「朝起きたら喉が痛い……でも熱はないし、これってコロナなの?」と迷っていませんか。
熱がなく喉の痛みだけがある場合、ただの風邪や空気の乾燥を思い浮かべる方が多いかもしれません。
ところが、今のコロナは喉の痛みから始まることが多く、熱が出ないまま経過する方もいるため、熱がないことだけでコロナを否定することはできません。
一方で、喉の痛みは風邪や溶連菌、空気の乾燥、胃酸の逆流など、コロナ以外の原因でも起こります。
この記事では、喉が痛いのに熱がないときに考えられるコロナの可能性とそれ以外の原因、見分けるポイント、自宅でできる対処法、すぐに受診したほうがよい喉の痛みまでをわかりやすく整理しました。
「今の喉の痛みにどう向き合えばいいのか」を判断する手がかりとして、ぜひ参考にしてください。
喉が痛いのに熱がないときもコロナの可能性はある
喉が痛くて熱がない場合でも、あなたがコロナに感染している可能性はあります。
今流行しているオミクロン系統のコロナでは、喉の痛みが最初の症状になることが多く、熱が出ない人もいることがわかっているためです[1][2]。
熱がないと「風邪のひき始めかな」「乾燥のせいかも」と考え、普段どおり仕事や学校に行く方もいるでしょう。
ただ、コロナは症状が出る少し前から周りの人にうつす可能性があり、熱がなくても家族や職場の人に広げてしまうことがあります。
喉の痛みだけでコロナかどうかを決めることはできず、ほかの症状や周りの感染状況もあわせて考える必要があります。
熱がなくても喉の痛みが急に出てきたときは、コロナの可能性も頭に入れて、マスクをつけて人との距離をとっておくと安心です。
コロナは喉の痛みから始まることが多い
コロナにかかったとき、最初にあらわれやすいのが喉の痛みです。
厚生労働省の診療の手引きでは、オミクロン流行期のコロナでは喉の痛みが最初の症状になることが多く、そのあとに発熱やだるさ、鼻水、咳などがみられるとされているためです[1]。
痛みの強さには幅があり、喉がイガイガする程度の方もいれば、つばを飲み込むのもつらいほど痛む方もいます。
診療の手引きでは、飲み込みにくさを訴える人もいるとされています[1]。
前の晩までは何ともなかったのに、朝起きたら急に喉がヒリヒリして、声もかすれているという始まり方もあるでしょう。
喉の痛みのあとに、数時間から1日ほど遅れて熱が上がってくることもあります。
喉の痛みに気づいた日から体温や症状の変化をメモしておくと、熱が出てきたときにも検査や受診のタイミングを判断しやすくなります。
熱が出ないまま喉の痛みだけが続くケースもある
コロナに感染しても、熱が出ないまま喉の痛みだけが続くケースがあります。
沖縄県がオミクロン株の流行初期に診断された50人を調べたところ、37.5℃以上の熱が出た人は72%で、約3割の人には37.5℃以上の熱が出ていなかったためです[2]。
同じ調査では、喉の痛みが44%、咳が58%、だるさが50%の人にみられており、熱がなくてもほかの症状が出ることがわかります[2]。
この調査は2022年1月に行われた少人数のもので、今の流行株でも同じ割合になるとは限りません。
熱がないと体は比較的動けるため、「喉が痛いだけだから」と人に会ったり出かけたりしやすいですよね。
コロナは症状が出る2日ほど前から周りの人にうつす可能性があるとされており[3]、熱がないことは安心材料にはなりません。
熱がなくても喉の痛みが続くときは、家族や職場の人にうつさないよう気を配りながら、検査も考えておきましょう。
熱はないのに喉が痛いときに考えられるコロナ以外の原因
熱がなく喉が痛いときは、コロナのほかに、風邪などのウイルス、溶連菌などの細菌、空気の乾燥、胃酸の逆流といった原因も考えられます。
厚生労働省の手引きでは、喉の痛みが主な症状の「急性咽頭炎」の原因の大部分はウイルスとされている一方で、細菌による場合もあるとされているためです[4]。
喉の痛みは感染症だけでなく、乾燥した部屋で長時間過ごした、カラオケで声を出しすぎたといった生活の中のできごとでも起こります。
胃酸が喉まで上がってくることや、鼻水が喉に流れ落ちることが、喉の違和感や痛みにつながる場合もあります。
原因がいくつも考えられると、自分の喉の痛みがどれに当てはまるのか迷ってしまいますよね。
それぞれの原因の特徴を知っておくと、自宅で様子を見てよいのか、検査や受診が必要なのかを判断しやすくなります。
風邪などウイルスによる咽頭炎
熱がなく喉が痛いときに最も多いのは、風邪などのウイルスによる喉の炎症です。
厚生労働省の手引きでは、喉の痛みが主な症状の急性咽頭炎は、原因の大部分がウイルスであるとされているためです[4]。
同じ手引きでは、風邪は微熱やだるさ、喉の痛みから始まり、そのあとに鼻水や鼻づまり、咳や痰が続くのが典型的な流れとされています[4]。
症状は発症から3日目前後に最も強くなり、7〜10日間ほどで軽くなっていくとされています[4]。
喉のイガイガから始まって、2〜3日後に鼻水や咳が出てきたという流れは、風邪によくみられるパターンです。
ただし、コロナも喉の痛みから始まり鼻水や咳が続くことがあるため、この流れだけで風邪と言い切ることはできません。
ウイルスによる喉の炎症には抗菌薬は効かないため、喉をいたわりながら体を休め、周りの感染状況によっては検査も考えておくと安心です。
溶連菌などの細菌による咽頭炎や扁桃炎
喉の痛みの原因が、溶連菌(A群溶血性レンサ球菌)などの細菌であることもあります。
厚生労働省の手引きでは、抗菌薬による治療が必要な溶連菌による喉の炎症は、成人では全体の10%程度と報告されているためです[4]。
日本の研究では、20〜59歳の急性扁桃炎の患者さんのうち約30%から溶連菌が見つかったという報告もあります[4]。
溶連菌の場合は、喉の奥や扁桃が赤く腫れ、つばを飲み込むのもつらいほど強く痛むことがあります。
細菌による炎症は、ウイルスと違って抗菌薬で治療するため、医療機関での検査が欠かせません。
喉の痛みがとても強いと、「ただの風邪ではないかも」と不安になりますよね。
喉の奥が赤く腫れて強く痛むときや、熱がなくても痛みがどんどん強くなるときは、自己判断せずに医療機関で相談してみてください。
空気の乾燥や声の出しすぎ
感染症ではなく、空気の乾燥や声の出しすぎが原因で喉が痛くなることもあります。
喉の粘膜は乾燥や刺激に弱く、乾いた空気を長く吸ったり、大きな声を出し続けたりすると、粘膜が傷ついて炎症を起こしやすくなるためです。
暖房の効いた部屋で一晩過ごしたあとや、口を開けたまま寝てしまった翌朝に、喉がヒリヒリしていることがあります。
カラオケや会議、接客などで長時間話したあとに、声がかすれて喉が痛くなる方もいるでしょう。
こうした喉の痛みは、加湿や水分補給をして喉を休めると、1〜2日で楽になっていくことが多いです。
ただし、周りに感染症の人がいる場合や、喉の痛みに加えて鼻水や咳、だるさが出てきた場合は、乾燥だけが原因とは限りません。
部屋を加湿して喉を休めても痛みが続くときは、感染症の可能性も考えて検査や受診を検討しましょう。
胃酸の逆流や鼻水が喉に流れる後鼻漏
胃酸が喉まで上がってくることや、鼻水が喉に流れ落ちる「後鼻漏(こうびろう)」が、喉の違和感や痛みの原因になることもあります。
日本消化器病学会の患者向けガイドでは、胃酸などが食道に逆流する胃食道逆流症で、喉の違和感や慢性的な咳が続く人がいるとされているためです[5]。
胃食道逆流症では、胸やけや酸っぱいものが上がってくる感じとともに、朝起きたときに喉がヒリヒリすることもあります。
後鼻漏は、副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎などで鼻水が喉の奥に流れ、喉に何かがはりついたような感じや、咳払いが増える原因になります。
風邪のような急な痛みではなく、何週間も喉の違和感が続いていて、「いつもの喉の不調」に悩んでいる方もいるかもしれません。
こうした原因の場合は、胃の治療や鼻の治療をすることで喉の症状が楽になることがあります。
胸やけや鼻水を伴う喉の違和感が長く続くときは、内科や耳鼻咽喉科で相談してみると、原因に合った治療を受けられるでしょう。
喉の痛みがコロナかどうかを見分けるポイント
喉の痛みがコロナによるものかどうかは、痛みの強さや感じ方だけでは判断できないため、ほかの症状や周りの感染状況も手がかりにすることが大切です。
コロナも風邪も喉の痛みから始まることが多く、診療の手引きでも、コロナの症状だけでほかの感染症と区別するのは難しいとされているためです[1]。
喉の痛みに加えて、急に強いだるさが出てきた、家族や同僚が最近コロナと診断されたといった情報は、判断の大切な材料になります。
反対に、乾燥した部屋で過ごしたあとだけ喉が痛む、胸やけを伴う違和感が何週間も続いているといった場合は、感染症以外の原因も考えられます。
喉が痛いたびに「コロナかも」と心配するのは、気持ちの面でも疲れてしまいますよね。
見分けるポイントを知っておけば、必要以上に不安にならず、検査や受診が必要なときを見極めやすくなります。
喉の痛みだけで原因を見分けるのは難しい
喉の痛みの感じ方だけで、コロナなのか風邪なのか、それとも細菌によるものなのかを見分けるのは難しいのが実情です。
厚生労働省の手引きでは、喉の痛みが主な症状の急性咽頭炎の多くはウイルスによるものとされており[4]、コロナも同じように喉の痛みから始まることが多いためです[1]。
コロナの喉の痛みは強いといわれることもありますが、軽いイガイガで済む方もいれば、風邪でつばを飲み込むのもつらいほど痛む方もいます。
診療の手引きでも、コロナの症状はインフルエンザに似ていて、症状だけで区別するのは難しいとされています[1]。
インターネットで「コロナの喉の痛みの特徴」を調べて、自分の症状と比べて迷ってしまう方もいるでしょう。
痛み方の違いにこだわりすぎず、周りの状況や痛み以外の症状とあわせて考え、迷ったときは検査で確かめると判断しやすくなります。
周りの感染状況や喉以外の症状を確認する
喉の痛みがコロナかどうかを考えるときは、周りで感染した人がいるかどうかと、喉以外にどんな症状が出ているかを確認することが大切です。
コロナは症状が出る2日ほど前から周りの人にうつす可能性があるとされており[3]、身近な人から気づかないうちにうつっていることがあるためです。
家族や職場の人がコロナと診断された、数日前に大人数で食事をしたといった心当たりがあれば、熱がなくてもコロナの可能性は高くなります。
沖縄県の調査では、コロナにかかった人に咳やだるさ、鼻水・鼻づまり、頭痛などが喉の痛みと一緒にみられていました[2]。
喉の痛みのあとに強いだるさや頭痛が加わってきたときは、乾燥や声の出しすぎだけでは説明しにくい変化といえます。
心当たりを思い出そうとしても、どこでうつったのか見当がつかず、もどかしく感じることもありますよね。
喉の痛みが出た日と、その数日前に会った人や出かけた場所をメモしておくと、検査を受けるかどうかを判断しやすくなります。
喉が痛いけど熱がないときにまずすること
喉が痛くて熱がないときは、人との接触を控えて喉と体を休めながら、検査のタイミングを考えるのが基本です。
熱がなくても喉の痛みがコロナの始まりである可能性があり、発症直後はウイルスの排出量が多く周りにうつしやすい時期とされているためです[3]。
熱がないと普段どおり動けてしまうため、仕事を休むべきか、予定をキャンセルすべきか迷う方も多いでしょう。
まずはマスクを着けて人との距離をとり、喉に負担をかけない過ごし方を心がけることが大切です。
喉の痛みの原因がまだわからないうちは、どこまで用心すればいいのか判断に困ってしまいますよね。
「検査で確かめる」「喉をいたわる」「陽性なら外出を控える」の3つを順に押さえておけば、熱がないときも落ち着いて対処できます。
検査キットは喉の痛みが出てから半日〜1日たって使う
熱がなく喉が痛いときに検査キットを使うなら、喉の痛みに気づいてから半日〜1日ほど時間をおいて検査するのがおすすめです。
症状が出始めたばかりのころは、喉や鼻のウイルス量がまだ少なく、感染していても陰性になることがあるためです。
国内のデータでは、発症の前日に抗原検査で陽性となった人は約3割にとどまっていたことが示されています[6]。
朝に喉の痛みで目が覚めてすぐに検査して陰性だったとしても、翌日に調べ直すと陽性になるケースもあります。
検査キットは、国が承認した「体外診断用医薬品」または「第1類医薬品」と表示されたものを選び、説明書どおりに検体をとることが大切です。
熱がないうえに陰性が出ると、「やっぱりコロナではなかった」と安心したくなりますよね。
陰性でも喉の痛みが続いたり、ほかの症状が加わったりしたときは、時間をおいて再検査するか医療機関で相談してみてください。
加湿やうがいで喉をいたわり市販薬は成分を確認して使う
喉が痛いときは、部屋の加湿やこまめな水分補給、うがいで喉をいたわり、痛みが強いときは成分を確認したうえで市販薬を使う方法があります。
喉の粘膜は乾燥すると痛みが強くなりやすく、潤いを保つことで、原因がコロナでも風邪でも喉への負担を減らせるためです。
加湿器を使う、濡れたタオルを部屋に干す、寝るときにマスクをつけるといった工夫で、喉の乾燥を防ぎやすくなります。
温かいお茶やはちみつを溶かしたお湯を少しずつ飲むと、喉が潤って楽に感じる方もいます。
痛みが強いときは、アセトアミノフェンやイブプロフェンなどの解熱鎮痛薬、喉の炎症をおさえる成分を含むトローチやスプレーなどの市販薬を使う選択肢もあります。
東京都は、薬でアレルギーやぜんそくが起きたことがある方、ほかの薬を飲んでいる方、妊娠中の方、子どもに使う場合は、購入時に薬剤師に相談するよう案内しています[7]。
喉をいたわる工夫と市販薬を上手に組み合わせながら、無理をせずに体を休めておきましょう。
陽性だったときは熱がなくても外出を控える
検査で陽性とわかったときは、熱がなく喉の痛みだけでも、喉の痛みが出た日を0日目として翌日から5日間は外出を控えるのが目安です。
厚生労働省は、発症翌日から5日間は外出を控えることを推奨しており、無症状の場合は検体を採取した日を0日目として数えるとしているためです[8]。
月曜日に喉が痛くなり、水曜日に陽性とわかった場合は、喉の痛みが出た月曜日を0日目として、火曜日から土曜日までが外出を控える目安になります。
5日目になっても喉の痛みや咳が続く場合は、症状が軽くなってから24時間たつまで、外出を控えることがすすめられています[8]。
発症から10日間はウイルスを出している可能性があるため、不織布マスクを着け、高齢の方など重症化しやすい方との接触は控えるよう呼びかけられています[8]。
熱がないと体は動けるため、仕事を何日も休むことに後ろめたさを感じる方もいるでしょう。
この目安をもとに職場や学校と相談し、在宅勤務なども活用しながら、周りにうつさない過ごし方を選んでいきましょう。
熱がなくてもすぐに受診したほうがよい喉の痛み
熱がなくても、唾が飲み込めないほどの痛みや、口が開けにくい、息がしにくいといった症状があるときは、すぐに医療機関を受診してください。
厚生労働省の手引きでは、喉の痛みが主な症状の急性咽頭炎で注意すべき危険なサインとして、人生で最悪の喉の痛み、口が開けにくい、唾を飲み込めないといった症状があげられているためです[4]。
こうした症状は、喉の奥に膿がたまる病気や、空気の通り道がふさがるおそれのある病気が隠れているサインのことがあります。
熱がないと「急いで受診するほどではない」と考えてしまい、受診が遅れやすい点に注意が必要です。
喉の痛みが日ごとに強くなっていくと、このまま様子を見ていいのか不安になりますよね。
危険なサインを知っておけば、自宅で様子を見てよい喉の痛みと、すぐに受診すべき喉の痛みを見分けやすくなります。
唾が飲み込めないほどの痛みや口が開けにくいときは早めに受診を
熱がなくても、唾が飲み込めないほど喉が痛い、口が開けにくいといった症状があるときは、早めに耳鼻咽喉科などの医療機関を受診しましょう。
厚生労働省の手引きでは、急性咽頭炎で注意すべき危険なサインとして、次のような症状があげられているためです[4]。
- これまでに経験したことがないほど喉が痛い
- 口が開けにくい
- 唾が飲み込めず、よだれが垂れてしまう
- 前かがみになり両手をついた姿勢でないと息がしにくい
- 息を吸うときにヒューヒュー、ゼーゼーと音がする
痛みが片側の喉に強く出て、日ごとに悪化していくような場合も、喉の奥で炎症が広がっているおそれがあります。
夜中にこうした症状が出ると、朝まで待つべきか迷ってしまいますよね。
息がしにくい、声がこもって出にくいなど急を要する場合は、ためらわずに救急外来の受診や119番への連絡を考えてください。
喉の痛みが長引くときや息苦しさがあるときも相談を
熱がなくても、喉の痛みが1週間以上続くときや、息苦しさが出てきたときは、医療機関に相談しましょう。
厚生労働省の手引きでは、風邪の症状は3日目前後をピークに7〜10日間で軽くなっていくとされており[4]、それより長く続く喉の痛みはほかの原因が隠れている可能性があるためです。
コロナの場合も、息苦しさや唇の色の変化などは、自宅療養中に注意したい「緊急性の高い症状」とされています[9]。
熱がないまま喉の痛みが2週間近く続いている、声のかすれが治らない、胸やけを伴う喉の違和感が続くといった場合は、耳鼻咽喉科や内科で相談してみてください。
高齢の方や持病がある方、妊娠中の方は、コロナで重症化しやすいとされているため[1]、喉の痛みだけでも早めにかかりつけ医に相談しておくと安心です。
「熱もないし、そのうち治るだろう」と思っているうちに、受診のタイミングを逃してしまうこともあるでしょう。
いつもの喉の痛みと違うと感じたら、我慢を続けずに医療機関を頼ることが、早く楽になるための近道です。
熱のない喉の痛みとコロナについてのまとめ
喉が痛くて熱がない場合でも、コロナの可能性はあり、熱がないことだけでコロナではないと判断することはできません。
今のコロナは喉の痛みから始まることが多く、オミクロン株の流行初期の調査では約3割の人に37.5℃以上の熱が出ていなかったためです。
一方で、熱のない喉の痛みは、風邪などのウイルス、溶連菌などの細菌、空気の乾燥、胃酸の逆流や後鼻漏などでも起こります。
周りの感染状況や喉以外の症状を手がかりにしながら、喉の痛みが出てから半日〜1日たって検査キットで確かめると、判断しやすくなります。
陽性だった場合は、熱がなくても喉の痛みが出た日の翌日から5日間は外出を控えるのが目安です。
唾が飲み込めないほどの痛みや口が開けにくい、息がしにくいといった症状があるときは、熱がなくてもすぐに受診することが大切です。
喉が痛いだけなのに、「コロナかも」と考え始めると不安が大きくなってしまいますよね。
喉の痛みの原因と受診の目安を知っておけば、必要以上に心配せずに、自分と周りの人を守る行動を選べるでしょう。
参考文献
[1] 厚生労働省「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き 第10.1版」(2024年4月)
https://www.mhlw.go.jp/content/001248424.pdf
[2] 沖縄県新型コロナウイルス感染症対策本部・医療コーディネーター「沖縄県における流行状況と求めたい施策」(新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード提出資料、2022年1月)
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000877245.pdf
[3] 京都府「感染症法上の位置づけ変更後の療養に関するQ&A」
https://www.pref.kyoto.jp/shisetsucluster/documents/5-15.pdf
[4] 厚生労働省 健康・生活衛生局 感染症対策部 感染症対策課「抗微生物薬適正使用の手引き 第四版 医科・外来編」
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001630903.pdf
[5] 日本消化器病学会「患者さんとご家族のための胃食道逆流症(GERD)ガイド2023」
https://www.jsge.or.jp/committees/guideline/disease/pdf/gerd_2023.pdf
[6] 厚生労働省「オミクロン株感染における感染、発病、感染性のある期間等に関する文献資料」
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000970030.pdf
[7] 東京都保健医療局「感染に備えて準備をしておきましょう」
https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/kansen/info/corona/corona_portal/shien/ryouyounisonaete
[8] 鳥取県「新型コロナウイルス感染症に感染した場合の考え方(推奨される療養期間)」
https://www.pref.tottori.lg.jp/cc/
[9] 厚生労働省「新型コロナウイルス感染症の軽症者等に係る宿泊療養・自宅療養における健康観察における留意点について」(緊急性の高い症状)
https://www.mhlw.go.jp/content/000625758.pdf
最終閲覧日:2026年10月14日
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