?

消化器症状は投与を開始した直後や、用量を増やした直後の2〜4週間をピークとして、その後は体が薬に慣れるに従い軽減していく傾向があります[1]。

ただし、症状の強さや期間には個人差が大きく、数日で収まる方もいれば4週間以上続く方もいらっしゃいます。

腹痛が長期にわたって改善しない場合は自己判断で中止せず、担当医に症状を伝えて対応を相談してください。

Q5. 注射が怖くてどうしても打てない場合はどうすればよいですか?

自己注射にどうしても抵抗がある場合は、まず医療機関で看護師や医師から直接指導を受けながら注射を行う方法があります。

最初の数回を対面で練習し、手順に慣れてから自宅での自己注射に移行するステップを踏むことで、不安を段階的に減らすことができるでしょう。

それでも注射が難しいと感じる場合は、内服で投与できるGLP-1受容体作動薬(リベルサスなど)への切り替えを医師に相談してみてください。

マンジャロの痛み・副作用まとめ

マンジャロの注入器「アテオス」には極細針が採用されており、多くの方が「チクッとする程度」の痛みで注射を行えています。

注射の痛みが強くなる主な原因は、冷たいままの薬液・注射部位の選び方・同じ場所への反復注射・緊張による体の硬直の4つです。

薬液を常温に戻す、アルコール消毒を乾かす、脂肪が厚い部位を選ぶ、垂直に押し当てる、ローテーションする、深呼吸するという6つのコツで痛みは十分に軽減できます。

注射部位の赤みや腫れは多くの場合数日以内に消退しますが、広範囲に広がる場合や熱を持つ場合は早めに医師へ相談してください。

腹痛・胃痛・筋肉痛などの副作用は投与開始〜増量時の2〜4週間にピークを迎え、体が慣れるとともに軽減していく傾向があります。

痛みがつらいからと自己判断で治療を中止するとリバウンドのリスクがあるため、必ず医師に相談のうえ対応を決めることが大切です。

打ち方の見直しや用量調整、場合によっては内服薬への切り替えなど、医師と一緒に自分に合った方法を見つけて治療を続けていきましょう。

参考文献

[1] PMDA マンジャロ皮下注アテオス 添付文書
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/ResultDataSetPDF/170050_2499015G1020_1_06

[2] 日本イーライリリー「マンジャロの使い方」
https://jp.lilly.com/diabetes_consumer/usage-mounjaro

[3] 厚生労働省「GLP-1受容体作動薬及びGIP/GLP-1受容体作動薬の適正使用について」
https://www.mhlw.go.jp/content/001180425.pdf

※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としたものであり、医療アドバイスではありません。
お薬の服用に関しては必ず医師にご相談ください。
※効果・効能・副作用の現れ方は個人差がございます。
※医師の判断によりお薬を処方できない場合があります。